秘境コモロを大満喫！エチオピア航空で巡るグランドコモロ島　ガイド付きで巡る6日間

カルタラ火山の息吹を間近に感じるシンガニ村では、真っ黒な大地が織りなす荒々しい溶岩の風景が広がります。1977年の噴火で形成されたこの大地は、自然の力強さを実感できる圧巻のスポット。その先にあるチンディニは、モヘリ島への玄関口として栄える港町。インド洋を行き交う漁船や島々を結ぶ船の往来が、かつての交易港としての面影を今に伝えています。特に見逃せないのが、伝統的な暮らしが息づくイコニ村の散策です。珊瑚石で建てられた家々、路地に響く子供たちの声、イランジャの香りが漂う市場など、南国の日常の営みに触れることができます。

インド洋に浮かぶ火山の島、コモロ。アフリカ大陸とマダガスカルの間に位置するこの島々は、かつてアラビア商人たちの交易ルート上の重要な寄港地でした。その歴史は、アフリカ、アラビア、ペルシャ、そしてヨーロッパの文化が交差する独特の魅力を生み出しています。島の中心には活火山カルタラがそびえ、その豊かな火山性土壌が島全体を緑で包み込んでいます。イランジャと呼ばれる伝統的な香水づくりや、グランドマリアージュの結婚式など、独自の文化が今も大切に受け継がれています。公用語はコモロ語、フランス語、アラビア語。イスラム教を基調としながらも、アフリカの伝統文化と調和した独自の生活様式が息づいています。