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九寨溝・黄龍―大自然の迫力と神秘に出会う― ~中国~[2010年10月29日]


9月中旬、まだ残暑を感じる東京を飛び立ち、九寨溝へ向かった。
九寨溝といえば世界遺産で、あの美しいエメラルドグリーンの湖と、水の中に見える倒れた木々の光景を思い出す人も多いだろう。
まさにその通りであった。九寨溝に行きたいと思いながらも、知らなかったことが多い。今回は、九寨溝初心者の私が感動したポイントをいくつかご紹介したい。

①鏡海

九寨溝はとにかく広い。720㎞2 の広さを持ち、4つのエリアに分かれている。移動にはバスを使うのが一般的である。入り口からバスに乗り、まず向かったのが鏡海。鏡のような水面を見るには、やはり風の弱い朝がおすすめ。緑の山々と、それをそのまま再現する鏡海。この鏡海以外にも、美しい山や木々を映してくれる風景が、九寨溝にはたくさんあるが、朝一番に味わう感動は大きい。

②水中の木々


水中にある倒木が、腐らずに倒れたときのままの姿で残っている。これは九寨溝のいたるところで目にする光景であるが、とても不思議な光景である。酸化カルシウムに覆われているから、といわれるが、とにかく不思議でならない。

③諸日朗瀑布

九寨溝といえば、上記にも書いたがその穏やかで美しい水面や水中の景観のイメージが強い。しかし、見どころはそれだけではないのだ。
九寨溝にはいくつも滝がある。そしてどれも力強い。どこからこんな力が湧いてくるのか、どこへ向かう水なのか、その流れる水に目を奪われながらも考えてしまう。

穏やかな風景がずっと広がると思っていた九寨溝に、こんなにも迫力のある景観が存在する、その大自然の姿に圧倒されてしまった。

④五彩池(黄龍)

九寨溝とともに世界自然遺産に登録されたのが黄龍。九寨溝同様に渓谷沿いに美しい見どころが広がっているのだが、その中でも棚田のような風景の五彩池は必見である。トルコのパムッカレにも似ているが、パムッカレとの違いはその水の青さと周りの緑の豊かさだ。もちろんここも外せない場所なのだ。
しかしこの黄龍、平均海抜が3,000mを越えていて、高山病にかかりやすい。今回はロープウェイで山頂まで行って下りてくるルートをたどり、ゆっくり歩いた。周りには緑がいっぱいですがすがしい空気。しかし!!それでも苦しかった。そこで思わず購入してしまった。。。

酸素。これにとても救われたのだ。さらに黄龍に行くなら旅行の前半、疲れがあまりないときをおすすめしたい。

今回、3日間に渡り、九寨溝・黄龍をまわったが、まだまだ足りない!という感じだ。自然のものなので、訪れる日や時間により違った表情を見せる。それがまた嬉しいものだ。
一度は訪れたい世界遺産の上位に上がる、九寨溝・黄龍。ここは、大自然の迫力と神秘を同時に味わえる場所であった。

2010年9月 西田

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