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雨男の私ですが雲の上は快晴でした。 アルゼンチン雲の上列車 [2012年12月04日]

早朝6時15分、外は大雨です。スペイン語しか話せない運転手がホテルに迎えにきました。これからサルタからサン・アントニオ・デ・ロス・コブレスへ向かう雲の上列車に乗るために日本から世界中で一番遠い35時間もかけてこの地に来たのであります。
この地の来るにあたって出発の2週間前にかかりつけの医者に高血圧症なので行っても問題ないか相談しましたが3000メートル以上のところは日帰りなので問題ないだろうと言われました。もしダメと言われてもどうしても列車に乗りたいので行くつもりでしたが。
6時30分にサルタ駅に到着、たくさんの世界中からの観光客がこの列車に乗るために集まってきました。


編成は先頭から、ディーゼル機関車、荷物車、客車2両、食堂車、客車の5両編成です。私の乗る車両は一番後ろの車両でした。

7時05分、サルタ駅を出発しました。4人向かい合わせの座席で私の前は国籍はわかりませんがスペイン語しか話さない2人とも太った老夫婦、隣の窓側は、おそらく30代後半くらいのフランス人の1人旅の女性でした。
出発するとすぐにこの列車の案内係の女性がスペイン語と英語で説明が始まりました。説明の後朝食が配られました。

サルタの市内を抜けるまで窓のブラインドを閉めるように言われました。子供が列車に向かって石を投げるかもしれないとの事です。こんなに朝早くから投げる奴なんかいるのか思いますが。フィリピンの列車も同じような事をすると聞いたことがあります。同じラテン系の国だからなのでしょうか。外が見えなくなるので面白くありません。市内を抜ける最後まで石らしきものが車両に当たった形跡はないようでした。
ブラインドを開けると両側に山が迫っていました。川沿いの線路を登っていました。

途中の駅で長い間停車し列車交換と思いましたがなかなか出発しないので不思議に思っていると案内係からこの先大雨で直径2メートルくらいの大きな岩が線路上に落ちてきたので出発できないとの事でした。列車が通過するタイミングで落ちたらと考えるとゾッとします。とうとう雨男の私が本領発揮のようです。過去にベストシーズンに行ったネパールのヒマラヤ、フィンランドのオーロラなど天気が悪くて見えませんでしたし世界中を旅行しますが天気に恵まれない事が多いです。日ごろの行いが悪いのでしょうか。
1時間半ほど待ってようやく出発できました。三段スイッチバック、ループ線どんどん山を登って行きます。鉄道ファンの私にはたまりません。しかしだんだん後頭部が痛くなってきました。高山病の症状です。

景色が良くなったので隣のフランス人の女性が席を少し換わってくれましたので窓側から写真をたくさん撮りました。このフランス人は私と英語で話して前に座っている老夫婦とはスペイン語で話しているので何ヶ国語話せるのでしょうか。老夫婦と私の会話をスペイン語がわかりませんので通訳してもらって申しわけなく思いました。

ようやく終点のラ・ポルボリージ鉄橋が見えてきました。鉄橋の真上で止まって終点です。5分くらい止まったあとバックして鉄橋脇のちょっとした広場があるところで停車します。その広場ではインディヘナの人々がリャマの毛織物などのお土産を売っていました。少し歩き回りましたが高山病でフラフラです。

日ごろの行いが悪い雨男の私ですが雲の上なので快晴でした。

最後にこの後ブエノスアイレスのボカ地区を訪問した時タンゴダンサーと記念に撮った写真を公開いたします。

思いっきり接近してくれるのでいい感じでした。
また嫁はんに怒られるーーー。
まだまだ雨男はつづくようです。

2012年11月 奥山

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