フィンランド航空で行く！☆世界遺産の城塞都市マルタ島と☆ファッションの都　ミラノの休日☆帰りのちょこっとヘルシンキ滞在も楽しみ！

世界の誰もが知っている大傑作、レオナルド・ダヴィンチの「最後の晩餐」は、ミラノのサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会食堂の壁に描かれています。新約聖書の中でも衝撃的なワンシーンの本作品は、世界遺産にも登録済。赤い服に青いマントを身に着けたキリストを中心に12使徒がずらりと並び、キリストの一言「汝らのひとり、我を売らん」　が放たれた驚きの一瞬を、使徒それぞれの手や目の動き、表情で見事にとらえています。一点透視図法がとられていて、背景、構図、配色などあらゆる要素がキリストのこめかみに集中するよう計算されています。作品保護のため一度に見学できる人数が制限されているので、事前予約が絶対におすすめです。

ヘルシンキはコンパクトな都市で、徒歩でも主な観光地を見て回る事ができます。中でもひと際輝く姿に圧倒されるのがヘルシンキ大聖堂です。カール・エンゲルによる設計、1852年に竣工し30年の年月をかけて完成しました。白亜のシルエットにグリーンの屋根が映えるシンプルながらも力強さを感じる堂々とした佇まいです。大階段をのぼった高台に位置し、遠くからでも見えるのも特徴的。階段下には石畳の元老院広場があり、いつもたくさんの人々で賑わっています。天気が良ければ、澄んだ青空と白亜の大聖堂のコントラストの見事な姿を見せてくれる大聖堂は、ヘルシンキ観光の拠点でもあり見逃すことができません。大聖堂内は無料で入場見学ができるのも嬉しいですね。