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ショパンの街・ワルシャワを堪能する旅~[2016年10月26日]

今回はポーランド政府観光局主催の商品企画ツアーにご招待いただきました。今回の目的は、ポーランド航空の就航により成田から直行便でアクセス出来るようになったワルシャワと近郊の観光名所を視察し、ポーランドの魅力を日本市場に訴求できればとの事です。
4年ぶりのポーランド訪問ですが、前回は強制収容所のアウシュビッツをメインとしたが、
今回は前回そぞろ歩きしかしなかったワルシャワおよび近郊を訪問する。
なおLOTポーランド航空は今年の1月14日より成田~ワルシャワ間を週3便も運航をしている。使用機材はボーイング787-8型機(ドリームライナー)で、スターアライアンスにも加盟している。所要時間もおよそ11時間でワルシャワに到着することができるので、直行便はやはり有難い。ワルシャワ市内へは鉄道やバスで15分から20分程度と空港へのアクセスも非常に良い印象を受けた。


<ワルシャワの旧市街と新市街>
「旧市街は復元されたからこそ登録に値する。もし旧市街が破壊と復興の歴史がなく、残っていなければ登録しようとも思わない」この一文は世界遺産登録の際に、「復元文化財」は登録に値しないという理由からと登録が危ぶまれた際に説得した時の言葉です。かつてポーランド首都のワルシャワは、「北のパリ」と呼ばれる洗練された美しい街でした。しかしドイツ占領軍に対して市民が一斉蜂起したことにより、ほとんどの建造物が跡形もなく破壊されました。旧市街に広がる一見古い街並みは、ワルシャワ市民達が過去の絵や写真、生き残った住民の記憶を元に「壁のひび1本にいたるまで」忠実に再現したといわれています。旧市街にはひとつひとつに特徴がある石造りの建物がならび、旧王宮前の広場は年間を通じて観光客で賑わい、古きよき時代の魅力あふれるワルシャワの雰囲気を感じることができます。毎日18:00に開催される旧市街のショパンコンサートは敷居も高くなく、ショパンの音楽を堪能するのには最適でした。また旧市街のお土産物屋さんでは日本でも人気のポーランド陶器を安価に手に入れることが出来るのでお勧めです。

文化科学宮殿展望台からのワルシャワ市街

王宮広場

ポーランド陶器

旧市街のショパンコンサート

サスキ公園

無名戦士の墓

大統領官邸

文化科学宮殿のライトアップ

<ショパンの生家・ジェラゾヴァ・ヴォラ>
ショパンの生家のある街として有名なジェラゾヴァ・ヴォラは、ワルシャワから車で約一時間の人気観光地となっています。ショパンが生まれた部屋、出生証明書、ショパンが幼少時に始めて書いた楽譜の複製など貴重な品を見学できるショパン博物館などが見どころです。夏季には毎週日曜にピアノコンサートも行われています。生家の周りは公園として整備されており記念碑やショパンの像も設置されておりショパンの音楽が流れる庭園の散策も楽しいです。近郊のブロフフ村のショパン一家と深い繋がりのある教会も併せて訪れるのをお勧めする。ショパンの両親や姉の結婚式、ショパン自身の洗礼も聖ロフ教会で行われたそうです。残念ながらショパンの生家は、10月末より改修の為クローズしますが、来年夏に再オープン予定なので来年の夏に訪問をお勧めいたします。
また入口には充実したショッパングッズもあり、お土産に最適です。

<ウッチ県とは?!>
正直、出発前はウッチに関する情報は皆無に等しかったです。しかし訪れてみるとポーランド人やヨーロッパの人々にとっては、ウッチといえば映画と紡績産業というイメージが強くあるのです。文化創造と近代工業のさきがけを担った、現代ポーランドにとっては無くてはならない地域になっていました。ポーランドの中部に位置しワルシャワからも車で2時間とアクセスも良く広大な森林があり木材にも恵まれていたことから繊維産業が発達したそうです。
そして今回ウッチを訪れた10月7日からの3日間は年に一度3日間だけ開催されるヨーロッパでは徐々に有名になってきた『Light Move Festival 』というライトムーブイベントが開かれていました。
近年、日本でも話題のプロジェクションマッピングやアニメーションも見所の一つです。一つの建物のみならず、夜の街全体をスクリーンに光で美しいアートを生み出し、普段のイメージとは全く異なる”街”を見ることが出来ます。フェスティバルは年々規模も大きくなりポーランド内やヨーロッパの他の国からも多くの人が訪れるそうです。

ウッチは目抜き通りであるピョートルコフスカ通りと、織物工場跡地を再開発したポーランド版赤レンガ倉庫が「マヌファクトーラ」です。産業都市ならではのレンガ造りの紡績工場がショッピングモールに美しく生まれ変わり、劇場、映画館、博物館、美術館、ホテル、レストランと全てのものが揃っています。

ウッチといえばポーランド第3の都市でもあり19世紀に繊維産業で大きくなった工業都市の為、織物工場の一部を利用した博物館も訪問が必須になります。当時の機械や写真、テキスタイルやファッションなども展示されている。アメリカやイギリスからも多くの人が訪れ、博物館の規模は大きく興味がある人は一日過ごすことも出来るでしょう。

ウッチ県のウォヴィチの聖体祭は、日本ではほとんど知られていませんが、鮮やかな民族衣装のお祭りがありポーランドでも非常に重要で、伝統のある宗教的行事だそうです。
また今回の研修では、民族衣装を纏った伝統の結婚式を古民家にて再現してくれました。

ウォヴィチの大聖堂

ウォヴィチの博物館

 

<ワルシャワを歩けばショパンを感じる>
ワルシャワ市民にとって偉大なピアニストであり作曲家のフェレデリック・F・ショパンは天才音楽家として、今なお誇るべき存在であり続けています。ワジェンキ公園からクラクフ郊外通りを通って王宮広場へ続く道は「ショパンの道」と呼ばれ観光スポットが沢山ある。ワルシャワ観光局お勧めの「Chopin in Warsaw 」のアプリをダウンロードすれば、オーディオガイドとして機能して大変便利です。
また博物館隣のレストラン「TAMKA43」ではショパンメニューを食してみるのも良いだろう。

クラクフ郊外通りのショパンの曲が流れるベンチ

聖十字架教会

聖十字架教会にはショパンの心臓が安置されている

ショパン博物館

ショパンのデスマスク

ショパンの髪の毛

ワジェンキ公園のショパン像

ショパンメニュー

今年から直行便も就航し、近くなったポーランドへの玄関口ではなく、フレデリック・ショパンの音楽が溢れるワルシャワに音楽の旅をしてみてはいかがでしょうか。市内にはショパンコンサートを始め、オペラ劇場やジャズバーと毎晩楽しめるでしょう。
また貴重な機会をいただいたポーランド政府観光局および現地で歓迎して頂いた現地観光局のスタッフの方に心より御礼を申し上げます。

【スタッフおススメ度】
ライトムーブ・フェスティバル★★★★ 今後はさらに大きなイベントへ。
ワルシャワの歴史地区★★★★★ ワルシャワ市民の熱意を探しに。
ジェラゾヴァ・ヴォラ★★★★ ショパン生誕の地へ

(2016年10月 大道隆宏)

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