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ダンス!お料理!クルーズ!観光だけじゃないエジプト体験ツアー[2012年04月09日]

一生に一度はピラミッドをみてみたい、旅好きなら訪問国としてエジプトははずせないのではないでしょうか。今回はよりちょっとだけ深く体験し観光だけではないエジプトも経験させていただきました。優雅なクルーズ船の旅も楽しみものすごいパワーに圧倒されて感動の嵐でした。もう既にまた行きたくなってしまっている自分がいるのが納得できます。



☆エジプトでベリーダンスレッスン
恥ずかしながらわたくし、リズム感が無いのには自信がありまして、ベリーダンスのレッスンを日本出発前からすごく緊張しておりました。なんせイメージはグラマーなセクシー美人が腰をくねくねさせながらセクシーポーズ、そしてあの腰使い想像しただけでも勝手に夜の世界のイメージにとらわれておりましたが、到着したカイロ市内の閑静な住宅地の中にあるレッスン教室は日の光がふりそそぐ日本で言えばスポーツセンターのフィットネスルームのようなお部屋が何部屋もあり別の部屋では欧米人などの外国人の方もボクササイズをされていたり、とても健康的なイメージです。今回ベリーダンスの担当をしていただいたフォッファ先生はご高齢でいらっしゃいましたがとてもチャーミングな方で、初心者なのでと繰り返す私に大丈夫!大丈夫!と気さくに話しかけてくださいました。ベリーダンスの踊りやすい格好に着替えてさあレッスンのスタートです。


この日の生徒は私のみマンツーマンとはなんて贅沢な!と思いながら先生の動きを覚えながら先生の動きについていきます。最初は音楽をかけずに基本の動きを練習し、その後少しずつ音楽にあわせて踊ります。自分の動きの鈍さにはじめは恥ずかしがっていた自分もいつしか真剣に、そしてセクシーな腕使いやポーズを決めてみたり。ほめ上手な先生の言葉についつい調子に乗ってしまいます。先生は手を取ってお腹の動かし方や、足使い、リズムの取り方とご自身の体の動きを触らせて下さり真剣に教えていただけるのでレッスンを受ける側もどんどんベリーダンスの世界にのめり込んでいきます。ここちよい汗をかいてあっという間の2時間が経過し最後のダンス。


自分が自然と笑顔でフィナーレを迎えます。あまりにそのダンスの時間が楽しかったので、食わず嫌いではありませんが知らず嫌いってあるなぁと感じました。是非踊り好きの方も、いやいや私は踊りなんて、という方も本場エジプトでベリーダンスレッスンなんてちょっと素敵!トライしてみてくださいね。個人的にはこのレッスンのあとベリーダンスをみるとすごく親近感が沸くようになりました。大人になって学ぶって楽しい!ダンスに近づけてくれた先生に感謝です。

☆エジプトのママに出会ってお料理体験
市内に住む個人宅を訪問し、ハグのお出迎えやさしいママがお料理の先生です。近くの市場で購入された新鮮な材料を使ってエジプト伝統料理を学びます。下ごしらえは準備して下さっているのでいいとこ取りのレッスンはおいしい所だけ学べます。


レシピを聞いてメモすれば自宅に帰ってもエジプト料理が楽しめるので貴重なおもてなしレパートリーが増えることにもエジプト料理ができるなんてちょっと家に遊びにくる友人にも自慢できるのでうれしいかぎり、エジプトの家庭料理は、祖母から母に母から子供にと代々女性達に受け継がれていくそうです。オーブンに入れる器はもう何十年も昔から使用している陶器だそうで美味しい味の秘訣はその器にもありそうでした。食の大切さ、そして家族のつながり、エジプトのママは家族の太陽のような方です。今回作ったメニューはトマトをくりぬいて中に味付きの肉やお米を詰めてオーブンで焼いたマフシー・ロズと呼ばれる料理とロールキャベツのようなキャベツの葉にこれも味付きのライスを巻いてコンソメで煮込んだ煮込み料理をつくりました。楽しいおしゃべりをしながら出来上がるのを待つのもまた楽しみの1つと思いきやすぐ食事ができるように既に出来上がった料理を作っておいてくださいました。


細長い麦状のパスタの入ったコンソメスープに始まり、オクラのシャッタ(ソースのようなものでエジプトパンに付けて食べる)口休めのピクルスにローストチキンが2羽も、大きな塊の牛肉をオーブンで焼いたものに、オクラのオーブン焼き、そして料理体験でつくったトマトのライス詰めオーブン焼きとキャベツのライス詰めスープ煮こみ、テーブルに乗りきらないほどのメニューの数々です。まん丸トマトのオーブン焼きを食べると中からスープがじわーっとでてきて幸せな気分になります。あまりの美味しさに無心にもう胃が悲鳴をあげるほど食べすぎでしまいました。もっと沢山つくることもあるのよ、とにこにこママは教えて下さいました。ママのメニューはとても美味しいので、家族や親戚だけではなく沢山の女性が教えてほしいと学びにくるそうです。食後はママの手作りのケーキを食べながらティータイム。家族の話をしたり、教えていただいたレシピをまとめたり楽しいおしゃべりは尽きません。帰り際にカイロにまた来たときは必ず連絡して会いにきてねというママの言葉が心に染みました。ジュースもっていきなさいと冷蔵庫から大きなファミリーパックのジュースを渡そうとするママの姿は実家の母をみるようでした。日本から遥か遠くエジプトに母ができました。

☆寒暖の差が激しいエジプト
日本から本やネットで気候を調べていったつもりではありましたが、予想外の気温の変化にちょっとびっくりしたのが本音です。私が今回旅をしたのは3月の初旬でしたが、カイロの朝晩はとても寒くコートがあってもいいほどでした。私は長袖シャツにフリース、ウィンドブレーカーを重ね着しましたがもう少し厚着でもよかったかなと思います。脱ぎ着できるように重ね着して、とよく旅の準備をする際に話すのですがそれがぴったりです。

調節できるように少し荷物は多くなりますが対応できるように準備をお勧めします。エジプトの場合移動はすべてツアーに含まれるので(注:ほとんどのツアーは)荷物を持っての移動はほとんど無いので持って行きたいものは帰りのお土産を入れる場所を除いてすべて持っていってしまうのがいいかと思います。日中カイロでは長袖のシャツやカットソーがちょうどいい時期でした。


ギサ駅にて寝台列車を待つ時間がなにより寒く駅のホームで部屋着のズボンをその場で重ね着してしまいました。予定時間より遅れるのが当たり前のようで駅で2時間ほど寒い中待ったのはちょっと体にこたえました。一転南のアスワンに到着すると夏のような暑さです。寒いかなと薄手のニットセーターを着ておりましたが耐えられず七部袖のカットソーに着替えました。欧米人の方はみなさんTシャツかノースリーブです。砂漠の中の遺跡見学にはTシャツ、日焼けの薄手の長袖、帽子、日よけ止め、できればサングラスが必要です。水分補給も忘れずに体調をくずしたらせっかくの旅行がもったいないので忘れずにお持ちください。南の地域も寒暖の差は激しく夜は冷えました。やはり重ね着準備は大切です。

☆豪華客船に乗って優雅にナイルクルーズ3泊4日の旅
今回の旅の最大の目的はナイルクルーズに乗船することでした。漠然としたクルーズ船のイメージはもっておりましたが、一言で言うならば人生の休暇をとれるゆっくりとした時間をもたらしてくれます。船内に足を一歩踏み入れると高い天井、ビーナスの銅像、らせん階段と期待を裏切りません。船内は絨毯や大理石もつかわれており高級感があり常にスタッフの方の掃除がいきとどいているのもうれしいかぎりです。客室内はそのままホテルの1室になっており閉塞感がまるでありません。開放感のある大きな窓からは優雅なナイルの流れの景色、他のクルーズ船を部屋から眺めるのもまた素敵です。部屋にある家具も重厚感がありきちんとしており写真で見る限り誰も船内だとは思わないと思います。




ヨーロッパのホテルのような個人的には大好きなリッツカールトンのホテルが好むような室内の雰囲気がありました。シャワールームには全身を洗うためのシャワーと通常のシャワーがあり、手洗い場も一部石のつくりで、鏡にも刺繍が施されていて、楽しいバスタイムを過ごせます。アメニティやドライヤーと基本的なものはきちんとそろっているので身だしなみにも気を配ることができます。厳しいドレスコードの無い気張らないグレードの高級感なのですごく誰にでも心地よい高級感を楽しめると思います。クルーズ船の旅でなによりうれしいのは日中の長い車移動が無いので体に負担がまったくかからずに観光を存分に楽しむことができることです。クルーズ船の1日はサンデッキに上がって朝日を楽しみ1日の始まりを感じ、目にもうれしいバラエティ豊かな朝食、食後は部屋からナイルの眺めをゆったり楽しみ小休憩。川幅がそれほど広くなく両方の対岸が常にみえるので、景色が動いていくのが楽しめ窓からの眺めも飽きさせません。その後下船して遺跡の見学は同行していただく日本語ガイドさんが一緒なので説明もばっちりです。

エジプトの遺跡はどこもスケールが大きくてこれが最大の旅のハイライトでは?とどこでも思わせてくれるうれしい誤算が連発でした。ひととおり説明をして下さった後に少し自由に見学する時間をとってもらえるのもうれしい時間です。若いころ体験した慌ただしいだけの旅とは大違いだなと感じました。遺跡を眺めて考える時間感じる時間なんて贅沢なのでしょうか。遺跡から戻って楽しいランチタイムの後はお腹を休めて?ちょっぴりお部屋で小休憩、日の高い間にベッドに横になりながらきれいな部屋でごろごろする、あーたまりませんついついお昼寝してしまいそうです。その後サンデッキでティーパーティとさっきランチを食べたばかりなのにどこに入るのやらと思いながらもついついスナックと暖かい飲み物を飲みながら景色を楽しみ、読書をするもよし、アクティブな人は船上プールに入るのもよし、天蓋がついたカウチに横たわればエジプト王様気分です。



わたしも普段の生活とのあまりの時間の使い方の違いに少し戸惑いながらも1人セレブ気分ありがたく満喫させていただきました。午後の遺跡見学へは馬車を雇って入り口まで、大人になってもなにか動物に乗るのは楽しいものです。少し目線の高いところからみる異国の町並みは歩いて町歩きをするのとはまた違った発見ができるような気がします。全体的に時間に余裕があるのであくせくしないで自分のペースで遺跡をみてまわれるのが本当にうれしいかぎりです。クルーズ船の乗客の中には高齢で足の悪い方もいらしたり、日本だったら旅をあきらめてしまわれるかもしれませんが、ここではそんな事はなく誰もが自分のペースで旅を楽しんでおりました。そして遺跡から戻ると船上デッキの上ではサンセットタイムです。欧米人の方は既にワインを空けてパーティをサンデッキでされておりました、さすがです。


心地よい風の中でゆっくりゆっくりと太陽が真っ赤になって沈んでいくのを眺めていると1日の終わりを感じられます。太陽が昇って太陽が沈むこの当たり前の毎日の出来事を肌で感じられる日ははたして生きている間に何日あるのでしょうか。是非好きな人や大切な人と一緒にこの夕日を眺めて1日の終わりを感じていただければと思います。部屋に戻って部屋から窓の外を眺めると今度は少しずつ夜の宝石星たちが顔を覗かせます。まだ辺りが明るい中にポツリと見える星もいいですし、真っ暗の中に数え切れないほどの沢山の星そして流れるナイルの川だけの音、「ロマンチックすぎるー」と1人叫ばずにはいられませんでした。しばらくはハネムーンナンバーワンお勧め旅になりそうです。星空を眺めながらあれこれ空想しているとあっという間にディナータイム。お酒の飲めない私は、フレッシュフルーツジュースをいただきながら美味しい料理に舌鼓。乗船客が飽きないようにさまざまな料理を準備していただけるのもうれしいかぎりです。個人的は冷たいナスのサラダや、ズッキーニの煮込み、グリンピースの煮込み、フレッシュトマト、チキンの煮込みが特に美味しくいただきました。普段個人的には肉食派なのですが、エジプトは野菜がすごく美味しいです。パンの種類も豊富でスナック的な感覚で食べられるクラッカーのようなものから、通常の洋風パン、エジプトパン、パスタの入ったエジプトライスと主食も好きなものが選べます。(わたしは食いしん坊なのですべて食べましたが)飲み物はすべて別料金ですが良心価格なので飲んべいさんでも安心です。最後のデザートまできっちりいただき夜の楽しみはエジプトの民族衣装を着こんでガラベーヤパーティへと続きます。


ガラベーヤを着て踊り疲れたら後は眠るだけ。幸せな気分で眠りにつきます。あまりに船上での1日は盛りだくさんでついつい文章が長くなってしまいました。クルーズ船にはそれぞれ少しずつ違った特徴があるそうなので今回のクルーズ船の案内は一例としてご紹介できればと思います。今まで私は高級リゾートでスパ三昧のプールサイドで寝転ぶだけが大人のバカンスと思っておりましたが、これからは豪華クルーズで遺跡を楽しみつつクルーズ船で自分の時間も楽しむのもいいとこ取りの大人のバカンス上級編かなと思います。

☆最後に
旅はいつも常に新しい発見があります。同じ旅は2度とありません。今回2度目のエジプト訪問でしたがまた新しいエジプトに出会えた気がします。またいつかエジプトを訪れて違う顔を見に行ける日を楽しみにしながらエジプト旅行の良さを私なりに伝えていけたらと思います。沢山のうれしい出会いに感謝。エジプトに感謝。そして平和を願ってやみません。

2012年3月 岡野

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