Tour Special Feature.
チベットはヒマラヤ山脈の北側、チベット高原にある中国の自治区です。平均標高は4000m、「世界の屋根」とも呼ばれる真夏でも雪を頂く山々、神秘の湖ヤムドゥク湖など雄大な自然に抱かれています。またダライ・ラマの宮殿であったポタラ宮や大昭寺などチベット仏教の聖地でもあり、各地にあるチベット仏教の寺院では熱心に祈りをささげる人々の姿に心を打たれることでしょう。ちなみに、このような神秘の領域・チベットに訪れるには入境境許可証の事前申請が必要です。
CONTENTS
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チベットについて
チベットについて
チベットは三方を山脈に囲まれた険しい地域ですが、神秘的なチベット仏教の聖地、神々しい仏教寺院などの建築物、信心深い人々、そしてヒマラヤ山脈に抱かれた大自然など、一度チベットに降り立てば様々な魅力に引き込まれます。自由に歩けない（日中は常にガイド同伴）、入境許可証の携帯、高山病の心配などハードルは高いと思うこともあるかもしれませんが、それを乗り越えていく価値はあるはずです。
チベットへのアクセス
チベットへは飛行機と鉄道が主なアクセス方法です。まず飛行機は中国の各主要都市で乗継ぎし、メインゲートとなる区都のラサへ入ります。日本からは成都での乗継が一般的です。鉄道の場合は西寧から青蔵鉄道を利用し約25時間かけて移動します。チベットは入境許可証がないと入ることができないので注意が必要です。また平均標高が約4,000mとなるので高度順応のため無理なく余裕のある日程を組むようにしましょう。
チベットのベストシーズン
雨期は6～9月、乾期は10～5月が目安です。雨期といっても一日中降り続くことはなく、スコールのような通り雨が多いです。標高が高いため「一日のうちに四季がある」と言われるほど寒暖差が大きくなりますので夏でも防寒具が必要です。旅行の目的によってベストシーズンは異なり、ヒマラヤ展望なら春や秋、高山植物やお祭りの見学は夏、冬は乾燥しているのでチベットらしい青い空が広がり、また巡礼シーズンなのでチベットらしさを味わうことができます。
1300年の歴史を持つ中心地ラサ
ラサはチベット語で「神の地」を意味し、現在はチベットの首府となっています。1300年以上の歴史を持つ古都は政治、経済、宗教の中心地でもあり、7世紀に建てられたジョカン（大昭寺）と17世紀に建てられたポタラ宮は世界遺産となっています。町はジョカンを中心とする旧市街とポタラ宮西側の新市街に分かれ、北側の山腹にはデプン寺やセラ寺などの大僧院があります。標高は富士山の頂上より少し低いくらいなのでまずは高度に慣れることが必要です。
チベット人発祥の地ツェタン
ツェタンはチベットの中南部にあり、チベット神話ではチベット人発祥の地として、またチベット史上初めての宮殿ヨンブ・ラカンが建てられた地としても有名です。中心部は中国の地方都市という様子ですが、中心部から外れるとチベット風民家や麦畑が広がります。「立体マンダラ」とも言われ建物の配置がマンダラになったサムイエ寺、真珠などの宝石がちりばめられたタンカ（仏画）が有名なタントク寺などツェタンには多くの見どころがあります。
チベット第二の町シガツェ
チベット語で「土地が豊かな荘園」という意味のシガツェはラサに次ぐ第二の町で、インドとネパールの中継地点として発展してきました。特に旧市街はチベットの雰囲気を濃厚に感じられます。観光の中心タシルンポ寺はシガツェを代表する大寺院で今でも1000人近くの僧侶が暮らし、チベットで最も活発な寺院といわれています。世界最大高さ26mの金銅仏が納められている弥勒仏殿が有名で、代々のパンチェン・ラマの霊塔も安置されています。
仏教研究の中心都市ギャンツェ
古くからインドとの交易の場として栄えたギャンツェはラサやシガツェと並ぶ歴史を持っています。またチベット仏教各派の一大学問センターである白居寺の門前町としても有名です。最大の見どころ白居寺は15世紀に建てられた美しい寺院です。創建当初はサキャ派に属していましたがその後各派が共存しているのもユニークです。内部では壁画やマンダラなどが見学でき、境内にはチベット最大８階建ての仏塔があります。また頂上からは町を一望することができます。
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チベットでできること
魅力あふれるチベットで、特におさえておきたい6つのことを幅広くご紹介します。
チベット仏教の中心ポタラ宮
聖なるラサの象徴、ダライ・ラマの宮殿ポタラ宮
ラサ旧市街の西部の山（マルポ・リ）の南斜面に建つダライ・ラマの宮殿ポタラ宮は総面積41平方キロメートル、部屋の総数は1000を超える壮大な建築物で、その名は観音菩薩が住むと伝えられる山（ポタラカ）に由来しています。建設は7世紀に始まったとされていますが、本格的に始まったのは17世紀中ごろ、現在の形になるまでに約50年かかっています。その後ダライ・ラマ14世がインドに亡命するまでの約300年間チベットの中心でした。1994年に世界遺産に登録されました。
トルコ石色の湖ヤムドゥク湖
標高4500m！トルコブルーの絶景ヤムドゥク湖へ
標高約4500mにあるヤムドゥク湖はチベット語で「高原牧場のトルコ石の湖」という意味があります。その名の通りトルコ石色の湖は信じられないほど美しく、神が宿るとされ信仰の対象になっています。特にカムパ・ラ峠からの眺望は息をのむ美しさ。青い湖と万年雪をいただく山々に時間がたつのも忘れてしまうくらいです。光の当たり方や見る距離によってその表情が変わるので、時間をとってお気に入りの写真を撮ってみてはいかがでしょうか。
もう一つの世界遺産ジョカン
ジョカン（大昭寺）で祈りをささげる
ジョカン（大昭寺）は7世紀に創建され、本殿であるジョカン寺とその周囲を囲むトゥルナン寺で構成された約2万5千平方メートルの広大な寺院です。2000年に世界遺産に登録されました。正面の屋根に輝く法輪と二頭の鹿がシンボルとなっています。正門は祈りの場となっていて、巡礼者が五体投地と呼ばれる祈りを捧げている姿を見ることができます。中国、インド、ネパールから来た仏像やお寺の周囲にあるマニ車を回して祈りをささげてみてはいかがでしょうか。
セラ・ゴンパで問答修行を見学
日本人も学んだセラ・ゴンパでユニークな問答修行を見学してみよう
セラ・ゴンパは1419年創建でチベット仏教最大宗派ゲルク派の大寺院です。最盛期には5500人の僧侶が修行したとされ、日本人の河口慧海や多田等観もここでチベット仏教を学びました。寺院内最大のチェ・タツァン（学堂）には馬頭観音が祀られ子宝祈願の女性巡礼者を多くみることができます。問答修業はこの学堂の中庭で行われます。問答修行はチベット仏教の各寺院で行われますがセラ・ゴンパの問答は最も有名で独特なジェスチャーで行われます。「百聞は一見にしかず」是非現地で見学してみてください。
ラサの旧市街 バルコルを散策！
バルコル（八角街）でかわいいチベット気分を満喫
バルコル（八角街）はラサの旧市街にあるジョカンを囲む約1kmの道にチベット様式の住居が立ち並ぶ、「まさにチベット！」と感じられる場所です。7世紀にジョカンが建てられてから発展し、15世紀以降は宿泊施設、学校、手工芸工房などができ、ラサ一番の繁華街でした。2014年以降露店は撤去されましたが、お土産物などがにぎやかに売られています。またチベット仏教徒とにとってはジョカンへの巡礼路ともなっているのでにぎやかさと静かさが一度に見られる不思議な空間です。
楽しい天空の列車体験
標高4000ｍの天空列車！青蔵鉄道に乗る
青蔵鉄道は中国の西寧とラサの全長約2000kmを約25時間かけてつないでいます。その間、月の砂漠のような平原、動植物の宝庫の自然保護区、崑崙山脈、タングラ山脈、ニェンチェンタンラ山脈、平均標高4000m以上を駆け抜け、道中には5つの世界一があり、まさに鉄道ファンの憧れの天空列車です。車内は機密性が高く、最高地点5072mでも車内はラサと同じくらいの酸素濃度に保たれています。車内には食堂車や高山病に備えるサービスもあり安心です。
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チベットのおすすめホテル
セントセジス・ラサホテル The St.Regis Lhasa Resort
デラックス
ラサのデラックスホテルの一つで市の中心部に位置しています。木の質感に落ち着きを感じるお部屋は広く清潔、プールやスパなどの施設も充実していますのでホテルライフを十分楽しむことができます。ポタラ宮が見えるお部屋に泊まればチベット気分はさらに高まります
新鼎大酒店（シンディンホテル） Lhasa Xin Ding Hotel
スーペリア
ホテルの周辺には銀行、スーパーなどがあり、交通の便もよいホテルです。解放的なロビーにはヤシの木が茂り、落ち着いた雰囲気のお部屋は広く施設も十分でファミリーにもおすすめです。主な観光地が徒歩圏内にありますので、観光の拠点にはぴったりです。
青蔵鉄道の硬臥客室 Qinghai Railway cabin
西寧とラサ間の約2000kmを約25時間で繋ぐ青蔵鉄道は天空列車とも呼ばれ、世界の鉄道ファンの憧れとなっています。車窓に広がる雄大な景色を楽しみながら移動を堪能できるのは寝台列車の醍醐味です。車内販売や食堂車がありますのでお水や食事には困りません。
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チベットのおすすめツアー
7T004-CZ
7T122-CZ
7T256-3U
チベットではポタラ宮、大昭寺などを訪問
聖なる大地・天空の都 チベット・ラサとエメラルド色の神秘・九寨溝＆黄龍☆大自然と文化を極める人気の3大世界遺産の旅☆成都まで直行便の四川航空利用で快適かつお得に！＜専任ガイド・専用車付き＞
8日間
お問い合わせ円〜
ツアー詳細
7T015
ラサでのんびり4連泊。フリーを楽しむ
天空の列車・青蔵鉄道2,188kmの旅☆世界最高所5,072mを走る大パノラマ☆チベット・ラサ・フリータイム＜専任ガイド・専用車付き＞
8日間
お問い合わせ円〜
ツアー詳細
7T067
西安とチベットの周遊プランが新登場！
シルクロードの出発地 見どころたっぷり西安と☆天空の聖地チベットの旅☆新開通の高速鉄道と絶景列車・青蔵鉄道に乗車！＜専任ガイド・専用車付き＞
9日間
お問い合わせ円〜
ツアー詳細
7T501
「世界の屋根」チベット高原の景色も楽しみ
世界最高峰を間近で望むエベレストベースキャンプへ☆ラサへは天空列車・青蔵鉄道利用☆ポタラ宮など見どころもしっかり観光＜専任ガイド・専用車付き＞
10日間
お問い合わせ円〜
ツアー詳細
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チベットの旅 モデルコース
［ 7T025 ］
モデルコースのポイント
ダライラマの宮殿 世界遺産のポタラ宮
ラサ西部の丘陵の斜面に建つポタラ宮は、東西360ｍ、南北300ｍ、総面積41平方キロメートルに及ぶ壮大な建築物で、17世紀からダライ・ラマ14世がインドへ亡命し中国の自治区の一つになるまでの約300年間チベットの中心でした。13層999室の部屋を持つといわれ、入場するには300段もの階段を上ります。世界中の観光客がここだけは見逃さないという必須の観光スポット。夕暮れ時にはライトアップされた幻想的な姿をみることができます。
ラサのもう一つの世界遺産大昭寺
大昭寺はまたの名をジョカンといい、屋根にある黄金の法輪と２頭の鹿の像がシンボルの美しいお寺です。7世紀の創建で凹型をした正門では巡礼者が五体投地で祈りをささげる姿を見ることができます。主殿ではコルラというチベットの習慣に従い時計回りで見学しましょう。ジョカンの周りを取り囲むような形で店が並ぶ市場「八角街」では、土産物の布の小物やアクセサリー、服や置物などがにぎやかに売られていて、見るだけでも楽しめます。
チベット四大聖地の一つヤムドゥク湖へ
ヤムドゥク湖は「トルコ石色の湖」という意味があり、その名の通りトルコブルーの美しい湖です。周囲の雪解け水が水源で光の当たり方や見る距離などで変化する様子はいくら見ても飽きることはありません。タルチョがはためくカムパ・ラ峠から見下ろすと、果てしなく広がる青い空と、トルコ石色に輝く湖の間に挟まれたような気分になります。そして万年雪を頂く高峰も一望でき、まさに神が宿ると信じられていることが体感できる地です。
モデルコースの行程
なかなか長期の休暇がとれないけれどチベットへ行ってみたい、という方にとって最適、見どころを凝縮したプラン。5日間のうち2泊3日をラサ過ごし、ポタラ宮や大昭寺の世界遺産の観光やチベットらしいお土産ショッピングへご案内。そして短いツアーではなかなか行かない郊外のトルコ石色のヤムドゥク湖へも足を延ばす欲張りな内容となっています。ガイドと食事付きなのも安心。そしてチベットの入口成都にも立ち寄るので三国志ゆかりの町も味わうことができます。
1日目
07:00～09:00：羽田→（乗継ぎ）→
夜：→成都
到着後、日本語ガイドの出迎えを受けてホテルへ送迎いたします。
【成都泊】
2日目
日本語ガイドが空港へ送迎いたします。
朝：成都→ラサ
到着後、日本語ガイド（または英語ガイド）の出迎えを受けてホテルへ送迎いたします。
午後：ラサ市内観光（ノルブリンカ）
【ラサ泊】
3日目
終日：ラサ市内観光（ポタラ宮、大昭寺、八角街）
夜：ネパール料理の夕食
【ラサ泊】
4日目
日本語ガイド（または英語ガイド）がヤムドゥク湖に立ち寄りながらラサの空港へ送迎いたします。
朝：ラサ→ヤムドゥク湖→ラサ空港
標高4500mのヤムドゥク湖はチベット4大聖地の1つ。トルコ石のようなヤムドゥク湖の景色は天下一品です。
夕刻：ラサ→成都
【成都泊】
5日目
日本語ガイドが空港へ送迎いたします。
午前：成都→（乗継ぎ）→
20:30～21:00：羽田
6
チベットの旅 モデルコース
［ 7T214-3U ］
モデルコースのポイント
チベットハイライトを効率よく観光します
せっかくチベットへ来たなら訪れたいトルコ石色の湖ヤムドゥク湖、そしてラサだけでなく、第二の町シガツェ、第三の町ギャンツェを効率よく観光します。チベット仏教の古都を巡って日本とはまた違う仏教芸術を堪能し、熱心に祈る人々に日本とは違う宗教観を感じることができるでしょう。専任ガイドがついているので何かあればすぐに相談できるのも安心です。チベット滞在中は全食事付きなのもうれしい。名物バター茶にも挑戦してみてください。
チベット四大聖地の一つヤムドゥク湖へ
ヤムドゥク湖は「トルコ石色の湖」という意味があり、その名の通りトルコブルーの美しい湖です。周囲の雪解け水が水源で光の当たり方や見る距離などで変化する様子はいくら見ても飽きることはありません。タルチョがはためくカムパ・ラ峠から見下ろすと、果てしなく広がる青い空と、トルコ石色に輝く湖の間に挟まれたような気分になります。そして万年雪を頂く高峰も一望でき、まさに神が宿ると信じられていることが体感できる地です。
ラサ三大寺院の一つ セラ寺
ラサにはポタラ宮やジョカンの他にも大きな寺院があり、その一つのセラ寺は15世紀創建、かつては5000人以上の僧侶が修行に励んでいました。大集会殿、3つの学堂、30の僧坊からなる大寺院では日本人も学んだことがあります。こちらで有名なのは平日の午後に行われる問答修行で、寺の中庭に集まった僧侶が二人一組になり問答を繰り広げます。そのジェスチャーは独特で何を話しているのかはわからなくても興味深いものがあります。時間があれば是非見学したいものです。
モデルコースの行程
チベットの見どころを周遊できる8日間です。ポタラ宮や大昭寺、八角街、セラ寺といった、ラサ市内や郊外の見どころはもちろん、チベット第2の町である古都シガツェやギャンツェ、チベット仏教の聖地でもあるエメラルド色のヤムドゥク湖まで効率よく観光します。ガイドが観光にご案内し、観光地の入場料はもちろん、食事も付いているので、チベットが初めての方にも安心です。チベットの入口成都にも立ち寄るので三国志ゆかりの町も味わうことができます。
1日目
20:00〜21:00：東京→（直行）→
深夜：→成都
到着後、日本語ガイドの出迎えを受けてホテルへ送迎いたします。
【成都泊】
2日目
日本語ガイドが空港へ送迎いたします。
朝又は午前：成都→ラサ
到着後、日本語ガイド（または英語ガイド）の出迎えを受けてホテルへ送迎いたします。
【ラサ泊】
3日目
午前：ラサ→成都シガツェ（日喀則） チベット第2の町シガツェへ。
着後、タシルンポ寺観光
【ガツェ泊】
4日目
午前：シガツェ→ギャンツェ（江孜）
着後、白居寺（パンコル・チョエデ）観光
【ギャンツェ泊】
5日目
午前：ギャンツェ→ヤムドゥク湖→カムパ・ラ（峠）→ラサ
チベット4大聖地のひとつ、トルコ石のようなヤムドゥク湖の景色は天下一品です。
【ラサ泊】
6日目
終日：ラサ市内郊外観光（ポタラ宮、大昭寺、八角街、セラ寺）
【ラサ泊】
7日目
日本語ガイド（または英語ガイド）が空港へ送迎いたします。
午前又は午後：ラサ→成都
到着後、日本語ガイドの出迎えを受けてホテルへ送迎いたします。
【成都泊】
8日目
出発までフリータイム
日本語ガイドが空港へ送迎いたします。
午後：成都→（直行）→
17:00〜19:00：→東京
