ランナー王国の首都として栄えた「チェンマイ」、スコタイ王朝時代の数々の寺院が残る「スコタイ」、変化し続ける大都会「バンコク」。3つの都市を訪ね、宿泊もするので時間に余裕を持って楽しめる充実コースです。「北方のバラ」と呼ばれるチェンマイは、ビルマとタイの要素が融合した独自のスタイルが表れ、様々な建築様式の寺院を持ちます。シルクや傘などの工房も多く見学も楽しめます。「幸福の夜明け」という意味を持つスコタイは、広大な敷地に遺跡が点在する現在のタイを築き上げた場所であり、タイが誇る世界遺産です。バンコクでは大人気アユタヤ観光はもちろん、象乗り体験や大都会でのショッピングも楽しむことができます。

数百年もの間、放置されていた遺跡群をタイ芸術局とユネスコが協力して修復したスコータイ遺跡は豊かな緑が美しい遺跡公園です。「幸福の夜明け」と呼ばれ栄えたスコタイ王朝の遺跡は、大小あわせて３００ヵ所以上あると言われていますが、主要な遺跡は城壁内に３６ヵ所・城壁外に９０ヵ所確認されています。遺跡公園には広範囲に及び主要な遺跡が散らばっているため、歩いて全ての遺跡を見て回るのは困難です。効率良く回る為にはツアーに参加するかレンタサイクルを借りて観光するのがオススメです。緑溢れる公園に遺跡、池、蓮の花、ときどき休憩所。暑い地域ではありますが、ここでのサイクリングはとても気持ちが良いです。

ピン川の畔に広がる古都チェンマイは、堀にかこまれた旧市街とターペー通りを中心とした新市街があります。かつてラーンナー・タイ王国として栄えたチェンマイでは、ワット・プラシンやワット・チェーディー・ルアンなど数多くの寺院を観光できます。また、少し足を伸ばして、ドイステープ山に立つワット・プラ・タート・ステープを訪れるのもオススメです。この寺院はチェンマイに来たら絶対行くべきだと言われる寺院で、テラスからはチェンマイ市街を一望できます。夜はナイトバザールが毎晩にぎやかです。ずらりとたくさん並んだ露店でショッピングをしたり、フードコートや屋台で食事をしたり、街歩きを楽しむことができます。