Tour Special Feature.

アフリカ・サファリの代表格がタンザニアにあるンゴロンゴロ保全地域(自然保護区)です。直径20km, 広さ250平方キロメートルのクレーターは世界最大級のカルデラ(火口湖)で、野生動物の存在するカルデラは世界でも珍しく、世界遺産にも登録されています。ンゴロンゴロ自然保護区はカルデラ内だけではありません。クレーターの外にありクレーターより車で2時間の場所にあるンドゥトゥ地区も同じ自然保護区で、こちらは穴場のサファリスポットになっています。

CONTENTS

ンゴロンゴロ自然保護区特集

RECOMMENDED TOUR RECOMMENDED TOUR 1

ンゴロンゴロ自然保護区

ンゴロンゴロでの最低必要日数
ンゴロンゴロ自然保護区の最低滞在日数は1泊ですが、できたら2泊がおすすめです。通常ツアーではセレンゲティ国立公園やマニャラ湖国立公園とセットで周遊するのが一般的なのでンゴロンゴロで取れる日数はそのあたりが一般的です。ただし、ンドゥトゥ地区にも足を伸ばしたり、ブッシュマンなどとのカルチャー交流もするのであれば、3泊以上の滞在が必要となります。
ンゴロンゴロ自然保護区へのアクセス
ンゴロンゴロ自然保護区のゲートウェイはタンザニアのアルーシャ。日本からはアルーシャ郊外のキリマンジャロ空港までカタール航空が1回乗り換えで飛んでいて一番便利。他にもKLMオランダ航空やターキッシュエアラインズなどの便もあります。キリマンジャロ空港からンゴロンゴロまでは直行すれば車で5時間程度。ンドゥトゥ地区はさらに車で2時間かかります。
ンゴロンゴロ自然保護区のシーズン(気候)
標高2300m前後のンゴロンゴロ。1年を通じて暑いということはありません。最高気温は20度を少し超える程度。最低気温は10度以下になり、セーターだけでなくジャンパーなども必要です。3月から5月が大雨季。11月が少雨季。乾季の方が動物がよく見られますが、景色は雨季の方が緑がきれいです。基本的に動物の数は年中一定です。反対にンドゥトゥ地区のシーズンは12月から4月と時期が限られます。この時のみこの地区でヌーやシマウマの大移動が見られるのです。
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ンゴロンゴロ自然保護区でできること

ンゴロンゴロでは当然サファリを楽しむのが大前提。しかし、マサイ族やブッシュマンとのカルチャー交流も楽しい。

ンゴロンゴロ・クレーターサファリ

ンゴロンゴロではこのクレーターサファリを体験するのが定番。
巨大なクレーターの縁は、緑豊かな一大パノラマが楽しめて絶景です。ここから600mの高度差を一気にカルデラ(火口原)まで駆け下ります。そこにはライオン、チーター、ハイエナ、カバ、ゾウ、ヌー、サイ、バッファローなど大型の野生動物が約2万頭生息しています。まさに野生動物の聖域といえます。ワイルドな大自然と、ダイナミックなサファリが同時に楽しめるのは世界広しといえども、そう多くはありません。これこそがンゴロンゴロの最大の魅力なのです。

ンドゥトゥ地区オフロード・サファリ

ヌーの大軍団が集結。動物大好きな方におすすめの、とっておきのサファリ・スポット
アフリカサファリのリピーターでも知らない場所がンゴロンゴロ自然保護区内になります。といってもクレーターの外で、カルデラから車で2時間かけて行く秘密の場所です。ンドゥトゥ地区といい、毎年12月から4月までヌーが大移動し、集結します。その数何と100万頭!!ヌーを狙ってライオンやチーターも集まり、まさにサファリ天国という言葉がぴたりと当てはまります。最大の魅力はサファリの規制がゆるくオフロード走行もOKなこと。本格的なサファリを体感できるのです。

ヌーやシマウマの赤ちゃん誕生シーン

生まれてすぐに歩き出すヌーの赤ちゃん。
野生動物のドラマに感動。
サバンナが最も美しい2月から3月のンドゥトゥ地区。100万頭のヌーが集結しますが、この時期こそがヌーやシマウマの出産シーズンなのです。ヌーだけで40万頭ほどの赤ちゃんヌーが誕生します。生まれたての赤ちゃんはしばらく地面にうずくまっていますが、10分もすれば、枝のように細い足でよろよろと立ち上がります。しばらくすると歩き出すのです。数日で移動していく群れに混じって歩けるようになります。こうした野生動物のドラマには感動することでしょう。

マサイ族とウォーキングサファリ

ンゴロンゴロの主、マサイ族の案内で大自然を体感
かつて水を求め、鳥を追いかけてマサイ族の人がたどり着いたのがンゴロンゴロ自然保護区の周辺です。噴火でできたクレーターには一年中枯れることのない湖があり、生活に最適だったからでしょう。ンゴロンゴロは動物と人が共存するユニークな自然保護区なのです。ンゴロンゴロの主とでもいえるマサイ族の人に案内されてウォーキングサファリを楽しむというのは、ここでのおすすめ体験です。クレーターの縁を歩き、深さ600mのカルデラを眺望する景色はとても幻想的です。

ブッシュマンとカルチャー交流

一緒に狩りをすることで、価値観も変わるかも!!
ンゴロンゴロの近くエヤシ湖にはブッシュマンのハッサベ族が暮らしています。アフリカの大地の中で未だ自分たちのアイデンティティを守りながら生きている民族です。ハッサベ族の人と一緒に狩りをしたり、料理をしたり、果物や根菜を集めたりしてカルチャー交流することができるのです。まさに太古の世界にワープしたような気分です。しかし、彼らのシンプルな生き方を目の当たりにすることで、自分の生き方を問い直すいい機会になるかもしれません。

人類の祖先が暮らしたオルドバイ渓谷

アフリカで人類の祖先が誕生し、世界に広がった!!
アフリカ大陸で人類が誕生し、世界に広がったとされています。諸説いろいろありますが、ンゴロンゴロ自然保護区にある40kmにおよぶ巨大な渓谷オルドバイ渓谷がその場所だと考えられています。約180万年前の生息していた人類の祖先とも言われる猿人の化石接骨や各種石器が発見でれているのです。小さな博物館があり、この石器文化の内容が展示説明されています。このあたりはグランドキャニオンを小さくしたような景観です。
RECOMMENDED TOUR RECOMMENDED TOUR 3

ンゴロンゴロ自然保護区のおすすめホテル

ライノロッジ NGORONGORO RHINO LODGE

デラックス

クレーターの縁から少し降りた深い森の中にあるカジュアルなロッジ。クレーターの眺望はないものの、森が近いので、ゾウ、バッファロー、シマウマなどがよくロッジの敷地にやってくることがあります。自分の部屋のベランダに出たらゾウがいた・・なんてことも。

ンゴロンゴロ・ファームハウス NGORONGORO FARM HOUSE

デラックス

ンゴロンゴロ自然保護区の外に位置していますが、ゲートまで4kmと遠くはありません。ファームハウスの名前のとおり、約500エーカーもの広大な敷地に数々の野菜やコーヒープランテーションが広がります。庭には色とりどりの花咲く美しいホテル。リゾート気分も満点です。

ンゴロンゴロ・クレーターロッジ AND BEYOND NGORONGORO CRATER LODGE

ラグジュアリー

アフリカ有数の極上ラグジュアリー・サファリロッジ。クレーター縁に建ち、眺望が素晴らしいホテル。敷地内はバッファローが生息。全室スィートの室内はアフリカンアートのインテリア。専属のバトラーが至れり尽せりのお世話をしてくれます。滞在中はオールインクルーシブ。本物のホスピタリティを体験できる、まさに究極のサファリロッジのひとつ。
RECOMMENDED TOUR RECOMMENDED TOUR 4

ンゴロンゴロ自然保護区のおすすめツアー

6T601

キリマンジャロハイキングとサファリを楽しむツアー
キリマンジャロ展望ハイキングとンゴロンゴロ
7日間
314,000円〜
ツアー詳細

6T106-QR

マサイ族とカルチャー交流とンゴロンゴロ・サファリ
マサイ族の家族を知ろう!! サファリと異文化体験
8日間
369,000円〜
ツアー詳細

6T311-EK

サファリ・キリマンジャロ・バオバブの木
ケニア・タンザニア4大国立公園サファリ
8日間
389,000円〜
ツアー詳細

6T303-JR

専用サファリカー&日本語でご案内
タンザニア4大国立公園ベストサファリ
9日間
499,000円〜
ツアー詳細

6K605

100万頭のヌーの親子に出会いたい!!
期間限定ンゴロンゴロ・ンドゥトゥ地区ベストサファリ
7日間
419,000円〜
ツアー詳細

6T333-1

サファリは専用サファリカー&日本語で!!
タンザニアサファリとインド洋の楽園ザンジバル島
9日間
408000円〜
ツアー詳細
RECOMMENDED TOUR RECOMMENDED TOUR 5

ンゴロンゴロ自然保護区への旅モデルコース

[ 6T072-JR ]

モデルコースのポイント

自然の楽園
ンゴロンゴロ自然保護区

ンゴロンゴロ自然保護区はまさに自然の楽園という言葉がぴったり当てはまります。人気のライオン、チーター、ハイエナの他にもサイ、ゾウ、バッファロー、ヌー、ガゼルなど数多くの動物がこのカルデラ内の草原に生息しています。カルデラ内の湖ではカバやフラミンゴが暮らし、森ではサバンナモンキーやアヌビスヒヒをよく目にします。カルデラ内から出られないので動物の数は年中変わらないのがここの特徴です。このツアーでは通常のサファリドライブ以外にウォーキングサファリも体験します。

日本語ガイドが専用サファリカーでご案内

タンザニアのサファリって、どんな感じなのでしょうか?初めてのサファリなら心配も一杯あるかもしれません。でもご安心ください。日本サイドでは説明会などで皆様の疑問質問に丁寧に対応いたします。また、このコースは日本語ドライバーガイドが全行程専用サファリカーでご案内します。専用サファリカーなので他のお客様はいません。ライオンが見たい、キリンを中心に見たい、トイレ休憩をしたいなど、サファリのワガママもOKなのです。

セレンゲティ国立公園も必見

ンゴロンゴロ自然保護区とともに、アフリカのベストサファリスポットの1つとして人気が高いのがセレンゲティ国立公園です。マサイ族の言葉で「果てしない平原」を意味するだけあって、地平線まで続く大平原は感動的です。ここの広さは14763平方キロメートル。お隣のケニアのマサイマラ国立保護区サイマラの8倍の広さというから驚きです。東京、神奈川、埼玉、千葉の関東4都県の広さに相当するのです。サファリのシーズンは10月から5月ごろになります。

モデルコースの行程

このツアーは2つの世界遺産であるンゴロンゴロ自然保護区とセレンゲティ国立公園にマニャラ湖国立公園を加えた3大国立公園を周遊します。まさにタンザニアの定番サファリの旅です。カルデラの風景のンゴロンゴロ、果てしなく続く大草原セレンゲティ、湖の国立公園マニャラ湖。こうした変化に富んだダイナミックな景観の中で楽しめるサファリはアフリカを代表するコースの1つと言えるでしょう。サファリトラベラーの憧れであるライオン、チーター、ヒョウ、ハイエナなどの肉食獣の動物が多いのも特徴です。

1日目

22:00〜23:59:東京発

2日目

午後:キリマンジャロ着
着後、アルーシャへ

キリマンジャロ空港到着後、日本語ガイドによるオリエンテーション。その後、アルーシャのホテルへ送迎致します。
【アルーシャ泊】

3日目

アルーシャ➡マニャラ湖国立公園

マニャラ湖国立公園にてサファリ・ドライブ
その後、マニャラ湖国立公園からンゴロンゴロ動物保護区近郊へ
【ンゴロンゴロ動物保護区近郊泊】

4日目

午前:ンゴロンゴロ動物保護区近郊➡セレンゲティ国立公園

途中、オルドバイ渓谷観光
アフリカを代表する国立公園であるセレンゲティは、野生動物の宝庫です。
途中、サファリ・ドライブをお楽しみ下さい。
【セレンゲティ国立公園泊】

5日目

終日:サファリ・ドライブ

360度地平線のセレンゲティでライオン、チーター、ヒョウなどのアニマルウォッチを満喫して下さい。
【セレンゲティ国立公園泊】

6日目

午前:セレンゲティ国立公園ンゴロンゴロ動物保護区

着後、ンゴロンゴロ動物保護区にて、サファリ・ドライブ
世界遺産に指定され、世界3大クレーターに指定されている、ンゴロンゴロ動物保護区をじっくりサファリします。ゾウ、カバ、ライオン、バッファローなど約3万頭が生息しています。
【ンゴロンゴロ動物保護区泊】

7日目

午前:ンゴロンゴロ動物保護区にてウォーキングサファリ

ンゴロンゴロ動物保護区➡アルーシャ

サファリ後、ンゴロンゴロ動物保護区よりアルーシャへ
【アルーシャ泊】

8日目

午前又は午後:アルーシャ➡キリマンジャロ
午後又は夕方:キリマンジャロ発

【機中泊】

9日目

16:00〜20:30:東京着

RECOMMENDED TOUR RECOMMENDED TOUR 6

[ 6T606 ]

モデルコースのポイント

ンドゥトゥではオフロード走行ができる!!

たくさんのヌー目的見ならセレンゲティ、ンゴロンゴロのクレーター内でも見ることはできます。なぜ遠いンドゥトゥ地区まで行くのでしょうか?それはオフロード走行ができるからなのです。ヌーがたくさんいるということは、そのヌーを狙うライオンやチーターもいるということです。しかし、セレンゲティ、ンゴロンゴロのクレーター内では規制が厳しくライオンやチーターを見つけても道路から外れてはいけないのです。もし、道路から遠くにしかライオンなどがいない場合は近づけずに双眼鏡で観察するしかないのです。

オフロードサファリは
サファリの王様

しかし、ンドゥトゥ地区は違います。道なき道を走れる、つまりオフロード走行が可能なので、ライオンなどの肉食獣にも大接近できるのです。なぜンドゥトゥ地区でオフロード走行ができるのかというと、季節的にしか動物がいないという点、またサファリーカーの数が少ないという点などが考えられます。まだサファリを体験していない人はオフロードサファリがいかに楽しいかを実感できないかもしれません。しかし、行ってみればその違いの大きさに驚くはずです。オフロードサファリこそ、サファリの王様なのです。

ンドゥトゥ地区の
メリット・デメリット

ンドゥトゥ地区のサファリは本格的なサファリを志向する人にとって、東アフリカの中でここ以上の場所はないとファイブスタークラブは考えています。しかしデメリットもあります。季節的なサファリスポットなのでホテルのレベルが低い、道路状況が定番のサファリスポットに比べて悪い。行程が長くなるのでツアー料金が割高などが考えられます。そこまでして、ンドゥトゥ地区に行きたくないのなら定番の6T072-JRの方がいいかもしれません。このあたりはお好みになるかと思います。

モデルコースの行程

ンゴロンゴロ自然保護区のンドゥトゥ地区に12月から4月までヌーとシマウマが大集結します。その数、およそ100万頭。ただし、知る人ぞ知る穴場のサファリスポットです。このコースはンドゥトゥ地区を中心に、定番のンゴロンゴロのクレーターやセレンゲッティなどへも周遊するバランスの取れたおすすめコースです。ンドゥトゥ地区のサファリを選ぶ最大のメリットはオフロードサファリができること、そして、そのシーズン、特に2月から3月がヌーやシマウマの出産シーズンで赤ちゃんヌーや赤ちゃんシマウマで出会えることなのです。

1日目

22:30~23:00:東京➡

2日目

午後:➡キリマンジャロ

到着後、アルーシャのホテルへご送迎
※全行程・プライベートサファリカーにてご案内
【アル―シャ泊】

3日目

午前:アルーシャ➡ンゴロンゴロ動物保護区(ンドゥトゥ・エリア)
夕方:サファリ・ロッジ

プライベートサファリカーでンゴロンゴロ動物保護区(ンドゥトゥ・エリア)へ。
【ンドゥトゥ泊】

4日目

終日:サファリ・ドライブ

ヌーの大移動の季節、数多くの動物達をサファリをお楽しみ下さい。
【ンドゥトゥ泊】

5日目

午前:ンゴロンゴロ動物保護区(ンドゥトゥ・エリア)➡セレンゲティ国立公園

着後、サファリ・ドライブ
【セレンゲティ国立公園泊】

6日目

午前:セレンゲティ国立公園➡ンゴロンゴロ動物保護区

着後、ンゴロンゴロ動物保護区にて、サファリ・ドライブ
【ンゴロンゴロ動物保護区泊】

7日目

午前:ンゴロンゴロ動物保護区➡アルーシャキリマンジャロ

夕刻:キリマンジャロ➡(乗継ぎ)➡

【機中泊】

8日目

18:00~20:00:➡東京

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