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「アルプスの真珠」と「アドリア海の真珠」宝石のように輝く夏のスロベニア&クロアチア[2017年08月12日]

シーズン真っ只中の8月にクロアチア・スロベニアを旅行することになった。リュブリャナから入って、ドブロブニクから出る旅程のため、どちらにも就航しているターキッシュエアラインを利用する。夜便で出発してイスタンブールで乗り継ぎ、翌日の午前中にはリュブリャナについた。林や畑が広がるいい感じの田舎道を車で走り1時間ほどでブレッド湖に到着。お昼前についたブレッド湖の町は、思っていたよりも栄えている。田舎の小さな町をイメージしていたが、湖の周辺一帯にホテルやレストランが建ち並び、小さめでちょっとさびれているがショッピングセンターもある。大きな街ではないものの、リゾート地として予想をはるかに超える数の観光客で賑わっていた。ブレッド湖の町は、ユリアン・アルプスに囲まれたその美しい景色から「アルプスの真珠」とも言われている。
坂を下ると青緑色のブレッド湖が見えてきた。右手の断崖絶壁の上にはちょこんとお家が乗っている。あれがブレッド城だ。

湖には小さな島があり、教会が頭を出している。このブレッド島へはボートで渡ることができる。

20人乗りくらいの相乗りボートで船頭さんが漕いでくれる。4人乗りのボートをレンタルして自分で漕いで行くこともできる。ボートからの眺めもなかなか良く、15分くらいで島に到着。ここで40分のフリータイム後、同じボートで戻るので、船頭さんの顔と服の色を覚えておく。小さな島なので、教会で鐘を鳴らして、時計塔に登り、カフェでジェラートを食べたら丁度良い時間になった。

この紐を引いて3回鐘を鳴らせたら願いが叶うのだとか。紐を引いてみると意外にもかなり重くて、うまく鳴らせなかった。体重をかけてやっと鳴るくらい。
島や湖畔では泳いでいる人もいる。手をつけてみると湖の水は冷たく、澄んでいて魚も見える。ビーチではないけれど、水着姿で焼いている人や、海水浴ならぬ湖水浴?を楽しんでいる人が多くて驚いた。

湖の周りには遊歩道があって、一周を3時間くらいで歩くことができる。湖の美しい景色が少しずつ変わっていくのが楽しい。

そしてブレッド湖には名物スイーツがある。甘さ控えめのクリームをサクサクのパイ生地で挟んだブレイスカ・クレムナ・レジーナだ。

ブレッド湖のほとんどのレストランやカフェで食べられるが、ホテルパークのものが有名。ブレイスカ・クレムナ・レジーナ味のジェラートもおすすめ。ザグレブ近郊のサモボルという町のクレームシュニテも同じようなケーキで、どちらが元祖かを争っているらしい。

ブレッド城からの眺めが絶景だと言われている。馬車を使うか徒歩で登るか。車を手配しておくと楽なのだけど、徒歩で行ってみることに。よくわからずに見つけた山道を登った。

登ってみると実は階段のルートもあることがわかった。

階段ルートの入り口は見つけにくいが、町の大通りをブレッド城の方にのぼっていき、

(↑この分かれ道を左に進み)

(↑ここを右に入っていくと階段が見つかる)

ブレッド城からは、島を浮かべる青いブレッド湖がよく見渡せる。

城内には印刷所や博物館がある。スロベニアではここで結婚式を挙げる人も多いそうだ。

暑かったので、テラスのレモネードが体に染み渡るような気がした。

ブレッド湖でゆっくりしたら、ポストイナ鍾乳洞に立ち寄り、プリトヴィツェ国立公園へ向かう。ブレッド湖からポストイナまでは車で1時間。
チケットを購入して次のガイドツアーの時間に合わせて入り口へ。日本語のツアーはないので、日本語オーディオガイドを借りる。外の気温は35度くらいでとても暑いが、鍾乳洞の中はいつでも10度前後。半袖ではとても凍えてしまうので、長袖のカーディガンとウインドブレーカーを着込んだ。トロッコ電車に乗ったら鍾乳洞内を疾走!結構速い。

上から垂れ下がる鍾乳石はその形状から「スパゲッティ」と呼ばれる。スパゲッティというのはちょっと違う気がするけど、どっちが上でどっちが下かわからなくなるような不思議な景色が目まぐるしく展開される。

(右がここで最も白く輝く鍾乳石「ブリリアント」)

最後は広い空間にでる。ここは「コンサートホール」と呼ばれ、実際にコンサートが開かれることもあるそうだ。見応えがあって楽しいアトラクションのようだった。

ポストイナを出発して、ドライバーさんが結構飛ばしていたような気がするけれど、いろは坂のようなくねくね道を走ること3時間半、プリトヴィツェ国立公園のホテル・イェゼロに到着。公園内のホテルは3つしかないが、その一つだ。やっと行ってみたかったプリトヴィツェにやってきた。

下湖から上湖までぐるっとまわってみた。休憩を含めて5時間くらい。暑くて汗だくになったけれど、エメラルドブルーの湖や、キラキラと流れる水流や滝が涼ませてくれる。

エコロジーバスや遊覧船も使うので、そこまで大変ではない。ただ、夏は観光客が多くて遊覧船を待つにも長い列ができている。日焼け対策と水分補給は必須。

(プリトヴィツェ名物マスのグリル)

プリトヴィツェ国立公園からザグレブ空港まで車で約3時間、フライトは1時間もせずにドブロブニクに到着した。ドブロブニクの空港から旧市街へはフライトにあわせてATLAS社のシャトルバスが出ている。空港から旧市街のピレ門まで約30分。ラパッド地区のホテル・グランド・パークを予約していたので、ピレ門から市営バスに乗り換えた。ラパッド地区まではバス停10個目くらい。バス停にある路線図で乗る前に確認するか、運転手さんに着いたら教えてくれるよう頼んでおくと良い。スーツケースを持っての乗り換えは面倒なので、250クーナくらいかかるがタクシーを使うのも手だ。人数によるが、バスだとシャトルバス40クーナ+市営バス15クーナなのでだいぶ安い。
ホテル・グランド・パークではヴィラパークという別館で、白を基調とした清潔感のあるお部屋にはシャンデリアがついていたりと、女子が好きそうなインテリア。お部屋やレストランから見える夕陽が綺麗。すぐそこにビーチがあり、ホテルにプールもあって、リゾートホテルとしてゆっくり滞在するのに良い。ただ、何故か中庭の噴水の周りにプレデターやらエイリアンの像が建っているのが可笑しかった。

『魔女の宅急便』のモデルとなった街ドブロブニク。幼い頃から大好きだった映画なので、車窓からオレンジ色の家々とアドリア海が広がる景色が見えてきた時はとても嬉しかった。

(ロープウェイでスルジ山に登ると、「アドリア海の真珠」と呼ばれるその景色を見渡せる)

(クルーズ船もたくさんでている)

(青空市場は意外と小さかった)

ドブロブニク旧市街にはたくさんのアイスクリーム屋さんがあるが、中でも私のおすすめはpeppino's。ピレ門からプラツァ通りを進んで右に入った路地にある。どのお店もアイスの種類が多いが、ここは種類が豊富な上に、他のお店よりも一味上の美味しさ。

それから、ドブロブニクにきたらシーフードも欠かせない。

それに猫が多くて癒される。ジジのような黒猫もいる。

あっという間に9日間が過ぎてしまった。、都市間の移動は事前に車を手配しておいて、各都市2泊ずつしたので、比較的ゆったり過ごすことができた。その分、他にも行ってみたかった街もあるし、周辺の国とあわせてまた来たいところだ。

おすすめ度
ブレッド湖・・・★★★★エメラルドグリーンの湖とそこに浮かぶ美しい教会は絶景
プリトヴィツェ国立公園・・・★★★★★自然の美しさに癒される世界遺産
ドブロブニク・・・★★★★★『魔女の宅急便』の世界へ。景色とシーフードが最高

(2017年8月 増田里紗)

スロベニア

クロアチア


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