【便利な羽田発着】タオルミーナ・パレルモ　シチリア島2都市と紺碧の海と中世都市　マルタ島の旅☆地中海の島　2島・2国周遊の旅＜一部送迎付き＞

シチリア最大の都市であるパレルモは、かつてはイスラム王朝の首都が置かれ、その後のフランス、スペインの支配を受けた歴史を持ち、その影響が今もなお強く残っている。多くの見どころは旧市街にあり、豪華絢爛に内部を金色のモザイクで装飾したビザンチン様式のマルトラーナ教会のすぐ隣に、エキゾチックな雰囲気を醸し出すイスラム様式のサン・カタルド教会が並んでいる光景は、パレルモのならでは眺め。また旧市街から少し足を伸ばしたところには、8000体ものミイラが安置されているカプチン派のカタコンベがあります。ずらりとミイラが並ぶ中を進むのは少し勇気がいりますが、出てくるころには心が清らかになっているはず。

地中海の中央にありヨーロッパとアフリカの間に浮かぶマルタ島は、戦いの歴史に彩られた島です。1565年、後にグレートシージ（大包囲）と呼ばれる、5万人のオスマン帝国からの攻撃を迎え撃つは、わずか9千の聖ヨハネ騎士団。騎士団は激闘の末に大軍から島を守り抜きました。首都ヴァレッタは当時の騎士団長バレットにちなんで名づけられています。大戦後ヨーロッパ中から集まった莫大な資金を元に、騎士団はさらに堅牢な城壁で街を囲い、碁盤目状の街を築いていきました。その他、病院や豪奢な大聖堂、騎士団長の宮殿建設などマルタ黄金時代へと続いていきます。聖ヨハネ騎士団を抜きにしてマルタを語ることはできないのです。