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世界の絶景シリーズ16弾!ここは未知の惑星か? インスタ映え抜群の絶景スポット イランの秘境「ゲシュム島」に行ってきました![2018年03月20日]

ゲシュム島、スター・ヴァレー、スタチュー・ヴァレー、チャークー・ヴァレー、ナマクダン・ケーブ、ハラ・マングローブ、ゲシュム島の「エコアイランド」構想による地域のための持続可能な開発計画策定プロジェクト. (The Project for Community-Based Sustainable Development Master Plan of Qeshm Island toward "Eco-Island").」

スター・ヴァレー(ゲシュム島)

チャークー・ヴァレー(ゲシュム島)

ネガーブと呼ばれる仮面をつけ伝統的な刺繍を披露する女性(ゲシュム島)

ゲシュム島の女性を描いた美術品(ゲシュム島)

ゲストハウスでのランチ風景(ゲシュム島)

ハネムーナー用の部屋(ゲシュム島)

島の定番土産 ネガーブ人形(ゲシュム島)

ゲシェム島の伝統的刺繍製品(ゲシュム島)

島の伝統的貨物船タルタリボート上でのランチ風景(ゲシュム島)

今回機会あって今回イランの自由貿易特区ゲシュム島を訪れる機会を得ました。
島には4泊しましたが毎日が絶景の連続で感動しっぱなしでした。島のあちこちに広がるトルコのカッパドキアのような奇岩群、ネガーブと呼ばれる赤や黒の仮面のようなものを付けた女性たちと素晴らしい伝統的な刺繍製品の数々、おびただしい野鳥の宝庫ハラ・マングローブ、人懐っこいイルカの群れに出会えるドルフィンベイ等。ゲシュム島はイラン本土には見られない景勝地と独特の雰囲気が体験できる場所なのです。そして通常イランを観光客が訪問する際は観光ビザの取得が必須ですが自由貿易特区のため「ビザ不要」で、ドバイから「直行便」ゲシュムエアーで約40分でいけます。こんなお手軽な絶景スポットがあるとはうかつにも知りませんでした。イランなのでお酒は飲めませんが、海産物を中心とした食事もおいしく日本人の口に合うかと思います。
そんなイランの穴場的な観光地、”ゲシュム島”の様子を写真で振り返りたいと思います。

ゲシュム島は、イランの首都テヘランから南におよそ1,400km離れており、ペルシャ湾のホルモズ海峡上に位置しています。島全体の長さは135km、総面積はおよそ1500平方キロメートルのイラン最大の島です。ゲシュム島内は数百年の間、雨や強風といった自然現象にさらされた結果生まれた、山や渓谷そして天然の彫像が見られ、それらはユネスコのジオサイトとして登録され保護されています。

ゲシュム島の自然の要塞スター・ヴァレー(星の谷)

スター・ヴァレー(ゲシュム島)

スター・ヴァレー(ゲシュム島)

スター・ヴァレー(ゲシュム島)

スター・ヴァレー(ゲシュム島)

スター・ヴァレー(ゲシュム島)

スター・ヴァレー(ゲシュム島)

ゲシュムシティから西へ約15km、この島でもっとも人気の高い観光スポット「スター・ヴァレー」は、200万年という長い年月をかけて風雨が大地に刻んだ自然の要塞のような奇岩地帯です。また、その姿はトルコのカッパドキアにもよく似ています。
奇岩群の中を歩いているとまるで映画スターウオーズにでてくる未知の惑星に迷い込んだような錯覚におそわれます。
地元の人々の間では、スター・ヴァレーは「落下した星」という意味の “Estalah-kaftah” という名前で呼ばれています。この名前は、その昔ある星が地球に衝突し、石や土が空中に散らばって凍りつき、このような変わった地形ができた、という伝承に由来してつけられました。
徒歩30~40分程度で回れる規模は本場カッパドキアに比べてスケールは小さめですが、本場に負けない異様な迫力と美しさを兼ね備えています。特に朝と夕方は、丘の上から息をのむような光と影のコントラストを楽しむことができます。サイト内は手すりなどの設備は一切ありませんので、歩きやすい靴で、足元に注意して下さい

ゲシュム島の景勝地スタチュー・ヴァレー

スター・ヴァレー(ゲシュム島)

スター・ヴァレー(ゲシュム島)

スター・ヴァレー(ゲシュム島)

スター・ヴァレー(ゲシュム島)

ルーフ・オブ・ゲシュムのすぐ下の一帯に広がるスタチュー・ヴァレーでは、自然の荒削りな景観の魅力を楽しむことが出来ます。ワシに似ていると言われる岩もあれば、クレオパトラの頭に似ていると言われる岩もあり、こうした奇岩が連なっていることから、現地では「タンディス(彫像の意味)」山峡と呼ばれています
鉄砲水が作り出した奇跡の絶景チャークー・ヴァレーも見逃せない!

チャークー・ヴァレーへ(ゲシュム島)

チャークー・ヴァレー(ゲシュム島)

チャークー・ヴァレー(ゲシュム島)

チャークー・ヴァレー(ゲシュム島)

チャークー・ヴァレー(ゲシュム島)

スター・ヴァレーからさらに西へ約84kmのところにもう一つの奇岩地帯「チャークー渓谷」が存在します。長い年月をかけて鉄砲水が生み出したなめらかな美しいフォルムは、アメリカのアンテロープキャニオンにも似ています。この峡谷には4つの井戸が掘られ、乾季にそなえて雨水を溜めておく古い生活の知恵が現在でも息づいています。

バシラ ジオサイト

月面のような風景が広がるバシラ ジオサイト(ゲシュム島)

月面のような風景が広がるバシラ ジオサイトにて(ゲシュム島)

月面のような風景が広がるバシラ ジオサイト(ゲシュム島)

島西部の、雄大な眺望が楽しめるジオサイト。若干アクセスに難がありますが断崖の上からの眺望は秀逸です。

チャカヴィール・ジオサイト

チャカヴィール・ジオサイトへ(ゲシュム島)

チャカヴィール・ジオサイト(ゲシュム島)

チャカヴィール・ジオサイト(ゲシュム島)

チャカヴィール・ジオサイト(ゲシュム島)

チャカヴィール・ジオサイト(ゲシュム島)

チャカヴィール・ジオサイト(ゲシュム島)

チャカヴィール・ジオサイト(ゲシュム島)

バシラと同様、観光客が訪問できる環境がまだ整備されておらず、通常は訪問促進していないが今回特別に訪問しました。チャークー・ヴァレーに類似している。

ナマクダン・ケーブ

塩水の流れる小川(ゲシュム島)

ナマクダン・ドームがみえる(ゲシュム島)

一帯は雪景色が広がる(ゲシュム島)

ソルトケーブが見える(ゲシュム島)

ソルトケーブの中へ(ゲシュム島)

ソルトケーブの中(ゲシュム島)

塩にまつわる絶景といえば、昨今はボリビアのウユニ塩湖が有名ですが、ゲシュム島には世界一長い塩の洞窟ナマクダン・ケーブがあります。2006年、チェコの探検隊によって解明され、それまでの世界記録5,500m(イスラエルのソドム・ケイブ)を抜いて世界第一位となりました。島内にはこのケーブ含め15のソルトケーブがありますが、安全上・保存上の観点から旅行者に解放されており見学可能なのは別の500Mほどのソルトケーブです。洞窟周辺には塩水の流れる小川があり、一面に塩の結晶が広がっていました。洞窟の近くにあるビジターセンターでヘルメットとヘッドライトをレンタルし、洞窟へ。観光地化が進んでいないため照明や案内板もなく、ヘッドライトが必携です。洞窟の壁は色彩豊かな塩の縦縞と赤鉄鉱で形成されており、石筍、鍾乳石、結晶状の塩と共に特別な美しさを醸し出しています。

ドルフィンベイでインルカの群れに遭遇!

ドルフィンクルーズへ(ゲシュム島)

ドルフィンベイクルーズ(ゲシュム島)

ヘンガン島(ゲシュム島)

サモサをつくる島の女性(ゲシュム島)

ネガーブをつけて記念撮影(ゲシュム島)

ラクダ乗り体験(ゲシュム島)

ゲシュム島のハイライトのひとつとして、ドルフィンウォッチングがあります。これはボートでペルシャ湾の沖合いまで出て、野生のイルカを見るというツアーです。通常ですと毎日旅行会社によるツアーが催行されますが、天候が悪かったりすると行なわれない可能性があります。沖合いに出ること約20分ほどの、イラン本土とゲシュム島を分ける海峡のちょうど中間あたりで、イルカの一群に遭遇します。水族館で見るようなジャンプはなかなか見られませんが、それでも数十頭というイルカがもぐっては呼吸のために水面に出て、という動きを繰り返しているのを間近でみられます。人間を恐がらないため、イルカはボートのすぐそばまで来て、ちょうど併走するような形になります。小さなイルカもおり、手を伸ばせば触れてしまうほどです。
ドルフィンウォッチングでは、ヘンガム島という美しい島も訪れます。ヘンガム島は総面積が50kmに満たない小さな島ですが、さんご礁があることから、良好なダイビングスポットとされています。海の透明度は大変高く、外から見ても青と緑のグラデーションが見る人の目を和ませます。また、ヘンガム島のビーチには、雲母のかけらが散らばっており、それが太陽の光に反射する為、きらきらと光ります。このような希少な環境の為、「銀の海岸」と呼ばれるビーチなど、島の一部は環境保護のために進入禁止となっています。さらに、岩礁には色鮮やかな熱帯魚が生息しており、海の透明度が高い為、船から見ることができます。

ハラ・マングローブ

ハラ・マングローブ(ゲシュム島)

ハラ・マングローブ(ゲシュム島)

ハラ・マングローブは中東最大のマングローブ林であり、砂漠の中の貴重な緑地は多様な生物を育んでいます。マングローブに覆われた干潟にはカニやエビ、ヤドカリなどの甲殻類や貝類、ハゼ等多くの生物が生息しています。
マングローブ林では、冬から春にかけて多くの渡り鳥たちを見ることができます。ここには、イランに生息する全鳥類の約20%にあたる、約100種類以上の鳥類が飛来します。特にダイサギ (great egret) やアフリカクロサギ (western reef heron) が最もよく見られるほか、絶滅危惧種(正確にはRED LISTのVU(危急)種)であるハイイロペリカン (Dalmatian pelican) やフラミンゴ (flamingo) も見ることができます。
ハラ・マングローブは1970年代からラムサール条約エコパーク湿地とUNESCOエコパークにも登録されています。

イラン・ゲシュム島と聞いても、たいていの人は「それ、どこ?」ではないでしょうか。
残念ながら絶景スポットの宝庫であるこの島のことはほとんど知られていません。日本人もほとんど知らない島ですが、なぜか日本人は気に入られているようで、ときどき突如サインや握手、記念撮影も求められるほどの人気ぶり。理由はよく分からないものの、「チャイニーズか?」と聞かれて「ジャパニーズだ」と答えるとたいてい皆笑顔がほころんでフレンドリーになる。そんなピースフルな雰囲気の中心地よい充実した時間を過ごすことができました。今回ノービザ入国OKのはずなのに、入国で少々もめましたが基本的に本当にみんな親切ですし、治安も問題ありませんでした。
現在この島はJICAがゲシュム島の「エコアイランド」構想による地域のための持続可能な開発計画策定プロジェクト. (The Project for Community-Based Sustainable Development Master Plan of Qeshm Island toward "Eco-Island").」を主導し、島の人々と共に考え協力しながら島の未来を形にする手助けをしています。今後このプロジェクトが実を結び単に絶景ブームに乗ることなく、持続的な力になることを願ってやみません。最後に現地でお世話になりました林様、原様はじめJICAプロジェクト関係者の皆様、島民の皆様滞在中は大変お世話になりました。ありがとうございました。

★最後にワンポイント現地情報★
・空港には外貨からの現地通貨に両替ができる場所はありませんので、ドバイから直行便でくる際は、ドバイであらかじめ両替するか、島内の町中の特定の両替所で両替することになります
・島の島民はほとんど英語は通じませんので、ガイド同行での参加がベストです
・ゲシュムシティを除けば、島内はほとんど未開発です。旅行者が手軽に使えるような公共交通機関がほとんどありません。
・ホテルは先進国の3つ星程度が現状の最高ランクです
・イラン本土同様トイレは和式がほとんどです。水洗ですが紙は流さないほうが良いです
・お酒の持ち込みは罰金の対象となりますので持ち込まないようにしましょう。
・島の中心ゲシュムシティを離れるとホテルはほとんどありませんがその代わりゲストハウスがあります。ゲストハウスは質素ですがゲシュム島の家庭料理を楽しんだり旅行者との交流を楽しみたい方におすすめです。
・市内最大のショッピングセンターCity Center内に販売店舗Qeshminehではかわいい刺繍のバックやカバンが買える。お土産選びにぜひ立ち寄てもらいたい。

人気のゲストハウス「Haft Rangoo Inn」

人気のゲストハウス「Haft Rangoo Inn」にて

ゲストハウスにて、FAMトリップの一行と共に(ゲシュム島)

販売店舗Qeshminehにて(ゲシュム島)

かわいい魚の刺繍のあるバック(ゲシュム島)

ゲシュムシティの中心にあるマリーナ2ホテルは清潔感がある(ゲシュム島)

【スタッフおススメ度】
●スター・ヴァレー ★★★★
映画スターウオーズにでてくる未知の惑星に迷い込んだような景勝地は必見

●チャークー・ヴァレー ★★★★
鉄砲水が作り出した奇跡の絶景も見逃せない!

●ナマクダン・ケーブ ★★★
世界最長の塩の洞窟は必見!

【おすすめツアー】
下記ツアーはイラン本土も訪れるためイランビザが必要です
ツアーコード:3R005
独自の自然景観あふれるゲシュム島へ!☆ここだけの文化と絶景を満喫 イラン3都市周遊☆安心の日本語スルーガイド
http://www.fivestar-club.jp/tour/?tcd=3R005

(2018年2月 渡邊竜一)

このエリアへのツアーはこちら

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