ナシ族伝統建築のユニークホテルに泊まる！！☆ノスタルジックな世界遺産の古都・麗江☆ホテルにこだわる雲南フリータイム

古城都市麗江では、中国各地で見られる歴史的な建築様式四合院造りの民宿に泊まることが出来ます。四合院造りとは、四角く設けられた中庭を3つの棟と入口の門が囲うように設計された伝統家屋建築。「四」は東西南北の四面を表し、文字通り四面を家屋もしくは壁により囲い、その独特な空間でのんびりと暮らす家屋となりました。麗江に多く暮らすナシ族の住居は、ほぼ四合院造り。門をくぐれば緑豊かに彩られた四角い庭。四面を囲まれ、まるで小さな箱庭の中に迷い込んだかのよう。木造の部屋は温かみがあり、軋む扉にも趣を感じます。民宿を営むナシ族の家族の人たちが陽気に迎え入れてくれて、素朴な民宿は何度も訪れたくなる魅力的な場所です。

古城都市麗江郊外に、雲杉坪という杉に覆われた景観の美しさで有名な場所があります。ナシ族の霊山である玉龍雪山の東に位置する、杉の原始林にある広大な芝生です。ロープウェイで山を登り見下ろすと辺り一面に杉の木が生き生きと空高くそびえています。杉の森を抜けた先には草原が広がり、中ではヤギが飼育されています。ここはかつて民族間の壁を越えて愛し合った恋人同士が家族の反対を受けかけおちをし、2人で命を絶ったという伝説があります。うっそうとした杉の森が神秘的な雰囲気を放ち、そんな言い伝えが残ることも頷ける、不思議な山です。草原の先には威厳あり優美な玉龍雪山がその姿を見せます。心安らぐ自然美をご鑑賞ください。