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インドへの旅[2009年01月26日]

ラームナガル砦インドと言えばタージマハルとガンジス川、がまず連想される。そんな人も多いと思うし、実際初めてインドに行かれる方にとってもこの2点は外し難いポイントであるのは良くあることだと思う。今回インドを訪れる機会ができたので、もちろんこの2つを含めて果てしなく広大な面積をもつインドを8日間の日程でできる限り見て回った。

ガンジス川ガンジス川の沐浴で有名な町、ベナレスは現地の発音を聞いている限りではバラーナスィに近いだろうか。世界中から旅行者、参拝者が訪れるその町の特徴はなんと言ってもガンジス川ありきなのである。



市内の風景首都デリーからは数百キロ離れており、列車か国内線の飛行機で移動するがインドの場合、ダイヤの乱れる確率が日本よりずっと高く運休や遅延は少なくないので、日程はできる事ならばゆとりを持って組んでおきたい。



そんなベナレスはガンジス川のお膝元ともいうべく、川で沐浴をする人、洗濯をする人、祈りをささげる人々・・等の様子が毎朝見られる。特に早朝は多くの人が川に集まってきて早起きするのは大変ですが、早朝ボートでの散策も強い印象を与えてくれる事でしょう。私が訪れた時期はあいにく霧の発生しやすいシーズンにあたってしまった為、日の出は全く見えなかったが日本では体験し得ない非日常感をガンジス川ではこれでもかというほど味わうことができる。
ガート(階段状の堤)では毎夜プージャと呼ばれる礼拝の儀式が行われ、僧侶が聖火を掲げて踊り、祈りを捧げる姿を川に敷き詰められたボートの上から大勢の人間が見守る。

プージャー その闇に浮かび上がる炎や光景は幻想的であり、ベナレスでのお薦め見学ポイントだ。あとインド全般に言える事だがベナレスも停電が非常に多い。滞在した1日と少しの間に少なくとも5回以上起こった。しかし人々はそんな事に全く気にする様子もなく平気で車の運転を続けて、あたかも気づいていないかの如くなんら日常と変わらないのがなんともすごい。
ベナレスより、タージマハルのあるアグラへは寝台列車に乗って移動した。インドの列車は外観、内部ともお世辞にも綺麗とはいえないが、枕、毛布の貸し出しも有り、想像していた程度の設備はあった。疲れているのもあり眠るのにそう時間はかからなかった。朝は車内でインドの定番「チャイ」を売る人の声で目が覚める。「チャーイ、チャーイ」だけをひたすら連呼して売っている姿も面白いがこれが結構美味しい。インド版の紅茶だが現地に行けばホテルやレストランなど滞在中いくらでも飲める機会があります。
タージマハルアグラにつくと、少し休憩をおいていざタージマハルへ!入り口の門を抜け、目の前に広がってくるものは左右対称なつくりが見事な白亜に輝くお墓である。その姿に近づくにつれて細かい彫刻を施された大理石が一層迫力を増してくるようだ。ムガル帝国5代皇帝、シャー・ジャハーンの彼の妃ムムターズに対する想いの集大成であるが、世界で最も美しいとされる建造物のひとつと言われるのに疑いの余地はない。

アグラ城そしてタージマハルを観光するのに忘れてはならないのがアグラ城の存在である。シャー・ジャハーンは彼の皇帝の座を狙った自身の三男によって晩年、このアグラ城に幽閉されてしまった。彼が眺めていたであろう、ヤムナー川を越えてかすかに見えるタージマハルの姿も近くから見るのとは違った感じがしてとても絵になる。

アグラのホテルでお勧めはタージビューホテル(ゲートウェイホテル)。こちらはデラックスクラスに指定しているため料金は少しはりますが、カテゴリーによってはタージマハルが室内の窓から眺められる部屋もあります。夜間にタージマハルは入場できないので、ここならば昼間入場した時とはまたひとあじ違うタージマハルの雰囲気が感じられるのではないでしょうか。フロントやレストランも広く居心地が良い。
ゲートウェイホテル(旧タージビューホテル) ゲートウェイホテル(旧タージビューホテル)

マンダワハベリホテルもう少しリーズナブルにインドのホテルに浸りたい方にお勧めなのは、町並みの色彩にピンク系が多いことからピンクシティと呼ばれ、宝石の産地として有名なジャイプールにあるマンダワハベリホテル。ここはデラックスクラスのような豪華さはないのだがかつてマハラジャの住んでいた家をホテルにアレンジして、雰囲気が他のホテルと違い異国情緒が有る。アメニティも比較的よいものが置かれている。欧米人の宿泊客が多いようで開放的な感じがするホテルだ。
インドの物価は安いので、そのかける費用によって大変贅沢な旅や反対に安く長く滞在できる等、様々な楽しみ方ができる国です。そしてどこに行っても信じられないくらいに人が大勢いて、色んな人の生活を目の当たりにできるインド。物に恵まれすぎ、ありきたりな日常の中で刺激を味わいたい時には絶好の渡航先であると痛感した。

2008年12月  南口

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