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マリ

マリ MALI

王国の歴史や民族の伝統文化を肌で感じられる国

アフリカ大陸西部に位置するマリ。マリと言えばドゴン族の仮面の踊りとジャンネの泥のモスクが見どころです。ジェンネの泥のモスクは世界最大の泥の建造物で、雨季に備えて毎年新しい土に塗り替えられます。モスクを取り囲む旧市街地全体が世界遺産に指定されています。ジェンネには砂漠化・乾燥化の危機が迫っており、ユネスコ世界遺産の中で「100年後には見られない可能性が一番高い世界遺産」にも選定されています。

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基本情報

首都
バマコ
言語
公用語はフランス語。 観光地では英語も比較的通じる。
宗教
イスラム教、伝統宗教、キリスト教
時差
日本との時差は-9時間(日本が正午のとき、マリは3:00)
通貨・両替
通貨単位はセーファーフラン(CFA) 。日本円からの両替はできないのでユーロの現金を用意してください。都市部ホテルではユーロが使える場合もありますが、飲み物や市場の買い物はCFAが必要です。特に地方都市へ行くと両替ができないのでバマコで両替しておく必要があります。クレジットカードはバマコのごく一部のホテルや、レストラン、ショップ、空港でしか使えません。
物価・チップ
基本的にチップは必要です。目安としてはホテル、ロッジでの枕銭や、荷物を運んでもらったポーターへ気持ち程度。レストラン、カフェ、バーなどサービス料が含まれない場合は10%、ガイドは1日あたり15ユーロ、ドライバーは10ユーロ程度必要です。
気候・ベストシーズン
北部はサハラ砂漠の一部で、砂漠気候です。中部はサヘル気候、南部はサバナ気候です。乾季は11月から4月、雨季は5月から10月ですが4月~5月が最も暑いです。例として11月の平均最高気温が28.6℃、最低気温は24.7℃です。
服装・マナー
日本の夏服、半袖Tシャツ、解禁シャツ等の綿製のものが良いですが、朝夕がやや涼しいことと、蚊の対策、あるいは日焼けよけの意味で薄手の長袖の服も用意すると良いでしょう。また、イスラム教徒の多い国なのでタンクトップなど極端に肌の露出した服装は避けましょう。
治安
アフリカの中でも治安が良くないとされているので一人歩きを避け、スリやひったくりに注意が必要ですし、夜間の外出は避けた方が良いでしょう。また、衛生環境もあまり良くないので水や食べ物などは特に注意しましょう。医療水準も低いので必要と思われる薬を持っていくと安心です。
病気
マラリアに注意してください。念のためにマラリア予防薬を服用すると安心です。ただし副作用もあるので、服用前に医師に相談してください。蚊に刺されないための対策として蚊取り線香、虫除けスプレーをご持参下さい。主に夕方から翌朝までの間が蚊の活動する時間なのでこの間は長袖、長ズボンなどで肌の露出を避けましょう。
食事
主食は米、クスクス、パスタです。代表的な料理は「ヤッサ」でチキン又は魚にオニオンとレモンのクリームソースをかけて食べます。他に、チキンのトマト煮込み「ジャバジ」、 魚の煮汁で炊いたピラフにも似た米料理「チブジェン」が有名です。またトンブクトゥでのみ食べられるトゥアレグ族料理はトマトと牛肉の煮込みソースをパンにかけた料理です。
飲み物
一般的にはミネラルウォーターが飲まれています。エヴィアンなどのフランス製、あるいは地元製のものも含めて手に入ります。コーラなどの炭酸飲料も手に入ります。ホテルや地域差はありますが日本円にして100~200円位なのであまり変わりません。尚、イスラム教の国ですがアルコールは飲むことができます。ビールは350~500円と日本と同じくらいですがあまり冷えていません。

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