京都や浅草で着物レンタルをするように、タージマハルに行ったら伝統衣装のサリーを着て観光したい。そんな方のために、タージマハルにもレンタルサリーがあるのです。インドでは多くの女性がサリーを着ていて羨ましくなるのですが、買っても日本では着ないし着方も分からないし。そんな方はレンタルサリー屋さんがオススメ。自分で好きな布を選べば着つけもしてくれます。せっかくなので素敵な体験として写真に残しませんか？

日本ではあまり目にすることがありませんが、ヘナという植物の葉を使ったヘナタトゥーをインドではよく見かけます。2週間くらいで消えるので気楽にチャレンジ出来るのが魅力です。カタログで好きな柄を選べば器用にヘナで模様を描いてくれます。2・3時間経つとパリパリと乾燥してきて、剥がせば完成です。手の甲などのワンポイントであれば日本円で数百円でできてしまうので、チャレンジしてみてはいかがでしょう。

カレーと言えばインド、インドと言えばカレーですが、日本でよく食べられているカレーライスはインドではあまり見ません。カレーと言っても汁気が無いものも多く、お米も細長いバスマティライスがよく使われ、チャパティーという薄焼きパンが主流です。また、北インドと南インドでは具材や盛り付けなども大きく異なるので、どの都市に行っても食べたくなってしまうはず。ベジタリアンメニューも豊富なので試してみてはいかがでしょう。

インドでお買い物をするなら、まずはローカル市場に行ってみましょう。香辛料やお茶の葉、フルーツから洋服まで様々なものが値札なしで売られています。観光地の近くであれば、路上でタージマハルの置物なども売っているかも知れません。値札が無い場合は交渉しなくてはいけませんが、それも旅の面白さです。デパートなどもあるので、そういった所ではキレイで高品質なものに出会えるでしょう。少し値段が高くても安心して買えるのは大事ですよね。

タージマハルを見るなら一緒に回りたい街ジャイプール。かつて多くの王(マハラジャ)がこの地に城や邸宅を建てたのですが、中には優雅さをそのままにホテルとして改装され、泊まることの出来るものもあります。大きな庭園、贅の限りを尽くした装飾、家具や照明など、当時の王族の暮らしが垣間見えます。宮殿ホテルによっては庭園で孔雀を放し飼いしていたり、夜には華やかなダンスショーを行っていたりと常に驚きとわくわくで溢れていて、楽しませてくれること間違いなしです。

ジャイプールの小高い丘の上にそびえ立つアンバー城。16世紀にマーン・シング王によって建てられたこの城は、思わず溜め息が出るような緻密な壁の模様や建築技術が魅力です。ここでは象に乗って丘の上まで登れる象タクシーのサービスがあり、長い坂道も楽々進むことが出来ます。顔にカラフルなペイントを施された可愛らしい象に揺られ登っていくと、眼下には美しいジャイプールの街並が。いつもより少し空に近い視点から味わうインドの景色はまた違った良さを発見できるのです。