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モンゴル帝国の逆襲 心身ともに癒される7泊8日間[2016年07月15日]

THEモンゴル

こんなに緑が生い茂っているなんて。
こんなに地平線が長いなんて。
こんなに動物がいるなんて。
どれをとってもスケールが違いすぎる・・・・。

今回はモンゴルに出張に行かせて頂きました。
まずモンゴルは食事がまずいという訳ではないが、お国柄、典型的な肉と乳製品が中心で野菜が少なく偏った食事の為、嫌気がさすとの事を聞いていました。ガイドの配慮のおかげなのか結果としてそこまでひどいと思うことはなく過ごすことができました。
ただ本当の肉好きにはこれ以上ない国かと思います。何の肉でもありました。

羊肉のバケツ

そしてモンゴル人との感覚の違いに驚かされたのは距離感です。
国土が日本の4倍近くあるので、ちょっと100Kmを車でお買い物なんてことは、日常的にあるそうです。ただ走る道が何もない地平線なので、あっという間だから気にしないのかもしれません。やはり車がなければ何もできないそうです。

ひたすら続く道路

~ウランバートル~
成田からたったの5時間ほどの直行便MIATモンゴル航空に乗って、ウランバートルのチンギスハーン空港に到着。思っていたよりも少し肌寒かったです。

21時ごろのチンギスハーン空港

モンゴルでは夏は22時頃まで日が出ているとの事。体内時計が狂わないかとても心配でした。ただなぜか1日が長いような錯覚になり、個人的にとても羨ましい限りでした。

またモンゴルと言えば大平原に多くの動物、そしてゲルといったイメージが強いですが、首都ウランバートルは想像していたよりも何倍も都会でした。高層ビルや多国籍なレストラン、ブランドのショップが立ち並び、人口の半数以上が集中しているそうです。

ウランバートル市内

しかしながら、人口自体は家畜の数より少ないそうです。

これらを見たときは度胆を抜かれました。

~ブルド&カラコルム~
ブルドまではウランバートルから車で4時間ほどしたら着きます。
市内を出て10分後から、THEモンゴルの旅行が始まりました。
必ずウランバートルを出る前にお手洗いは済ましておいた方が良いです。道中は何もありません。ただただ草原が一面に広がっているのみです。そこで見る者は空と草原と家畜ぐらいでした。
リアルなモンゴルを堪能したい方はウランバートルから離れることをおすすめします。

ガイドとドライバーと車と自然

市街地から外れるにつれ、徐々に違和感が襲ってきました。
後々、心地よくなってきたのを今でも強く覚えています。ただ少し時間を要しました。

モンゴルが社会主義から民主主義に移り変わると共に、急速に近代化の波が押し寄せ、今では遊牧民でも携帯電話、テレビ、車やバイクを持つ時代です。少しがっかりした反面、面白くも思えました。

遊牧民のバイク試乗

移動式住居で転々とし、家畜を育て生活する根本的な生活スタイルは変わっていません。

もちろん家畜を追い込むときには馬に乗ります。

逃げた羊の追い込み

奥さんも頼りになります。

乗馬は初体験でしたが、楽しくて走り回れたらなんてことを想像しながら手綱を遊牧民に引いてもらっていると、30分程で不幸な事に雷雨。乗馬は馬のコンディション次第で、危険だと判断するとできなくなってしまいます。雷雨なんかは馬が驚くことがあるので、即終了でした。残念。

乗馬初体験

ブルドから更に1時間30分程の距離にあるカラコルムはその昔、モンゴル帝国の都が築かれた場所です。またオルホン渓谷の文化的景観は世界遺産に登録されているだけあって、言葉を失いました。

オルホン川とその景観


その一部のエルニデ・ゾー寺院は過去に訪れたどの寺院よりも漂う空気に徳を感じました。

ゴルバンゾー

ラプラン寺

亀石

ウランバートルに戻る道中に立ち寄ったホスタイ国立公園。
最後の野生馬タヒ(ホスタイノウマ)を見られる世界でも数少ない場所で広さはとても広大で手つかずの自然が残っており、タヒ以外にも鹿や狼、タルバガン、ガゼルなどの哺乳類やチョウゲンボウやヒゲワシ、イヌワシ、ハヤブサなど世界的にも数が激減して動物が観察できます。
モンゴル特有の大自然と珍しい動物を見ることができるのでとてもおすすめです。

ホスタイ国立公園の入り口

雨の中5キロくらい歩いて見つけたタヒ

特にタヒはめったに見ることができないので発見できれば幸運かも!?
ウランバートルで一息ついたら南ゴビへ

~南ゴビ~
ウランバートルから飛行機で約1時間30分、南ゴビに到着。
現在、国内線はフンヌエアーとアエロモンゴリア航空の2社のみで、以前までは4社ありましたが道路の舗装が進むにつれて国内線を利用する人が少なくなった為、潰れてしまいました。

南ゴビ空港

アエロモンゴルリア航空

気候は日中が凄まじく暑く、帽子とサングラス、日焼け止めは必須です。
カラカラの大地が永延と続くその光景は【無】という言葉が真っ先に思い浮かんだほど何もありません。まるで西部劇の舞台のような場所です。

カラカラの大地

南ゴビはブルドよりもさらに時間の進みが遅く感じました。

南ゴビのゲルは上のでっぱりが特徴

また星空は周りに光がほぼ無い為、かつて見たことないほど澄み渡り、
360度見渡すことができました。心身ともに浄化するにはもってこいの場所です。

南ゴビの星空 ※実際には空に無数の星が輝いていました。

南ゴビの大きな名所は3つ
1つは砂漠、もう1つは鷹の谷と呼ばれるヨーリン・アム、最後にバイヤンザグ
砂丘は2つあり今回はモルツゥグ砂丘に行き、ラクダの背中にライドオン。

ラクダは食事に夢中

背中は毛がボーボー

モルツゥグ砂丘

ヨーリン・アムは渓谷を歩いて行くと、辺り一面の花畑が広がり、

渓谷の道

綺麗な花がお出迎え

さらに奥では冬の氷がまだ解けきっていない道があり、草原とは異なった自然を体感することができました。

解けきっていない氷の道

最後は一番のおすすめ、バヤンザグ。

バヤンザグ一望

ここはティラノサウルス等の化石が発掘されたことで世界的に有名で、完全に発掘はしておらず大小問わなければ比較的に簡単に化石を発見できそうです。

化石発掘中

ドライバーさんは本業が何かわからないくらい、化石を見つけるのがうまくて指導してくれました。化石か否かの判別は舌で舐めて、落ちなければ化石だそうです。

何かの化石

化石発見

童心をくすぐる体験に大満足でした。残念なのは化石はお持ち帰りができない事。
発見することに夢中になれればそれでよしと、自分に言い聞かせてバヤンザグを後にしました。

最終日はウランバートルに舞い戻り市内観光の予定がモンゴルの国内線は遅れることが多く、ウランバートルに着いた頃には名所は閉館していました。ガンダン寺やボグドハン宮殿には行けなかったのは大変後悔が残りましたが、それ以外が衝撃的だったので、そこまで気が落ちることもありませんでした。

立派な角を持つヤギ

FSCがモルツゥグ砂丘

モンゴルの星空

THE ゲル

【おすすめ度】
・草原★★★★★・・・見なければ、モンゴルに行ったとは言いません。
・エルデニゾー★★★★★・・・ここまで美しい寺院は初めて。周辺の景観を含めて堪能して頂きたい。
・ホスタイ国立公園★★★★★・・・ダヒが見れたらラッキーです。
・バヤンザグ★★★★★・・・大自然の驚異。化石発掘という冒険心をくすぐる
・鷹の谷 ヨーリン・アム★★★★・・・まるで天国のような雰囲気。
・モルツゥグ砂丘★★★★・・・ラクダに乗れば、楽しさ倍増です。

2016年7月 小澤 駿

このエリアへのツアーはこちら

【歴史あるボグドハン宮殿博物館】
仏の化身として世を救う為、生まれ変わり続けるとされる活仏の8代目ジェプッツンダンバ・ホクトク、別名ボクトハンが晩年を過ごしたボクトハン宮殿。現在ではチベット仏教に関する数多くの書物や美術品が集められており、モンゴル人だけでなく多くの観光客が訪れる博物館として姿を変えました。内部のラブリン寺にはモンゴル初代活仏のザナバザルによって描かれた“21ターラー菩薩”が展示され見る者を魅了して止みません。

【最後の野生馬タヒを見るならホスタイ国立公園】
ウランバートルから車で2時間程の距離に位置し、最後の野生馬タヒ(ホスタイノウマ)を見られる世界でも数少ない場所、ホスタイ国立公園。広さはとても広大で手つかずの自然が残っており、タヒ以外にも鹿や狼、タルバガン、ガゼルなどの哺乳類やチョウゲンボウやヒゲワシ、イヌワシ、ハヤブサなど世界的にも数が激減して動物が観察できます。
モンゴル特有の大自然と珍しい動物を見ることができるのでおすすめです。
特にタヒはめったに見ることができないので発見できれば幸運かも!?

【モンゴルチベット仏教の象徴】
ウランバートル市内の中心地に突如姿を現す、モンゴルのチベット仏教総本山であるガンダン・テクツェンリン寺。社会主義時代、ソ連による粛清の際に観音像は壊されましたが寺自体は残されました。民主化以降はチベット仏教復興の中心として、五体投地の熱心な信者の心の拠り所だけではなく、市民の憩いの場となっています。現在、寺院内には2代目の25M程の観音像があり、その神々しさは一度見たら忘れられません。

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