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世界地図を眺めて憧れていたノルウェーへやっと行ってみた!〜北欧3ヵ国周遊〜[2017年07月07日]

子供の頃、地図帳を眺めながらいろいろな国に行ってみたいと夢を膨らませていた事はありませんか?私は小学校高学年の頃から地図帳が大好きでした。
地図上の国の中でも何故か、一番遠そうに見えたからなのか、「私はノルウェーにフィヨルドを見に行きたいんだよ。」と友達に言っていたのを今でも覚えています。
今回出張の行き先を聞いた時に「あ、やっとフィヨルドに行けるんだ。」とあの頃の子供心を思い出しました。

今回の旅はスウェーデン、ノルウェー、フィンランドの3ヵ国周遊、ヘルシンキを拠点とするフィンランド航空を利用です。フィンランド航空は最低乗り継ぎ時間35分と恐るべき効率の良さを掲げていて、私も今までに体験した事のない40分という乗り継ぎ時間を課せられ、間に合うのかと出発前からかなり不安でした。
快適なフライトで約9時間。アナウンスによると少し早目に到着するとの事、時間に余裕が出来て良かったと思いながら、それでも不安で機内誌で空港見取り図の確認と機内案内でゲートの確認をして、備えます。そして、ここまでして結果乗り遅れました…。
イミグレーションでは自動パスポートコントロールも受付けて貰えず、少し割り込みさせて貰って走りましたが、出発10分前を少し過ぎて到着、既にゲートクローズしていました。そこでフィンランド航空のお姉さんに「ボーディングタイム(30分前」に来ないとダメよ。」と言われました。
いやいや、もしオンタイム16:20着陸で到着した場合、既にボーディングタイムでは?
それともイミグレ含め違うルートがあったのかも??と道順を振り返るも分かれ道に記憶がなく…。
とりあえず、乗り継ぎカウンターで乗り遅れをイミグレーションがビジーなせい!と主張したら、次のブロンマ空港行きのフライトに振ってもらえ、無事ストックホルムに着いたのでした。
※ブロンマ空港はアーランダ空港より若干市内に近いので、実は便利でした。(シティ行きバス現在85SEK=1,280円)

近郊にあるブロンマ空港

ブロンマ空港からバスで市内へ

チケットはバス停にある自動販売機でカードで購入

■スウェーデン■
ブロンマ空港から約30分でストックホルムの市内に到着、ホテルはバスステーションに隣接する「confort stocfolm」に。部屋はかなり狭いですが、ホテルは寝るだけのアクティブ派には快適なホテルです。

まだ18時過ぎでかなり明るいので徒歩で行けるガムラスタンへ行くことに。ガムラスタンはストックホルムの旧市街、石畳の残る必見のスポットです。
古く13世紀からストックホルムの歴史を積み上げてきた町には教会も多く、賑わうヴェステルロングガータン通りをゆっくり見ながらぶらぶらすれば約2時間位で回れます。

大広場

ヴェステルロングガータン通り

鉄の広場

バイキングのお土産

橋から眺めるガムラスタン

21時になってもまだ明るい北欧の国々。日本との時差が7時間ある長い初日はビールで締めくくりました。

本日4回目の食事はさすがにヘルシーな感じに笑

翌日、時差のせいで3時半起きという事になりましたが、既に日が出ていた為、本気起きに。今日も一日が長くなる予感です。

ストックホルムに来たら「必見その2」は市庁舎、早起きしたからには混む前に行こうと朝食後散歩がてらに向かいます。

鳥達も無防備

市庁舎とはノーベル賞授賞祝賀晩餐会の行なわれるあの建物です。
朝8時半頃になると団体客が集まり始めて賑やかになりますが、やはり早朝は誰もいないので湖のほとりでゆっくり出来ます。
対岸のガムラスタンを眺めながら本を読む青年、その環境羨ましい。

初回9時からの英語ツアーに参加しました。
初めに案内されるのが、晩餐会の行なわれる大広間ブルーホール。中世風のデザインで、美しいレンガと高窓からの光が有効に使われ厳かな雰囲気を醸し出しています。

ブルーホール

市議会議事堂はバイキングのロングハウスの様な作り

王子のギャラリーにはストックホルムの町並みの壁画が。

そしてゴールデンホール!ガラスと金箔で出来たモザイクで埋め尽くされた広間です。ここでノーベル賞授賞祝賀晩餐会後の舞踏会が行なわれます。贅沢な空間…。

市庁舎塔からのガムラスタン

短いストックホルム滞在でしたが、午後はオスロに向かいます。ストックホルムのバスステーションからアーランダ空港まで10分置きにバスが出ています。(現在119SEK=約1,790円)

■ノルウェー■
オスロ空港からエアポート・エクスプレス・トレインでオスロセントラルステーションへ。切符は入口近くの自動販売機でクレジットカードから購入が可能です。(現在180KON=約2,700円)20分の距離にしては高い…。

エアポート・エクスプレス・トレイン

ノルウェーのホテルは駅の目の前「scandic oslo city」。とにかく滞在時間の少ないオスロのホテルは利便性で選びました。部屋は狭いですがこの立地、文句ありません。

オスロは都会ではなく町でした。トラムがゆっくりと走り、王宮前の芝生では学生達や恋人達が語らい、オープンエアのレストランで楽しく飲み交わす大人達。都会の急か急かした感じのないホッとする町でした。こういう町好きです。

オスロ大聖堂でゆったり本を読む女性

王宮

市内を眺める恋人達

さて、ノルウェー2日目フィヨルドへ向かいます!今回は「ノルウェー・ナット・シェル」というオスロからフロムを通ってベルゲンまでの周遊チケットを利用しました。
このコースは一日でまわる事が可能ですが、今回は敢えてフロムに1泊するスケジュールです。

《オスロ→ミュールダール→フロム》

オスロ鉄道内

オスロを出発して約5時間、ミュールダールに近づくと雪がまだ残る景色が…。え、こんなに寒いの??掲示板にも外気7度の表示が。パーカーにウインドブレーカー、ライトダウンと持参してよかった…。

ミュールダール駅乗り換え

ミュールダールからは「世界で一番美しい車窓」と言われるフロム鉄道乗車です。途中、迫力のあるショース滝の見られるスポットで一時停止してくれるなど、ちょっと楽しくなる登山列車です。

フロム鉄道内

迫力ある滝

約1時間位でフロムに到着。
目の前にどんと現れる大自然!やっぱり好きだな、こういうの。小学生の頃から来たいと思っていたノルウェーのフィヨルド。やっと来たよ!

フロム駅

フロム鉄道は先頭に荷物専用の車両があります。

ステガスティン展望台はフロムから30分で行ける人気のスポット。インタネットでの事前予約、又は駅のツアーデスクでの当日予約も可能です。

stegasteinステガスティン展望台

上からフィヨルドを眺める

フロムでの宿泊は「HEIMLY PENSJONAT」。フロムの鉄道駅から徒歩圏内の便利な立地。1階の部屋からも目の前にフィヨルドが!
テレビもなく、ただひたすらフィヨルドを楽しむ為のアットホームなホテルです。

お部屋からはフィヨルドが

※フロム駅から徒歩圏内にあるホテルは6軒しかありません。3ヶ月前でもギリギリ空いていた状況なので、シーズン中は早目のご予約をお勧めします。

ノルウェー3日目、フロムの朝はとても静か。ただシーンとしていてそこにフィヨルドかあるだけ。朝から何て贅沢なの、と思いながら散歩に出ました。

フィヨルドの夜明け

10:00出発の新型船でフィヨルドクルーズがスタートです。この新型船は最近導入されたモダンで高級感のあるクルーズ船です。船内には寛げるソファもあり、窓も大きく快適。デッキではフィヨルドを堪能し、少し体が冷えたら暖かい船内でコーヒーやワインも楽しめます。

新型クルーズ船

寛げる船内

カフェ

ワインも買えます

荷物置き場もあり

いざ!フロムを出発して世界遺産ネーロイフィヨルドへ!深い緑に囲まれた波の立たないフィヨルドを早く静かに進む船の先端で、子供の頃の夢を実現出来た事につい涙が出そうになりました。地図帳を見ながら何故ノルウェーのフィヨルドに惹かれたのかは解りませんが、きっと今日この瞬間の達成感の為だったのかもしれません。
フィヨルドクルーズは約1時間半、絶景を見ながらグドヴァンゲンに到着です。

さようならフロム

静かなフィヨルド

フィヨルドの中にある小さな村

絶景を背景に

グドヴァンゲンではヴォス行きのバスが待っているので迷いません。ヴォスまでは約1時間の距離、途中山道からの絶景も楽しめます。ヴォスからはまたベルゲン急行で約1時間、ベルゲンに到着しました。

グドヴァンゲンから乗車のバス

ヴォスまでの山道からの絶景

ノルウェー最大の港湾都市ベルゲンは歴史が古く、12、13世紀はノルウェーの首都であり、14、15世紀にはハンザ同盟に加盟し商業を発展させていきました。
町の中心となるのは世界遺産ブリッゲンなどのある港側。中世ハンザ商人達がこのブリッゲンの地に家や事務所を建て木造家屋の並ぶ今の姿となりました。奥行きの深い家屋は迷路のようになっていて、今はショップやカフェが並び歩くだけでも楽しめます。

世界遺産ブリッゲン

ブリッゲンのマンフォール

美しいベルゲンの街を上から眺められるのがフロイエン山。麓のケーブルカー乗り場から標高320mまでを約5、6分で繋ぎます。晴れ間の少ないベルゲン、もし晴れ間が狙えそうならば必見です。

結構急斜面を走るケーブルカー

ベルゲンの町を見下ろす

ベルゲンに来たらここで食べたい!と思ってやってきたフィッシュマーケット。沢山のシーフードを売る傍らで、調理をするお店からいい匂いが漂います。新鮮なシーフードのグリルや、フライなど調理方法は様々、ワインやビールと共にその場で楽しめるのもいいですね。

新鮮なシーフード

レストラン併設のお店も

定番ですがフィッシュ&チップス

翌朝、エアポートバスを利用してベルゲン空港へ。バスはブリッゲン付近→フィッシュマーケット付近→市民公園付近?→ベルゲン駅バスターミナルを経て空港まで約30分位で到着です。(空港まで120NOK=1,800円)

■フィンランド■
1時間のディレイでヘルシンキに着きました。苦い思い出のある空港…。今回もディレイしていたので、到着した途端みんな走っていました。(やはり乗り継ぎ時間ギリギリのフライトはやめましょう。)

リング・レール・ラインでヘルシンキ中央駅へ。Pラインの電車がくるも、「NO TIKET SALE」と電光板に。ホームの自動販売機のみ?しかも1台しかないのに?と泣く泣く見送り、切符を買って次に来たIラインに乗車しました。(ヘルシンキセントラルまで現在5€)どうやら今年6月半ばで車内販売は終了したようです…。

国鉄VR (JRに見えてしかたがない…)

ヘルシンキ中央駅

ヘルシンキの朝はエテラ港マーケット広場からスタートです。新鮮な果物や野菜が並べられた屋台や、サーモンと野菜のいい匂いのする屋台など、地元の人から観光客まで楽しめるマーケットです。

果物も豊富

ランチに食べたいサーモン料理の出店

午前中はこの広場にあるフェリー乗り場から世界遺産スオメンリンナ島へ。約15分の船旅です。この島は過去の様々な戦争の要塞として重要な役割を果たしてきました。この季節、芝生も青々していて花も多く、鳥達も親子でゆったり過ごしている姿にも出会え、ただ散歩するだけでも楽しめます。ゆっくり回ること約1時間半、最後にこの島の地ビールをブルワリーで楽しんで港まで帰ります。

世界遺産の島

緑が気持ちいい

要塞

大砲も残されている

ヘルシンキの市内は徒歩圏内に見どころがあるので、ここでも急ぐ事なくゆっくり回りたいものです。ノルウェーの可愛い雑貨のお店を覗いたり、有名なマリメッコやイッタラで素敵な物に出会ったり、女子には楽しい街歩きです。ヘルシンキ大聖堂、カンピ礼拝堂、テンペリアウキオ教会も押さえたい見どころです。

ヘルシンキ大聖堂

カンピ礼拝堂

テンペリアウキオ教会

料理も美味しい

ジビエ料理

ヘルシンキ3日目、ムーミンワールドへ!ムーミンワールドは夏季の6/10〜8/27(2017年)のみの営業です。(冬季はフィンランドの休日に合わせて数日営業)朝、電車に乗り込むと、やはり家族連れが目立ちます。みんなムーミンワールドへ行くのか!?

駅でトゥルク行を確認

トゥルク行国鉄VR

トゥルクに到着

殺風景なトゥルク駅

2時間かけて到着したトゥルクから次はナーンタリ行きのバスに乗るのですが、駅前にはバス停はないので、バスターミナル兼マーケット広場まで歩きます。※先ほどの家族連れはどこにも見当たりません。ムーミン狙いではありませんでした…。

駅から徒歩約15分停留所発見(T7のバス停6番、7番)

バスでナーンタリへ

ナーンタリ行きは割と頻繁に出ています。バスの運転手さんに3€払います。バスはのどかな町並みを走行約40分、バスはナーンタリのバスターミナルに到着しました。

ナーンタリのバスターミナルからムーミンワールドを目指します。

緑が美しい道を歩きます

バスターミナルから約20分でムーミンワールドに到着です。

桟橋を渡って

ムーミンワールド入口です

一日券大人28€を支払い入場!そこからはムーミンワールドをお楽しみください。

ムーミンハウス

ムーミンハウスの中に飾られる写真

ニョロニョロの洞窟

ムーミンパパのボート

来場者は95%が子連れ。その子供達は可愛い幼児、幼稚園低学年までの子がほとんどです。ベビーカーが行き交い、何だか平和な光景。小さい敷地なので必ずムーミン、ムーミンパパ、ミイやスナフキンに会えます。ムーミン好きでしたらたまりませんね。

やっぱりムーミン

ムーミンパパ(シュール!!)

かっこいいスナフキン

怒り気味のミイ

帰りはナーンタリの旧市街を散策しながらバスターミナルに戻りました。

旧市街

お店もかわいい

ホテルがあるので宿泊も出来ます

ナーンタリは特に何もないですが、旧市街に可愛らしいホテルもあるので、1泊して町を楽しむのもいいかもしれません。

最終日、今や日本人にも人気のフィンランドブランド「マリメッコ」本社へ。ここにはショップだけでなく、観光客も利用可能な社員食堂があります。地下鉄でセントラルから6つ目のヘルットニミエ駅から徒歩10分位、日本人がちらほらいますので迷うことはありません。

ヘルットニミエ駅

マックとシェルが見えたら左折

ボルボの前を右折

マリメッコ本社到着

元々はあまり興味がありませんでしたが、カラフルな生地で出来た小物や、洋服、食器に囲まれると女子心をくすぐられ、結局楽しくショッピングしてしまいました。

かわいい雑貨

社員食堂

≪北欧の旅を終えて・・・≫
スウェーデン・ストックホルムからノルウェー・オスロ〜ベルゲン、フィンランド・ヘルシンキと3ヶ国周遊した9日間。北欧の国々の感想としては、どの国も自然に溢れ、何だかゆったりしていて、シーフードが美味しくて、物価が高い、という感じでしょうか。そしてやっぱりまた来たい、そんな余韻も残す国々でした。

■スタッフおすすめ度■
・ストックホルム・・・★★★★旧市街ガムラスタンには行きたい。
・オスロ・・・★★★★都会ではない素朴な町を味わえる町。
・フロム・・・★★★★★ソグネフィヨルドに行くなら是非1泊を!
・ベルゲン・・・★★★★★世界遺産ブリッゲンとフィッシュマーケットは必見。
・ヘルシンキ・・・★★★★★可愛い雑貨が一番豊富。ユーロなので、価格も解りやすい。

(2017年 6月 能祖文子)

スウェーデン

ノルウェー

フィンランド


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