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バルバドス

バルバドス BARBADOS

大英帝国がカリブ海を拠点に栄えた面影を残す国

バルバドスはカリブ海に浮かぶ島で、島全体がサンゴでできた、日本の種子島ほどの美しい国です。驚くほど透き通るような海は世界中から人気を集め、またイギリス植民地時代の建造物が多く残っており、歴史ある街並みも見どころです。世界遺産に登録されている首都ブリッジタウンは、リトル・イングランドと呼ばれるほどイギリスの歴史を凝縮した街並みが広がっています。

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基本情報

首都
ブリッジタウン
言語
英語
宗教
キリスト教
時差
日本との時差は-13時間(日本が正午のとき、バルバドスは前日の23:00)
通貨・両替
通貨単位は バルバドス・ドル。米ドル、ユーロ、イギリスポンドからの両替は銀行やホテルで可能です。米ドルが市内で一般的に使用されているため、両替する必要はほとんどありません。なお、日本円からの両替はできません。クレジットカードはホテル、レストラン、スーパーなどで使用可能ですが、その際パスポートなどのID確認を求められます。比較的ATMの数は多い国になります。
物価・チップ
消費税が17.5%。小さな島国の為輸入品も多く物価はやや高くなります。物価は庶民的なレストランでの食事が1食1,500円程度。通常、レストランの料金にはあらかじめサービス料金として15%含まれていますが、含まれていない場合は、合計金額の約10%をチップとして渡すのが一般的です。ホテルでは、ベルボーイ、ハウスキーパーにはひとり1USドルを目安に渡して下さい。
気候・ベストシーズン
四季は無く、バルバドスには二季のみがあり、両方の季節を通して21℃を下回らず、常に温暖です。 1月~6月までの乾期には、日中平均気温が27℃となっています。また、 一年の後半の7月から11月頃まではハリケーン・シーズンと呼ばれています。この時期の温度としては、7月は同じように温暖で、8月~9月にかけては平均気温が28℃と最も高くなります。
服装・マナー
一年中暑い常夏のバルバドスは年間を通して夏服で過ごすことができます。ただし、風が吹くと気温が下がることがあるので、念のため薄手の長袖があると安心です。日差しが強いので、サングラス、帽子、日焼け止めは必ずご用意下さい。なお、カリブ海クルーズなどで訪問する際にはクルーズ船のディナータイムにドレスコードを設けている場合もあるので、ご注意ください。
治安
バルバドスはカリブ海の島国のなかでは最も政情が安定していて、周辺国と比べると経済水準も高くなっています。そのため観光業が発展しています。治安は良好といわれていますが、麻薬がらみの犯罪や観光客目当ての窃盗も少なくありません。日没後は、たとえホテルの近くであっても、ビーチへは不用意に近づかないようにして、首都ブリッジタウンでも夜間の外出はお控えください。
病気
年間を通して直射日光が強く日焼けに注意が必要で、また雨期には高温多湿となるので熱中症に特に注意が必要です。帽子をかぶる、日陰で休息する、こまめに水分・電解質を摂取するなどの予防策をとることが重要となります。また、食中毒等の予防策として、皮のむかれた果物(カットフルーツやフルーツジュースなど)、あるいは十分加熱調理されていない食品を摂取するのは避けましょう。
食事
キングフィッシュ、マグロ、バラクーダやレッドスナッパーなど豊富な魚介類を利用したメニューが多く、特にトビウオは有名で、バルバドスは「トビウオの国」とも呼ばれています。揚げたトビウオと共に、トウモロコシの粉とオクラを使ったシチューのような「クークー」をいただくのが人気です。なお、イギリス料理、ピザ、アジア料理など各国のレストランもあります。
飲み物
バルバドスを代表するドリンクはサトウキビに含まれる糖蜜を発酵・蒸留して作られるラム酒です。その他ソフトドリンクにはアセロラ(バルバドス・チェリー)を使用したジュースやモービーという樹皮をベースに作られた苦くて甘い不思議な味のローカル飲料などがあります。

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