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エスワティニ王国(旧:スワジランド)

エスワティニ王国(旧:スワジランド) KINGDOM OF ESWATINI

素朴でのんびりした、アフリカの素顔を知れる国

時が悠然と流れるアフリカ諸国の中でもひときわ素朴で心からのんびりとした気分にさせてくれるのがエスワティニ王国です。訪れる観光客はまだ少なく、“観光地”に疲れた人々にとって穴場的な存在と言えるでしょう。ありのままのアフリカに触れたい人にはエスワティニ王国はおすすめです。世界でも珍しいシロサイとクロサイが両方見られる、ムカヤ動物保護区も必見です。2018年4月にスワジランドからエスワティニ王国に改名しました。

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基本情報

首都
ムババーネ
言語
スワジ語、英語。新聞や政府の公文書には英語が使用されています。
宗教
キリスト教、伝統宗教、イスラム教。
時差
日本との時差は-7時間(日本が正午のとき、エスワティニ王国は5:00)
通貨・両替
通貨単位はリランゲニ。エスワティニでは隣国の南アフリカの通貨、南アフリカ・ランドをそのまま使用することができます。1南アフリカ・ランド=1リランゲニの等価換算となります。エスワティニで1~2泊の滞在なら、リランゲニに交換せず、南アフリカ・ランドを使用するほうがよいでしょう。ただし、南アフリカではリランゲニは使用できないので注意が必要です。
物価・チップ
食費などの生活費は比較的安くなりますが、電化製品などは高く、日本で買うよりも高い事もあります。目安としては、500mℓのペットボトルの水が約60円、庶民的なレストランでの食事が1食700円程度になります。チップの習慣があります。ガイドさんには1日につき15~20アメリカドル程度を最終日にまとめて渡すのが良いでしょう。
気候・ベストシーズン
四季はなく、インド洋モンスーンの影響を受ける温帯ステップ気候です。雨期が、冬季の4~6月と夏季の11~1月の2度あり、乾季は夏季の5~9月です。降水量は平均1300mm程度で比較的多いのが特徴です。年間を通して旅行可能ですが、雨季が終わる1月から3月、乾季が終わり雨季に入るまでの10月から12月が過ごしやすい季節でおすすめです。
服装・マナー
日の出ている間は暑くなるので、日中はTシャツや7分丈のカットソー1枚でも十分ですが、夜間は急に気温が低下しますので、サファリなどをすることも考えて、寒暖差に備えて簡単に羽織れるようなものがあると重宝します。女性はスカートが礼服とされており、観光目的で王宮を訪れる場合には、膝丈より長いスカートを着用することが礼儀とされています。
治安
アフリカの周辺国と比べても比較的安全な国ですが、常に荷物や貴重品管理には気を払い、夜間の外出はしない、などの基本的な注意を怠らないようにしましょう。現地では日常での習慣として、物を人に渡す時は必ず右手で行い、その際、左手を右手の肘下に軽く添えるようにすることが礼儀とされています。旅先でのちょっとした交流の際に失礼の無い様に心がけましょう。
病気
首都以外の地方では、コレラや狂犬病、マラリアなどが発生することがありますので、予防接種や予防薬の服用について検討をお勧めします。ただし、副作用もあるので、接種・服用前に医師に相談してください。予防策としてなるべく肌の露出を避けるのが良いでしょう。また、衛生環境への注意や蚊の駆除など、日常生活においても感染予防を心がけましょう。
食事
伝統的な料理として主食はトウモロコシや大豆、ヤギ肉のシチュー、トマトととうがらしでマリネした魚などがあります。また欧風の前菜兼サラダで、アボカド、ピーナツ、ライムとしょうがを使った「スラーイ」はヨーロッパからの移民が作り出したメニューと言われています。首都ムババーネには中華料理レストランや、西洋料理レストランなどもあり旅行者も食事には困りません。
飲み物
エスワティニで唯一の国産ビール「シベベビール」。伝統的な製法で作られており、とうもろこしが原材料に含まれた、癖の少ないスッキリした味わいです。シベベビールの名前はエスワティニにある世界で2番目に大きな一枚岩「シベベロック」からきています。グレープフルーツ等柑橘系のフルーツもよく採れるのでフルーツジュースも沢山種類があります。
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