今注目の絶景　虹色に輝く張掖丹霞地貌へ！☆西安・張掖・嘉峪関・敦煌・トルファン☆各都市観光つき　鉄道でシルクロード横断9日間

シルクロードの仏教美術が結集した敦煌の莫高窟は、「砂漠の大画廊」と呼ばれている石窟です。1000年近くに渡って造られた1700メートルに及ぶ規模の大きな岩に彫られた500近い石窟寺院からなる、気の遠くなるほどの至宝なのです。また、楡林窟は渓谷の谷底の絶壁に唐から清の時代にかけて彫られた41もの石窟からなっています。これもまた、谷底へ50mも下っていくロケーションがユニークです。トルファンの火焔山から渓谷を遡ると、断崖の中腹にあるのがベゼクリク千仏洞です。ここはかつての仏教美術の粋を極めた壁画の宝庫として知られています。こうした3つの極めつきの石窟を一度に堪能できる、贅沢な旅といえるでしょう。

このコースでは、西安から嘉峪関までの移動と、敦煌からトルファンへの移動に、2回の寝台車の旅を組み込んでいます。地元の中国人と友達になったり、列車ならではの楽しみを満喫したいもの。また夜の間に効率よく移動できるのもお薦めです。西安では市内と郊外の名所を日本語のガイドが案内してくれますが、1日あるフリータイムには自分の足で町中を散策するのも一興です。シルクロードの玄関口という西安の存在を目の当たりにする西門。町の中心である城内の鐘楼を起点に、イスラム寺院の周辺の骨董街である化覚巷や食材を扱う商店街である炭市街副食品市場などテーマ別に魅力ある通りを歩いてみるのもいいですね。