カメルーン CAMEROON
アフリカの魅力が凝縮された、文化の十字路
カメルーンは皆さんの想像する「アフリカ」が全て揃った国で、クリスチャン、モスリム、精霊崇拝者がどの地域でも共存し、仲良く暮らす国でもあります。カメルーンの村では曜日に合わせてにぎやかなマーケットがあり、特にユニークなのがトゥールーの市場で、既婚の女性はなんとひょうたんの帽子をかぶるのです。未知の国、カメルーン。一歩足を踏み入れるとあなたが求めていたディープなアフリカにきっと出会えるはずです。
カメルーン旅行の専門店 ファイブスタークラブ
FSC’s Journal
スタッフの旅行記で
想像を膨らませる
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Knowledge カメルーンを知る
基本情報
- 首都
- ヤウンデ
- 言語
- フランス語、英語。
- 宗教
- キリスト教、イスラム教、その他伝統宗教。
- 時差
- 日本との時差は-8時間(日本が正午のとき、カメルーンは4:00)
- 通貨・両替
- 通貨単位はCFA(シェイファー)フラン。持参通貨はアメリカドルでは無くユーロの現金が両替には便利です。現地通貨へは主要都市の銀行やホテルで両替可能です。少額のユーロは持っていた方が便利です。
- 物価・チップ
- カメルーンの物価は日本と比べて比較的安く(輸入品を除く)、庶民的なレストランでの食事が1食400円程度。スーパーで購入する水が1.5ℓで80円程度になります。 カメルーンにはチップの習慣があります。ガイドさんには1日につき15~20ユーロ程度を最終日にまとめて渡すのが良いでしょう。
- 気候・ベストシーズン
- 四季は無く、国土のほとんどが熱帯気候で、北部は高温乾燥のステップ気候、中部はサバンナ気候、沿岸部と南部は熱帯雨林気候です。乾季は、北部が7~8月、中部が11~3月と6~8月、南部が1~2月にあたります。雨季は中部が8~10月、南部が3~10月です。ヤウンデを訪れる場合、雨が少ない乾期の12月~2月がベストシーズンです。
- 服装・マナー
- カメルーンは訪れる場所によって、乾期と雨期が異なります。雨具は忘れずに持って行きましょう。傘ではなくレインコートが便利です。一年を通して半袖で過ごせますが、日中と朝晩との寒暖差があるためジャケットなどを持参するといいでしょう。日差しがたいへん強いので、日焼け止めやサングラス、帽子は必携。夕方以降は蚊が多くなるので、虫よけのために長袖・長ズボンがおすすめです。
- 治安
- 2020年6月及び7月に、ヤウンデ市内で即席爆弾が爆発するテロ事件が相次いで発生し、複数名が負傷しています。これらの爆弾テロ事件はいずれも夜中に発生していることから、夜間の外出はなるべく避ける、群衆をなるべく避け、周囲の状況に気を配る等の安全対策が必要です。また、スリや置き引きにも十分注意が必要です。
- 病気
- 首都ヤウンデを含む全土に悪性の熱帯熱マラリアが蔓延しており、防蚊対策や予防薬の服用について検討が必要です。ただし、副作用もあるので、服用前に医師に相談してください。その他風土病として腸チフス、アメーバ赤痢、コレラ、髄膜炎菌性髄膜炎、狂犬病及び住血吸虫症などが存在します。
- 食事
- カメルーンの国土は、遊牧民、農耕民の暮らす北部と、熱帯雨林の農耕民が暮らす南部とに大きく分けることができます。食文化も異なり、北部では羊肉や牛肉のほか、とうもろこしなどの穀類が主食とされる一方、海岸に面した南部では、キャッサバやプランテーン(調理用バナナ)、魚などをパームオイルを使って調理します。
- 飲み物
- 最も多く飲まれているお酒はビールです。「33 Export」・「Castel」・「Mutzig」のような海外のライセンス生産のブランドから、クラフトビールに近いような味わいの「Kadji」・「K44 Beer」などの国内産ブランドまで、沢山の種類のビールがあるので飲み比べてみるのも良いでしょう。その他ヤシの汁を発酵させたお酒の「マタンゴ」などがあります。