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中世の世界へタイムスリップの旅 クロアチア・ボスニアヘルツェゴビナ[2008年07月20日]

青空市場遠い昔私が学生の頃どこかの旅行会社のパンフレットの表紙にクロアチアのドブロブニクの旧市街の街並みが使われているのを見て、いつか一度は訪れてみたい!と願っていた街へ今回行くことができました。

クロアチアへはオーストリア航空で乗り継ぎ時間も含めて14時間。思ったより短く感じました。
ザグレブの空港で円から現地通貨のクーナへ両替。ドルからクーナへ替えるより円のほうが今はレートが良いようでした。

ザグレブの市内観光では花や野菜や魚が建ち並ぶ青空市場を見学。手作りのチーズやはちみつも売っていてとってもおいしそうでした。
クロアチアのどの街にも青空市場が毎日早朝から開かれています。もちろんスーパーマーケットもありますが多くの人々が青空市場で買い物をするそうです。

プリトヴィッツェ国立公園現地の旅行社の方とのミーティングで今一番クロアチアで人気のプリトヴィッツェ国立公園についての質問をしたところ「今から行きましょう!」ということになり急遽 車でプリトヴィッツェ国立公園に行くことになりました。
弊社ではバスでザグレブからプリトヴィッツェ国立公園に行って頂いてますが、プリトビィッツェのバス停は主要都市間を走る定期バスのルート上の1つの小さなバス停となります。そのためプリトビィッツェへ行く際は運転手に予め滞在するホテル名を告げ、入り口2のバス停で降りたい旨を伝えていればバスは停車してくれます。
しかし、プリトビィッツェからバスを乗る時は運転手がバス停に人がいてもバスが満席であったり、そのまま人に気ずかず停まってくれないため定期バスを利用するのは難しい状況です。 (予約の有無は関係ないようです。運転手はどのバス停で何人人が乗ってくるかは知らないようです)
プリトヴィッツェ国立公園は遊歩道から魚が見えるほどとても水が澄んだ湖です。
滝は大小合わせて92箇所もあります。
ザグレブから日帰りでもいけますが1泊するのがやはりお勧めです。

ザグレブからスプリットへの5時間の列車の旅は、少ぉし長く感じましたが、車内は綺麗でコーヒーとサンドイッチの食事もでて快適でした。
旧市街の夜景スプリットはローマ皇帝ディオクレティアヌスが造った宮殿がそのまま街になっています。かつて宮殿だった建物に今は庶民がまるで巨大アパートのように各部屋に住んでいます。この小さな港町はローマ、ゴシック、ルネッサンス、バロック、ロマネスクなど様々な時代で増改築が繰り返され1つの建物の中にいくつもの時代の様式の建物を見ることができます。路地裏には小さなレストランが建ち並び、その日にとれた新鮮な魚を食べることができます。ビールとの相性も抜群です!
5月のクロアチアは夜21時頃まで明るいので夜遅くまで出歩いても治安は問題ないところです。
スプリットの街は夜、ライトアップされとってもロマンチックです。夕暮れのスプリット港はとても静かで穏やかで、ベンチに座っての~んびりできます。

スプリット~ドブロヴニクのバススプリットからドブロブニクへはバスで移動。チケットを運転手に見せて指定された席に座ります。大きな荷物は1つ300円くらいでバスのトランクへ預けます。荷物を預けるときは行き先を告げ引換券をもらいます。途中何回かトイレ休憩があります。 ドブロブニクの市内はバスが町中を走っているので旧市街へはバスで簡単に行くことができます。






旧市街比較的治安も良い町なので夜ライトップされた旧市街はとても綺麗でロマンチックです。是非海沿いのレストランでおいしいシーフード料理を楽しんでいただくのがお勧めです。ドブロブニクの旧市街の城壁は2時間程で1周できます。チケットは一度登ってしまうと途中で降りると再度登ることはできないのでご注意ください。人々の暮らしが垣間見れたり、途中のカフェで一休みしながらゆっくり旧市街の展望を楽しんでみてはいかがでしょうか。

今回わたしはクロアチアからボスニアフェルツェゴビナ のモスタールまでバスで移動しました。 途中国境地帯でパスポートチェックがあるだけで簡単にいくことができます。海沿いの道を走っていくのでバスの左側に座るのがおすすめです。すばらしい景色を眺めながらバスの旅を楽しむことができます。
ネレトヴァ川の岸辺モスタールはイスラム教徒がたくさん住むイスラムの町です。まるでトルコのような街並みです。 ケバブ屋さんがあったり、街中のキヨスクもモスク型をしています。 治安はとても良いですが、内戦の傷跡が残る家々を夜暗くなってから歩くのはちょっと怖い気がしました。
イスラムの町であるモスタールにはキリスト教徒の聖地のひとつメジュゴリェ クリジェヴァツの山があります。
聖母マリアが少女の前に現れたという伝説があり6月24日には世界中から巡礼者たちが集まってきます。
ドブロブニクからモスタールへ行く途中に小さな中世の砦の町ポチテリがあります。 現在はイスラム教徒の数家族しか住んでいませんが中世の雰囲気をそのまま残す町です。

旧市街ボスニアフェルツェゴビナ の首都サラエボは、イスラム教徒とクリスチャンが共存する町です。一つの大通りを歩いていると、アラビア風の街並みら突然近代ヨーロッパの街並みが始まります。旧市街にはたくさんのお土産さんが並び、内戦で使われた銃弾をキーホルダーなどにして売っている店を多く見かけました。教会の鐘とイスラム教寺院の独特なお祈りの時間を告げるアナウンスが鳴り響く不思議な町です。

私達日本人にとって戦争とははるか昔のことのように感じられますが、クロアチアや、ボスニアフェルツェゴビナの人々にとってはほんの少し前まで戦争と隣りあわせで生きてきた町の傷跡をみると心痛むものがありました。
戦争の中で生きると言う事がどういうことなのか、私には想像もできませんが、世界中を旅する中でこれほど戦争の生々しい跡を目にしたのは初めてでした。

ヨーロッパの中でもまだ中世の街並みをたくさん残したクロアチア、ボスニアフェルツェゴビナは他のヨーロッパの国に比べよりヨーロッパの文化や空気をとても強く感じることのできる国でした。物価も安く、食べ物もおいしく、治安も良い国なので是非訪れてみてください。


2008年5月  崎

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