麗江＆九寨溝☆中国人気観光地を巡る！☆ノスタルジックな世界遺産・麗江と☆大自然が織りなす奇跡の色彩美・九寨溝

古城都市麗江では中国各地で見られる歴史的な建築様式四合院造りの民宿に泊まることが出来ます。四合院造りとは四角く設けられた中庭を3つの棟と入口の門が囲うように設計された伝統家屋建築です。「四」は東西南北の四面を表し、文字通り四面を家屋もしくは壁により囲い、その独特な空間でのんびりと暮らす家屋となりました。麗江に多く暮らすナシ族の住居は、ほぼ四合院造り。門をくぐれば緑豊かに彩られた四角い庭。四面を囲まれ、まるで小さな箱庭の中に迷い込んだかのよう。木造の部屋は温かみがあり、軋む扉にも趣を感じます。民宿を営むナシ族の家族の人たちが陽気に迎え入れてくれて、素朴な民宿は何度も訪れたくなる魅力的な場所です。

その名の通り黄金の龍が山脈を昇るような地形と容姿をもつ黄龍。長い年月をかけて棚田のように堆積した落ち葉や小枝でできた池の堤に、透明な溢れるほどの雪解け水。太陽の光によってエメラルドグリーンから様々に色を変えるその景観は息をのむ美しさです。1992年に世界遺産に登録されてから多くの観光客が訪れ、その美しさに魅了されています。2006年ロープウェイが開通し、遊歩道も整備されたことで身体の負担が軽減され、高山病への懸念も少なくなりました。登りはロープウェイ、下りは景色を見ながら徒歩観光がおすすめです。5月から10月までが観光シーズン。冬季は黄龍にかわり、「小さな黄龍」とも評される牟尼溝を観光します。