トロピカルなインド・のどかなインド☆独自の地方文化のある南インドへの旅☆世界遺産の海岸寺院とヒンズー教の聖地へ！！

タミール・ナドゥ州はチェンナイ（マドラス）を州都とする人口600万人を擁するインドの東側最南部の州です。タミル語を独自に州の公用語としており、北インドのヒンディー語と全く違い、お互いの意思疎通が図れないほど異なっています。国の公用語の一つとして認めているスリランカやシンガポールへはこのタミール・ナドゥ州からタミル語が伝わったと言われています。またミーナークシー寺院などで知られるインドの定住民族の文化（トラヴィダ）の遺跡群の数多くが存在し、美しいベンガル湾の浜辺も有名です。あまり日本人には馴染みはありませんがビーチや遺跡に観光には事欠かないエリアなのです。

17世紀にイギリス東インド会社が設立され、南インドの経済基盤となったインドの重要な商業都市であり、現在では人口600万人を誇る、コルカタ、ムンバイ、デリーに続く大都会です。そのため国際線の発着も多く「南インドの玄関口」とも呼ばれているほどアクセスもよい一方で、ネイティブのインド文化であるトラヴィダ文明が栄え、北インドのヒンドゥー語とは違うタミル語が飛び交うなど北インドでは見られない豊かな文化が残っています。また世界で2番目の長さのビーチをもち、観光者にとってもリラックスした雰囲気で過ごしやすい街です。