ホーム > 中南米 > ガラパゴス上陸!!~赤道での奇妙な体験と温泉付き~<エクアドル>

ガラパゴス上陸!!~赤道での奇妙な体験と温泉付き~<エクアドル>[2012年05月07日]

正直なところ、爬虫類や鳥類に興味はなかった。ダーウィンの進化論で有名なあのガラパゴス、と言われても、ケニアのサバンナで見られるような大型動物の迫力感やダイナミックな自然はないんだろうなと。ところが実際訪れてみると、テレビでしか見たことがない恐竜のような顔のイグアナ、人を恐れないアシカ、愛らしいブービー(カツオドリ)の求愛ダンスなどなど、何をみても大興奮してしまった。またクルーズ船ではおいしい食事とスタッフのホスピタリティに感動した。車の移動なしで海と自然と生き物観察を満喫。こんな快適な旅があったとは。。。

ガラパゴス諸島へ行く前に少しキトに滞在して市内観光。
エクアドルは赤道にあるため、年間を通して気温がそれほど変わらない。
しかしキトは標高が高いので一日の寒暖の差は激しい。
朝晩はセーター、コートの人もいるが日中は半そでの人もいる。

まずはバシリカ教会へ。大聖堂が美しい教会は現在も建設中。
大聖堂の外側には、向かって左にイグアナ、ゾウガメなどガラパゴス諸島の動物、
右側にはアリクイ、サルなどアマゾンの動物が装飾されていてとてもユニーク。1800年代に建設が始まった時点でこのようなデザインがなされていたことがとても面白い。

ラ・コンパニーア教会は、黄金の教会として有名。内部はいたるところが金メッキで装飾されまぶしいくらい。正面の祭壇まで行ったら、ぜひ後ろを振り返ってみてほしい。パイプオルガンの両脇に螺旋階段がある。実は左右対称の階段のうち、一つはだまし絵になっている。バロック様式でつくられたこの教会は左右対称が美しいとされ、一つは本物の階段、一つは絵の階段となっている。

サンフランシスコ教会、大統領府と観光した後、パネージョの丘へ。世界に一つしかない羽の生えたマリア像の建つ丘だ。ここからキト市内を一望できる。キト市内でも2,800mあるがここは3,000m。さすがに息苦しさを感じる。キト市内に向かって、左側の山肌にグリーン、イエロー、ピンクのパステルカラーの家々が見られる。南米っぽいかわいらしい町並みだなと思いきや、2004年にエクアドルで開催されたミスユニバースにあわせて新しく塗り替えられたらしい。

パネージョの丘を後にし、いよいよ赤道へ。キト中心部より車で北上すること約30分。ここは1,700年代、フランスの調査隊が赤道の調査でやってきて「こちらが赤道です」と決めたことに由来し、高さ30mもある赤道記念碑が赤道をまたいで建っている。やはりここへきたら100%、赤道をまたいで写真を撮るだろう。しかし、実は近年GPSの発達で本当の赤道はここではないことが発見された。

赤道記念碑から少し離れたところにあるのが「インティニャン」という赤道博物館。ここでは赤道直下ならではのおもしろい体験ができる。北半球と南半球で水の渦巻く方向が違う実験。ちなみに北半球に位置する日本反時計まわり。そして赤道の上では渦を巻かない!赤道の上では人間の抵抗力が弱くなる実験。生卵が立ちやすくなる実験などなど。。ここでしか味わえない体験に大興奮。赤道直下ならではの必見の観光地だ。

エクアドルが温泉大国とは!
キトから車で片道約3時間30分。エクアドル国内でも有数の温泉観光地「バニョス・デ・アグアサンタ」へ。道中、天気がよければエクアドル富士山ノコトパクシ山、エクアドル最高峰のチンポラゾ山を眺めながら。途中で通過するのはアイスの町、ジーンズの町、飴細工の町、と飽きることがない。ルナ・ルントゥンは活火山トゥングラゥア山の中腹にある隠れ家的スパリゾート。緑に囲まれ静かな空間。4つの温水&冷水プール、ジャグジー、レストラン、スパ施設などあり日帰りで3時間滞在するプランもあるが、せっかくここまで来たからには宿泊してのんびり滞在したい。コテージタイプの部屋は広々として眺めもよくスタイリッシュな内装となっている。ASH MASSAGE を体験。火山灰に塩をまぜて全身をマッサージする。ざらざらとして角質が除去される感じ。終わった後はお肌すべすべ。マッサージ後は、町を見下ろせる絶景の温水プールでのんびり過ごす。宙に浮かんだ気分で入浴できるまさに至福のとき。ふもとには滝つぼのすぐそばにある公共温泉もある。またバニョスの町はこじんまりとしているが、土産物屋、カフェ、レストラン、旅行会社など多数あり、観光客でにぎわっている。バニョス以外でもキトから車で約1時間30分の温泉施設パパラクタもおすすめだ。
明日はいよいよガラパゴスへ。

クルーズ1日目
サンタクルス島 プエルト・アヨラからパンガで沖合いに停泊中のエクスプローラー号Ⅱに乗り込む。メインラウンジでチェックイしてから遅めのランチ。サラダ、フルーツ、パスタ、肉料理、魚料理と盛りだくさん。ランチ後は、各部屋に置かれている救命胴衣をつけて全員で非難訓練が行われる。部屋にはかわいいタオルアートが出迎えている。毎日違った動物で趣向をこらしていて楽しい。一緒にその日のスケジュールが置いてあるので要チェック。その後、掲示板に張り出される名前をチェックして、自分がどのグループか確認。クルーズ中は15名弱のメンバーと専任ナチュラリストさんと一緒に島へ上陸する。「DELFINチーム」だった。各班に分かれてサンタクルス島の「ダーウィン研究所」へ。ロンサムジョージとして有名なゾウガメを見に行く。一人ぼっちのジョージはびくともしない。。
全体的にひっそりとした印象。

徒歩でプエルト・アヨラの町へ。みやげ物屋やレストランが並びとてもにぎやか。夕食時になるとオープンエアのレストランでは観光客でにぎわっている。
ふたたびパンガに乗り込み、エクスプローラー号へ戻る。船内ではスタッフ紹介をかねて、シャンパンでウェルカムパーティー。今回一緒に乗船している人々の国の紹介もあり、オーストラリア、アルゼンチン、ニュージーランド、アメリカ、フランスと各国から集まっていることがわかる。
夕食はセットメニュー。あらかじめ、朝食や昼食時にメニューを渡され、希望をきいてくれる。この日の夕食はコンソメスープ、ロブスター、デザートでおなかいっぱい。

クルーズ2日目
午前6:45、船内放送で朝食のアナウンス。ビュッフェの朝食。
その後、希望者にはシュノーケリングのレンタルがあり、いよいよサンタクルス島のバチャスビーチへ上陸。白砂のきれいなビーチへウェットランディング。いきなりリクイグアナを発見。ビーチを進むと奥にはフラミンゴのいるラグーンがある。ピンク色の美しいフラミンゴが三羽。三羽みられるのはとてもラッキーなこと、らしい。その後はビーチでシュノーケリングをしたり、泳いだりと1時間ほどの自由時間となる。午前の上陸終了。

ランチの後は、午後の上陸まで船内で様々なアクティビティが行われる。今日は、キャプテンが案内してくれる船の操舵室見学。そのほか、ナチュラリストによるガラパゴス諸島保護の講習会などもある。
午後は、サンティアゴ島のプエルト・エルガスに上陸。溶岩が流れてできた島で、ダーウィンも1週間滞在していた。岩場には身を寄せ合って日光浴するウミイグアナの群れが。
さらに岩場を進むとガラパゴスアシカの赤ちゃんが寝転んでいる。人が近づいても全くおそれない。これぞガラパゴス! 

クルーズ3日目
海鳥の楽園、ヘノベサ島へ。パンガでごつごつした岩肌の岸壁を遊覧すると、ガラパゴスアシカのコロニーを発見。外敵がいないためのんびりとした様子。ヘノベサ島では赤いのど袋に空気を入れて膨らますグンカンドリや赤い足、水色のくちばしがかわいいアカアシカツオドリなどたくさんの珍しい鳥が見られる。ちょうど繁殖シーズンで、ふわふわのヒナを育てるナスカカツオドリも多く見られた。一旦船にもどり昼食をとる。この日は昼食前にカクテル作りのデモンストレーションが。毎日いろいろなアクティビティを企画していて本当に飽きない。

午後は、同じくヘノベサ島へ上陸。午前とは違い、ビーチでシュノーケリングを楽しむ。砂浜にはガラパゴスアシカの親子が。人間を全くおそれず赤ちゃんアシカが無心におっぱいを吸っている。
グンカンドリの求愛シーンも見ることができた!残念ながら振られたみたいだ。。。

クルーズ4日目
ノースセイモア島へ上陸。アオアシカツオドリの求愛ダンスが見られた!岩場にはガラパゴスアシカの赤ちゃんがじゃれあっている。ウミイグアナが微動だにせず岩場で日向ぼっこしている姿も。

平坦な島で歩きやすい。約2時間ほど散策した後、再び船へ戻る。ランチ前にはシュノーケリングも。船内ではキャビンスタッフによるタオルアートの講習会が行われていた。一枚のタオルからアシカや白鳥、象など次々と作り出していく。クルー全員でゲストを楽しませてくれる。午後はサンタクルス島へ上陸。島中央部にある野生のゾウガメを見に行く。あいにくの雨。エルチャトと呼ばれる地域にある農場では草を食べにやってくるゾウガメを見ることができる。雨のせいか水溜りでじっとしているゾウガメが何頭かいるだけだったが、1頭だけ動くゾウガメを発見し、みんな大興奮。その後、溶岩トンネルを見学し、船に戻る。最終日は、夕食前に翌日の下船の方法、チップ、清算についての説明があり、さよならパーティーとなる。ガラパゴス諸島のスライドショーを見ながらクルーズを振り返る。明日は乗客の交代日。さらに連続して4泊滞在する人もいて、うらやましいかぎり。。。

クルーズ最終日
朝食前にスーツケースを部屋の前に出しておく。この荷物は船から直接飛行機へ積み込まれ、キトまで運ばれる。サンクリストバル島上陸。1998年にオープンしたガラパゴスの歴史や自然保護に関する展示物を公開する「インタープリデーション・センター」を見学。その後、住民が住むプエルトバケリソモレノへ。中心部はお店やレストラン、カフェが並ぶにぎやかな通り。に、アシカが寝そべっている。人を全く恐れないが、近づくと大声をあげて威嚇してくる。ここでは人間のほうがアシカ様に遠慮している感じだ。約1時間30分のフリータイムを満喫した後、空港へ向かうバスへ乗り込み、ガラパゴスを後にした。


2012年4月 山本

コメント

コメントしてください




保存しますか?