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スリランカサファリ体験[2003年02月02日]

スリランカといえばまず思い出されるのが紅茶、それに世界遺産の仏教遺跡でしょうか?イメージはインドと似ているのでは・・というのが個人的な意見で、みんな毎日カレーを食べているのかなぁと思っておりました。案の定行きのスリランカ航空ではカレーが出ているし、これは毎日毎食カレーが続くかなとちょっと不安な気持ちで旅がスタートしました。(実は出発前に体調を壊して胃炎だった為。)

 

やっと到着
モルジブのマーレ経由だったのでかなり遅く(深夜0時をまわったぐらい)にコロンボ空港に到着するとスサンタサンという今回の旅のガイドをしてくれるおじさんがすぐに私を見つけてくれました。とりあえずひと安心。初めての国はガイドさんによってかなりその国の印象を左右されることがあるのでベテランの方だとそれだけで安心してしまいます。真っ暗な道をかなりのスピード1泊目のニゴンボへ向かいました。このニゴンボというのはコロンボの空港から20~30分ぐらいのところにあり、実はコロンボ市内よりもニゴンボの方が近いのでよくツアーの1泊目はこの都市を利用します。コロンボ空港といっても、日本でいえば成田が新東京国際空港と言われるように実はコロンボ市内からコロンボ空港は離れており、長いフライトのあとで、またコロンボまで移動となるとしんどいし、次の日も移動も楽なのでビーチにあるニゴンボに私も到着いたしました。とにかくホテルへついて到着の安心からかその日はすぐに寝てしまいました。

朝になって
ブルーオーシャニックホテル朝目覚めてびっくり!!夜は気づかなかったのですがなににびっくりしたのかといえば、まず部屋のセンスのよさでした。私が泊まったのはブルーオーシャニックというホテルで、部屋の目の前にはビーチが広がっており、(注:部屋の向きによって異なるようですが)正直他のアジアのスタンダードホテルと比べると申しわけないくらい洒落たつくりの部屋でした。あと、これは注意しなくてはと思ったことですが、部屋に香取線香があったのですが気づかず、さらに到着後ばたんキューで寝てしまったせいか、布団もかけずにいたため5ヶ所ぐらい初日から蚊にたくさん刺されてしました。やはり、暑い国には虫除けスプレーはかかせません。反省、反省。

本格的に旅スタート
野菜屋(スリランカ)時間がなかったので、ホテルのプライベートビーチで泳ぐこともできず、深夜到着して朝出発するにはもったいない場所でしたもう1泊したいーという気持ちを押さえて、北のアヌダラプーラへと向かいました。これから1週間スリランカ1週の旅が本格的にスタートです。
車で飛ばすこと約4時間途中路上でガイドさんと大好きなマンゴー買い食いをしつつ(個人の庭の横でとれたてのフルーツや野菜を売っている)、海岸線沿いをずっと進んで北の観光拠点に昼頃到着。紀元前から栄えた古都であるアヌダラプーラにはとても半日では周りきれないほどの遺跡があります。全部まわるにはアヌダラプーラだけでもちゃんと見るには半年かかるよとガイドさんに言われてまたびっくり。残念ながら駆け足でまわるしかなかったのですが、仏教の聖地であるスリーマハー菩提樹では世界各地から熱心な信者が訪れており、修学旅行?のようなスリランカの学生さんや、軍人さん、ご年配のスリランカ人も沢山訪れていました。ガイドさんの話によるとスリランカの人々もけっこう国内の旅行をするとのことです。意外でした、どちらかというと生活するのにもお金がかかるので観光産業は国内の中での需要はまだなのかなと個人的には思っていたので、まだまだ海外旅行には行かないようですが、中でも国内の旅行で人気があるのが東海岸のトリンコマリーが一番のおすすめだそうです。弊社のスタッフは機会があって訪れたようですが、スリランカの人いわくモルジブよりずーっと綺麗な海だよといわれました。現在外務省の危険度の関係上ツアーでは訪れることはできないのですが、リゾート開発は現在進行中で、新しいリゾートホテルが東海岸に沢山建設中とのことでした。近い将来日本でも美しいビーチのある東海岸のツアーも催行できるようになるのを期待してしまいます。ああ~行ってみたい。
他にも、さすが最古の古都であるだけあってアヌダラプーラには数えきれないほどの
遺跡がありました。歩きながらよくまわりをみわたすと、そこらじゅうに地面が盛り上がっているところがあってそこはすべてまだ発掘していない遺跡が眠っているそうです。これからそれこそ何百年もかけて発掘は続いていくとのことでした。ゆっくりだけれども歴史の紐解きが行われていて、遥か昔の人と同じ場所で形は変わってしまっても、同じ物を見ることができることは、なんだか時代をタイムスリップしてしまったような気持ちにさせてくれました。

食事が・・

2日目を終えて気付いたことがあります。そういえば心配していた食事の事ですが、毎食カレーだけということがないのです。日本で売っているガイドブックをみるととにかく食べ物の欄にはカレーカレーと書いてあるのですが、ホテルでもレストランでも洋食がメインで場所ごとにメニューもかなり異なりよく外国に行ったときにありがちななにを食べても同じに感じるということがありませんでした。スパゲッティがあったり、場所によっては天ぷらがあったりと食事のバリエーションはかなり広いものでした。(もちろんカレーも置いてありますが)日本で日本料理の料理人だった経験を持つスサンタさんの話ですと、
スリランカは昔から欧米のお客様が多いことと、やはり長くヨーロッパの植民地が続いていたこともあっていろんな食事が楽しめるそうです。なんで日本人はみんなカレーばっかりなんですか?と最初聞くのでしょうか?と逆に質問されてしまいました。やはり先入観だけで判断してはいけないなとつくづく痛感です。

滑るぞ危険!!
3日目あいにくの雨の中シギリアロックへとむかいました。ぜったいシギリアロックを見たらなんで?こんなに大きな岩が?と絶対思うでしょう。それぐらい写真で想像していたより遥かに大きな岩でした。う~ん自然の力はすごい。かつては王様が頂上に住んでいたこともあるのですが正直不便ですね(笑)頂上へは細い階段を一列になって登って行きます運動不足の私には山登りの感覚でちょっと辛かった、そして雨の影響で鉄の階段がつるつる滑って階段をちょっとすべり落ちてしまいました。ああ怖かった。あやうく将棋倒しをおこすところでした。でも登らないなんてもったいない。多少息があがろうと、滑ろうと、(十分注意して登って下さい)せっかくきたら絶対上まで登るべきです。どんな気持ちで王様はシギリアロックの頂上から下を眺めていたのでしょうか?そんな風に感じずにはいられない場所でした。
 
遺跡もいいけど
ダンブラの石窟寺院入口スリランカの魅力はもちろん遺跡を見ること、そして歴史に触れることにもあると思いますが、忘れてはいけないのがその自然にあります。今回の旅の最中にも移動の途中の道でいきなりサルやイノブタ、象、さまざまな鳥達などに出会いました。だから移動中も気が抜けませんいきなりどんな動物に出会うかわからないのですから。スリランカには沢山の自然があるからこそ多くの動物に出会えるのです。どこまでも続くジャングルのような緑の森は沢山の動物の宝庫です。これからスリランカが開発されて自然が破壊されることがないことを祈ります。

 
スリランカの女性

キャンディ スイスホテル5日目キャンディにてホテル巡りをしていた時の事です。フロントの写真を撮影しようとした際に、その時男性と女性の方がフロントにいらしたのですが、もう少し2人寄っていただいてもいいですか?私が言ったところ、女性の方はものすごく恥ずかしそうにして
結婚もしていないのにこれ以上男性の方に近づいて写真を撮るなんて恥ずかしい、絶対無理です。とおっしゃっていました。なんだかとても純情でかわいらしくてほのぼのさせられました。(まあすべての人がそうではないのかもしれませんが)ガイドさんに聞いたところスリランカの若い女性はそんなもんですよーとの事。私には日本の大和撫子よりつつましく思えてしまいました。ちょっとは私もみならわなくては。      
 
セイロンティー
ヌワラエリア 紅茶畑スリランカがどんな国か知らない方でもセイロンティーを飲んだことがない人は少ないと
思います。高原地帯のヌワラエリアではその気候をいかして紅茶栽培が行われており、見渡す限り紅茶畑が広がっています。有名な種類ですとオレンジペコーでしょうか?
紅茶工場でできたてほやほやの紅茶をさっそく試飲しました。香りが違う!!なんともいえない深い味わいで砂糖を入れるなんてもったいない気がします。もちろんコロンボの空港でも紅茶を買うことはできるのですがせっかくスリランカまで訪れた際には是非紅茶工場で紅茶を買ってみて下さい。私もいろいろ買って飲み比べましたがやはり工場で買った物の香りも味も一番でした。      
 
スリランカでサファリ?
ヤーラ国立公園 サファリカー意外と日本では知られていないのですが、今回の旅の、一番の目的それがヤーラ国立公園でのサファリをすることでした。サファリというとどうしても有名なのはアフリカかな??と思いがちですがそんなことはありません。運がよければヒョウにもあうことができる国立公園がスリランカにはあるのです。ヤーラ国立公園はスリランカの南部に位置し、園外にはすぐ近くにヤーラゲームロッジがあって施設も充実しているので泊まりでゆっくりサファリを楽しむことができます。

ヤーラ国立公園 動物達ロッジではレストランがオーフンカフェのようになっていて、お昼ごはんを食べていると本当にすぐ近くまでマングース(アライグマに似ています)が遊びにきたり、エルク(鹿の一種)が庭にいたりとホテルにいるだけでも沢山の動物に逢うことができるので驚きです。私は、昨年ボツワナに旅行してサファリを初めて体験してから、サファリに実ははまっていて、このサファリという遊びは大人を夢中にさせます。確かに日本で動物園に行くよりお金はかかるのですが、国立公園に入るときの胸のどきどきはなんともいえません。なにに出会えるのか、どんなことがおこるのかわくわくして、このサファリという遊びに出会うまで日本のテレビ番組とかで動物番組とかをみても無関心なタイプだったのですが、テレビでみるのと体験するのではまったく異なりすごい興奮を味わうことができます。

ヤーラ国立公園 子豚ヤーラ国立公園 ゾウ

今回のヤーラ国立公園は道沿いに水場が点在しているので動物たち集まりやすく、かなりの数の動物に出会うことができました。
野生の動物はいつ自分が他の動物から襲われて危険にさらされるかわからないので、たとえウサギであってもすごくワイルドで強そうにみえます。自分の身は自分で守らないと弱肉強食の自然界では生き残っていくことができないのですから、自然と強くなっていくのでしょう。小さな動物の大きな強さをとても感じました。

今回のサファリではラッキーなことに、最後の最後にヒョウに出会うことができました。(パチパチパチ)サファリメンバーで一丸となって動物を探すことによってまったく国の違う旅行者の人々と一喜一憂することがまた楽しみの一つです。たとえ言葉が通じなくとも目当ての動物に出会いお互い感動したり、サファリの本を見ながらあの岩の上に見える動物はこれじゃないかな?いやーこっちゃじゃない?と外人さんとトークをすることもおもしろいなーと今までの旅のスタイルにはない発見がいくつもありました。

旅の終わり
あっという間の1週間が過ぎ、旅の終わりにはいつの間にか行く前にかかっていた胃炎もすっかり治ってほっとしました。遺跡に、自然に、動物に、紅茶に、都会に、アーユルベーダ、ビーチに、文化に、やさしい人々・・・数え上げれば切りがないほどスリランカの魅力はまだまだ溢れています。うまく文章に書ききれないのは大変残念ですが、機会があれば是非是非訪れてみてください。いままでの旅にはない発見が絶対できる国であることを私が保証いたします。

岡野 由里
2002年11月

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