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知られざる国バルト三国とムーミンに出会う旅[2012年06月16日]

今回、まだまだ知られていないエストニア・ラトビア・リトアニアのバルト三国とフィンランドを今回訪れる機会を得ました。 
以下順番に一部紹介いたします。

リトアニア
バルト三国のひとつ、リトアニアの首都ビリニュスは「小さなローマ」と呼ばれるほど美しい街並が魅力です。

世界遺産に登録されている旧市街には、ビリニュスのシンボルでもあるビリニュス大聖堂や、街を一望できるゲティミナス塔

見事なリトアニア・ゴシック様式の聖アンナ教会など

多くの見どころがあります。また、十月革命やメーデー騒動などが繰り広げられた現場などソビエト時代の名残を見せる界隈も残っています。

ビリニュス近郊ではトラカイにある最大の湖ガルベ湖に浮かぶ古城「トラカイ城」が必見で、湖とレンガの城壁のコントラストが趣深い名所です。

リトアニアからラトビアへ
まず、カウナスにある日本のシンドラー杉原千畝氏ゆかりの旧日本領事館へ。

第二次世界大戦初期、ナチスの迫害を逃れ日本の通過ビザを求めてきたユダヤ人のためにビザを発行し、多くの命を救ったことで義人として紹介されていました。遠い国での日本人の活躍にとても感銘を受けました。次にリトアニア北部の町シャウレイ近郊にある十字架の丘を訪れます。

ソビエト時代、抑圧されて命を落とした人々を弔うために建てられた5万に及ぶ十字架は圧巻です。最後に、バルトのヴェルサイユ、ともいわれるバロック様式の見事な建築で有名なルンダレー宮殿を訪れます。

「黄金の間」

「白の間」

など豪華なお部屋は一見の価値ありです。

ラトビア
ハンザ商人の活躍したラトビアの大都市、リガ。

未婚の外国商人が集ったブラックヘッドのギルド

リガ最古の石造住宅である3人兄弟、
バルト最大とされるリガ大聖堂

などが見所満載でした。

エストニア
中世の面影が残る、エストニアのタリン旧市街

のシンボルはラエコヤ広場

と旧市庁舎です。

旧市庁舎は14世紀半ばに建てられた、北ヨーロッパに唯一残るゴシック様式の市庁舎です。広場の周辺はレストランやカフェが並びにぎわっていました。

街中に「スシ・キャット」という小さなスシバーもありました。まるで秋葉原のメードカフェのようでした。


 
ハーメリンナ 森と湖の国を満喫できるアウランコ自然公園へ

ハーメリンナではアウランコ自然公園へ行ってきました。この公園は実業家が1883年に着手、30年の歳月と多大な費用をかけて完成させた公園で、保養目的で造っただけあってきれいな森が広がっています。1周3Kmの公園内には「白鳥の湖」

や「森の湖」と呼ばれる人工池があり散策するだけでもマイナスイオンたっぷりで癒されることでしょう。公園奥の展望タワーの上から見るヴァナヤヴェシ湖の有名な景色

は一見の価値ありです。ゆっくり過ごしたいなら自然公園内の「ランタシピ・アウランコ・ホテル」

に滞在するのもお勧めです。森と湖の国フィンランドらしさを感じたい人は訪れるのもいいかもしれません。

ムーミン&5つ星スパリゾートのある港町・ナーンタリ
ナーンタリはカラフルな木造家屋が彩る青い海に面した港町で、旧市街には古きよき時代の面影を残す建物が立ち並び、港の入江付近にはレストランやカフェ

が軒を連ね港を眺めながら食事やティータイムを楽しむことができます。また、フィンランド屈指のスパリゾートとしても有名で町の北側にある5つ星の高級リゾートホテル「ナーンタリスパリゾート」

はボディートリートメントやフィンランド式マッサージなど、男女問わず楽しめるスパ施設&メニューが魅力です。しかし、なんといってもおすすめの観光スポットはムーミンワールド!

日本でもおなじみムーミンを目当てに、ここナーンタリを訪れる方も多く、街でもムーミングッズを売るお店

が見られます。今回ちょうど開園の数日前だったため、残念ながらムーミンには会えませんでした。開園は夏の6月上旬からです。事前にチェックしていくのがいいかもしれません。

世界デザイン都市ヘルシンキへ

「北欧」と言えばオシャレな家具や食器に代表されるように「デザイン」で有名ですが、中でもヘルシンキは今年2012年、「ワールド・デザイン・キャピタル」(デザイン都市)に選ばれているおしゃれな街です。主要なエリアが約2km四方で納まっており、コンパクトで歩き周ることができます。クリーン&スタイリッシュな建物が軒を連ねながらも、街には緑が溢れ、散歩を楽しめる公園がところどころにあります。

イッタラ

マリメッコ

など、フィンランドを代表する憧れのブランドショップや雑貨屋さんめぐりを楽しんだり、映画「かもめ食堂」

のロケ地めぐりをしたりと思い思いの楽しみ方ができる街です。かもめ食堂は中央駅から歩いて15分、トラムでもいけますが、最初はちょっとわかりにくいかもしれません。それぐらい素朴なお店です。映画の中で主人公サチエが店主を務める日本食の食堂は実際は「カハヴィラ・スオミ」というフィンランドの家庭料理などが味わえる地元の人に人気のカフェです。店内の青い壁が映画を思い起こさせますが、入り口近辺を除くと映画の面影ありません。お昼時となると小さなお店のためすぐに満席となります。

日本語のメニューもあり、ミートボールとマッシュポテトのランチ

は約9ユーロとリーズナブルでボリュームもたっぷりでおいしかったです。店の界隈には、画廊やインテリア専門店など洗練された店が多く散策しても楽しめます。
今回、デザインホテル「ヘルカ」

へ宿泊しました。このホテルは元々小さなビジネスホテルだったものを、2007年に世界的に有名なデザイナー・アルヴァ・アルルトの家具を扱うアルテックとのコラボレーションにより生まれ変わったデザインホテルです。

元々ビジネスホテルだったせいか決して広いとはいえない部屋でしたがデザイナーの家具で囲まれた室内はモノトーンで統一され、快適でした。中央駅から徒歩10分ほどの立地にあり観光にショッピングに便利だったのもよかったですね。

今回の訪問先はニュースや世界史で名前ぐらいしか知らない国でした。スペイン圏や英語圏でない未知の国の旅は不安でしたがとても温かい人たちばかりで充実の研修となりました。また是非訪れたいです。次回はムーミンに会えるといいのですが。

2012年6月 渡邊

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