≪エアカナダで行く≫アメリカ合衆国の政治の中心☆博物館めぐりも楽しいワシントンＤ.Ｃ.を旅する5日間　延泊・アレンジ自由自在

ワシントンDCはアメリカの政治の中心の都市であるとともに、地球と人類の遺産を網羅する世界最大の博物館群を有する都市でもあります。その博物館の多くはイギリス出身科学者・スミソンが遺産を基金として造られたため、「スミソニアン博物館」と呼ばれており、国立公園ナショナルモールの通り沿いには国立航空宇宙博物館、国立アメリカ歴史博物館、国立自然史博物館など様々なジャンルの貴重な資料が展示されています。しかも驚くべきことにそのほとんどの博物館・美術館の入場は無料です。これはアメリカ政府の財源と寄付・寄贈、出版物・ミュージアムショップからの利益によって賄われているためといわれています。

映画の舞台にもなった国立自然博物館は先カンブリア時代の化石に始まり鉱物・宝石の展示、恐竜の骨から鳥や魚、象や熊など動物の剥製、昆虫や蝶などの標本、さらにはミイラに世界中の紙幣・貨幣、イースター島のモアイ像まで、その膨大なコレクションはスミソニアン協会が所有する資料の90％以上にのぼるといわれています。中でも黒山の人だかりで見学客が絶えないのが45.50カラットのホープ・ダイヤモンド。ハリー・ウィンストンが寄贈したとされるこの宝石は代々の所有者が悲劇の死を遂げたという「呪いのダイヤモンド」とも言われています。あまりの美しさにため息が聞こえてきそうですが、じっと見守るだけにとどめておきましょう。