古代クシュ王国の栄華　砂に眠る遺跡☆砂漠のピラミッド群と悠久のナイル川☆秘境スーダン周遊＜スペシャル＞

ナカタウンはかつてメロエとエチオピアの交流の拠点であったため2種類の教会(神殿)が造られています。ナカタマニ王が造ったエジプト様式の神殿は綺麗に残るロイヤルファミリーと神様のレリーフが印象的です。近くにはローマ様式の教会も残っており、ローマンアーチの窓と十字架のレリーフが印象的です。もう一つのパートの狛犬がライオンであるアムン神の神殿も見逃せません。ムサワラッタ遺跡はアビダマニ王が造った神殿で、ワニとジオス神のレリーフが描かれています。また、珍しい象のレリーフが描かれ、象も王の象徴の動物と考えられていたことと、ムサワラッタで象に乗って狩りを行っていたため、珍重した表れであると考えられています。

正確にはハルツームには旧市街がなく、ナイル河を渡ったオムドゥルマンが旧市街にあたります。イスラム教徒の古都であるオムドゥルマンの見所はスークです。モスクを目印に日用雑貨・寝具・自転車・玩具・革製品などなど、販売品ごとに通りが異なり、広範囲に広がりまるで迷路のようです。どの通りも活気がありアフリカ大陸の熱気を体感できますが、路地が入り組んでいますのでくれぐれも迷子にならないようにご注意ください。また、スーダン独立の英雄で宗教指導者のマハディの墓（モスク）やイギリス人が来襲した際に作られた泥の防御壁も一見の価値ありです。