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ベンガルタイガーに会いたくて!! ~インド~[2009年12月17日]



野生のトラに会いたくてインドのバンダウガルへ行ってきた。
4回のサファリでトラが見える確立は90%といわれているバンダウガル国立公園。
はたして本当に見ることができるのか不安と期待を胸に旅立った。

バンダウガルまでの道のりは遠い。まず、デリーから途中アグラでタージマハールを見て、アグラから寝台列車でカタニへ。インドは2回目の訪問だったが列車に乗るのは初めて。今回は1等寝台を利用したので4人1部屋の個室だった。各個室に係員がつき、ベッドメイキングや食事の支給そして到着地に着いたら呼びにきてくれたりと 至れり尽くせりのサービスだった。チップはちゃっかり請求されたが。さすがインド。



 カタニへ到着したらそこからは車で3時間。トラの保護区入り口にはゲートがありエントリーが必要。そこは普通の村の様に見えたが周辺には野生のトラが棲息しているらしく、
たまに車を走らせているとトラに出会うこともあるらしい?!

 カタニからロッジまではそれほど 悪路ではなかった。まぁ乗り物に乗るとすぐに眠ってしまう私には関係ないけど・・。案の定3時間爆睡。

 今回泊ったのは「NATURE HERITAGE RESORT」。バンダウガルには高級ホテル タージグループのマフアコティのみデラックスクラスで、その他はみな同等クラスのロッジしかない。部屋にはヒーターもありお湯も24時間利用できて快適だった。



ロッジでランチを食べて少し昼寝。14時からサファリスタート。サファリは朝夕2回。
ゲート前にはたくさんのジープが並ぶ。サファリには国立公園に所属するガイドさんが一緒に乗りトラを探してくれる。毎回 サファリカー毎に行っても良いエリアが決められガイドは毎回違う人がつく。 ゲートが開けられるとものすごいスピードで国立公園内をかけぬける。掴まっていないと振り落とされてしまいそうだ。

 公園内にはトラの他にもトラの好物のシカやサルがいる。


鳥もたくさんいる。
しばらく走るとトラの足跡を発見!
車輪の跡の上に足跡があるから近くにいるはずだとガイドは言う。かなり大きい足跡だからきっと大きいトラだ。
しかしこの日はトラには会うことができなかった。残念。
 ロッジに戻ってシャワーを浴びてディナーへ。今日はトラに会えなかったから祝杯は あげられないけど食前酒のワインを堪能。

明日はきっとトラに出会えることを願って湯たんぽで暖められたベッドで早めに就寝。
 朝5時にホテルのスタッフが紅茶やコーヒーとビスケットを持って起こしにきてくれる。
朝はかなり冷える。サファリカーはフルオープンだから寒い。

各ドライバーはガイドが指示するポイントへびゅんびゅんスピードを出して一目散に車を走らせる。 トラの鳴き声や草をガサゴソしている音などが聞こえトラの気配はすぐ目の前の森の中に感じられるがなかなか姿を現してくれない。トラが姿を現してくれるのを願いひたすら待機。待つこと30分。結局現れず朝のサファリは終了。
バンダウガウはトラが森の中に入ってしまった時は象に乗ってトラが居る所まで行けるらしいが、事故があったため政府が現在は象の利用を禁止していた。何度となく森の中へ入っていけばトラが見えるのにという場面があり悔しい思いをした。

私が訪れた12月は冬の時期のため水場にトラはめったに姿を現わさない。あたたかくなる2月から5月が水場にいるトラを見ることができる良いシーズンらしい。しかし4,5月のインドはかなり暑いのでベストシーズンは2月、3月だそうだ。トラは暑さが苦手のため夏はずっと寝ていて動かないらしい。逆に冬は動き回っているトラに遭遇するチャンスがあるのだそうだ。しかし、3回目のサファリも結局トラは見れなかった。
毎日サルとシカばかりしか見れず、「ここはサルシカ公園か!」とイライラもマックスに達し、どうせ明日も見れないやと半ば諦めムード。
  とうとう最終日の朝のサファリ。これでラスト。ゲートの目の前にあるお寺の神様に「今日こそトラを見せてください」とお祈りをして出発。
またポイントへ向けて車を飛ばす。ポイントに到着すると サルがトラの姿を見て警戒して鳴きまくる声が周囲に響いている。今までとは違った緊張感がサファリカーを包む。
とその時、「THE TIGER!!」とガイドが叫んだ!!
ガイドが指す方向へ目を向けると見えた!!トラが遂に姿を現した!!
森の中を移動しているトラの姿が一瞬見えた。ガイドがトラのルートを読み先回りしてサファリカーを移動する。トラが道を渡るからその目の前で私達は待機する。ドキドキ。ドキドキ。1分くらい経っただろうか。トラが目の前にきたーーー!!
道を渡ろうと立ち止まっている。


目の前2メートルくらいに大きな1匹のトラが。興奮のため手が震えて写真がピンボケしてしまう。興奮を抑え何とかその姿を写真に収めることができた。



トラは本当に本当にきれいだった。あざやかなトラの模様はとっても美しかった。
初めてケニアでライオンを見たときよりも、トラを見ることができたときのほうが興奮した。その姿を見るまでかなりじらされたからかもしれないが・・・。
なんとかトラの姿を見ることができ本当に良かった。神様ありがとうございました。


2009年12月 崎

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