全日空の機材でインドへ！便利な羽田発着☆デカン高原の隠れた大遺跡群☆ハンピ＆パッタダカル　2大遺跡を日本語ガイドと巡る・南インド　世界遺産の旅

南インドにあるハンピはかつて14世紀から16世紀に発展したヴィジャヤナガル朝の王都で、16世紀半ばにイスラムに滅ぼされた幻の都市です。都市は焼き尽くされ遺跡や寺院は破壊されてしまっていますが、今も多くの遺跡・寺院が残り1986年に世界遺産に指定されています。広大な敷地には王族が住んだ王宮の跡地やヒンドゥの神々を祭った巨大な寺院などを見どころがたくさんあります。観光地化が進んでいないせいか世界遺産に指定された今も観光客があまりいないため、ゆったり遺跡を観光できるのも魅力です。ゆっくり時間をかけ寺院の柱に彫られた像、かつての王宮跡などかつてそこに存在した幻の都市をイメージしながら観光するのがお勧めです。

チェンナイ（マドラス）から海沿いに南下すること60km、ベンガル湾を望む海辺に建つ世界遺産の建造群がマハバリプラムです。1400年もの間海辺で潮風に吹かれてきた海岸寺院は印象的で、海を背景に素朴な美しさを見せます。巨大な岩に実物大のゾウや人々のレリーフが彫られた壮大な「アルジュナの苦行」や南インドのあらゆる寺院の原型となったファイブ・ラタと呼ばれる５つの石彫り寺院も必見。またチュンナイから南西へ77km、ヒンズー教の７大聖地の１つにあげられるのが古都カンチプラム。７～８世紀に建てられたヒンズー教のシヴァ神やヴィシュヌ神を祀った素晴らしい寺院が200あまり建ち、熱心なヒンズー教徒の巡礼の地となっています。