ボスニア・ヘルツェコビナ BOSNIA AND HERZEGOVINA
美しい自然と多様な文化が絡み合う、東欧の秘境
内陸国であるボスニア・ヘルツェゴビナは東西文化の接点であったために、文化の衝突の場となった時期もありました。今では平和を取り戻し、他に例を見ない多層的な文化が育まれています。美しい自然と多様な文化が絡み合う世界遺産の町モスタールは、美しいアーチの石橋、オリエンタルな雰囲気の漂うバザールなど、散策が楽しい町です。カトリックの伝統が今なお色濃く残っていることを伝えるクレシェヴォのフランシスコ会修道院も必見です。
FSC’s Journal
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Infomation
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現地旅行情報
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Knowledge ボスニア・ヘルツェコビナを知る
基本情報
- 首都
- サラエボ
- 言語
- ボスニア語、クロアチア語、セルビア語。観光地であれば比較的英語が通じます。
- 宗教
- イスラム教、セルビア正教、カトリック
- 時差
- 日本との時差は‐8時間 ※サマータイム時は‐7時間 (日本が正午のとき、ポーランドは04:00)
- 通貨・両替
- 通貨単位はコンベルティビルナ・マルク。基本的に日本円からは両替できないため、ユーロを持参し両替をしてください。また、ユーロを使えるお店もしばしばあります。クレジットカードは、中級以上のホテルやレストランで利用可能です。
- 物価・チップ
- 物価は日本より安いです。コーヒーが1杯100円ほど、レストランでの昼食が600円ほどです。チップの習慣は厳しくありませんが、受けたサービスに満足した場合はレストランは10%程度上乗せ、タクシーでは端数を切り上げて支払うとよいでしょう。
- 気候・ベストシーズン
- サラエボなど内陸部は内陸性気候、モスタルなど南部は地中海性気候に属します。サラエボの夏は暑さが厳しく、時には最高気温が40度近くまで上ることもあります。ただし朝晩は冷えるため長袖を用意するとよいでしょう。冬になると雪が降り厳しい寒さが続きます。モスタルはサラエボと比べると冬の寒さは穏やかですが、やはり防寒対策はしっかりと行う必要があります。
- 服装・マナー
- イスラム教徒も多いボスニア・ヘルツェゴヴィナでは観光地のモスタルやサラエボにもモスクが点在し、中には観光客へも開放されている所があります。モスクを見学する際は必ず靴を脱ぎ、女性は肌を露出しない服装を心がけてください。夏は長袖の薄い上着やショールを用意しておくといいでしょう。なお、1日5回ある礼拝の時間には信者以外は入場することができません。
- 治安
- 治安は安定していますが、スリや置き引きなどには注意してください。荷物から目を離さない、夜の一人歩きは避けるなど、海外における基本的なことには注意が必要です。また、現地の人と仲良くなった際も、旧ユーゴスラビア内戦関連の話題や、民族的・宗教的な話題は思わぬ誤解に発展してしまう可能性があるので避けるほうが無難です。
- 病気
- 水道水は飲用可能とされてはいますが、サラエボであっても老朽化している水道管があるため、基本的におすすめはしません。ミネラルウォーターを購入することをおすすめします。夏は気温が非常に高くなることもあるため、日本と同様熱中症などに注意が必要です。また、慣れない土地のため常備薬はもちろん、整腸剤や頭痛薬などもあれば安心です。
- 食事
- トルコの影響を受け、こってりした味付けのものが多く、乳製品や肉がメインです。「チェバピ」は塩味のパイに棒状のハンバーグ、玉ねぎが詰められたものでボスニアで代表的な食べ物です。また、煮込み料理も有名です。
- 飲み物
- コーヒーを好んで飲まれます。食事と同様、飲み物もトルコの影響を受け、トルコのコーヒーに似ています。挽いたコーヒーの粉へ水を入れ沸騰させ、フィルターを通さず粉が沈むのを待ってから上澄みだけ飲むという、一風変わったコーヒーです。