＜羽田深夜発＞まるで「魔女の宅急便」の世界？☆中世の面影残すハンザ同盟の町ゴットランド島ヴィスビィとストックホルム＜美しき北欧・スウェーデン2都市周遊の旅＞

ストックホルムの南、スゥエーデンのバルト海に浮かぶ島がゴットランド島です。島の中心地ヴィスビィは12～15世紀にハンザ同盟の貿易港として栄えました。ヨーロッパ各地を結ぶ重要な中継地としての役割を果たしていたのでした。その後、ハンザ同盟の衰退とともに繁栄は終わりましたが、島の各地に残る92もの教会をはじめ、おびただしい遺跡や廃墟は、往時の豊かな文化を偲ばせます。特に全周3.5Kmの城壁に囲まれたヴィスビィ市街は中世ハンザ都市の特徴をよく伝える町並みとして世界遺産に指定されています。日本人の北欧ツアーのプログラムには入っていないことが多いですが、ぜひ訪れてみたい場所のひとつなのです。

ストックホルムの旧市街、ガムラ・スタンは中央駅から徒歩約20分です。ストックホルム最古の大聖堂は13世紀に建てられました。ガムラ・スタンの中心、大広場はかつて罪人がさらされ、血に染まったといわれる場所ですが、現在は広場を囲うようにカフェがならんでいます。ストリートミュージシャンが演奏していることも。ヴェステルロングガータン通りは13世紀にさかのぼる繁華街で、道沿いにはショップやお土産屋などが並びます。夏の間は王宮で午後に毎日衛兵交替が行われていて、それを見ようする人たちで溢れます。この町を歩いているとどの路地も絵になり、立ち止まってしまいます。ぶらぶら歩きが楽しい町です。