KLMオランダ航空で行くポーランド☆美しき古都クラクフに3連泊☆首都ワルシャワは2連泊　7日間＜朝食付き＞

クラクフ中心の南東にはカジミエシュ地区と呼ばれるユダヤ人地区があります。この地区は１３３５年その当時の王様であるカジミエシュ大王によってクラクフとは別の街として作られ、当時迫害を受けていたユダヤ人保護に取り組んだ結果、１５世紀から第２次世界大戦まで多くのユダヤ人がこのカジミエシュ地区に住むようになりました。現在でもいくつかのシナゴーグと呼ばれるユダヤ教会が残されており、その中の一つスタラ・シナゴーグはユダヤ博物館として公開されています。第２次世界大戦後、多くのユダヤ人が姿を消しましたが今では昔のユダヤの商店を再現したカフェやレストランができ始め、おしゃれな地区として活気を取り戻しつつあります。

「旧市街は復元されたからこそ登録に値する。もし旧市街が破壊と復興の歴史がなく、残っていなければ登録しようとも思わない」世界遺産登録の際に、「復元文化財」は登録に値しないと登録が危ぶまれた際に説得に使われた言葉です。第2次世界大戦における市街戦で、ほとんどの建造物が跡形もなく破壊されました。旧市街に広がる古い街並みは、ワルシャワ市民達が過去の絵や写真、生き残った住民の記憶を元に「壁のひび１本にいたるまで」忠実に再現したといわれています。旧市街にはひとつひとつに特徴がある石造りの建物がならび、旧王宮前の広場は観光客で賑わっています。まさに古きよき時代のワルシャワの雰囲気を感じることができるのです。