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パナマ
パナマ PANAMA
美しい自然と文化を持つ、世界の十字路
常夏の国パナマには、先住民が多く存在しているほかに、白人、先住民、黒人の混血も多くみられ、歴史を物語るような文化的ルーツを持っています。二つの海に挟まれたこの土地には、魅力的なビーチや島々が多数存在し、素朴な熱帯雨林には、動植物の多様性に恵まれ、固有の動植物も数多くいます。この国を訪れる時は、壮大なパナマ運河とともに、豊かな自然と多様な文化を楽しめます。
Reccomend SPOT パナマで訪れたい観光スポット&ツアー
PANAMA CITY
新旧のコントラストが美しい
パナマシティ
Reccomend
SPOT
01
空港からパナマシティに到着すると建ち並ぶ近代的な高層ビル群の光景に誰もが圧倒されるはず。シンガポールやドバイにも負けない大都会・パナマですが、たった5キロほど離れた場所に300年以上の歴史を持つスペイン統治時代そのままの街並みが残っています。この旧市街は世界遺産に指定され、美しい彫刻の残るカテドラルや黄金の祭壇をもつサン・ホセ教会は古都パナマの姿を今に伝えています。旧市街の南東にある高台のフランス広場からは新市街の摩天楼のパノラマも眺められ、夜ともなると恋人たちの語らい場として地元の人々で賑わっています。この近代的な部分と伝統的な部分のコントラストこそが他に都市にないパナマシティの魅力なのです。
PANAMA CANAL
世界の重要な貿易通路
パナマ運河の歴史に思いをはせる
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SPOT
02
15世紀にスペイン人がパナマ地峡を横断し、太平洋に到達して以来、多くの国の人々がこの地峡に運河を造る夢を抱きました。フランスの企業家が東西の両洋に流れ込む河を掘割で結ぶ計画をたてました。多額の費用を投じて始めた事業には、延べ20万人の労働力を動員して進められましたが、予想を遥かに超える難工事、疫病の蔓延などで難航を極め、会社は破産。計画は中断していました。しかし、1903年パナマ共和国が誕生したのを機に、米国が運河地帯の永久支配権を得て、運河建設を再開したのです。それから10年の歳月を費やして、1914年にようやく運河の開通に至ったのです。パナマ運河を訪れる際はそんなパナマ運河の歴史に思いをはせてみては。
MOLA
パナマ滞在中の楽しみとは?いろいろな図柄の「モラ」を探そう!
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03
クナ族の女性を見かけたらその鮮やかな伝統衣装に目を奪われるはず。「モラ」とはクナ族の女性が着ている民族衣装の胸と背中の部分に縫い込まれる手芸の飾り布のこと。その素朴でアーティスティックなデザインからアメリカをはじめ世界的に愛好家が多いことで知られています。色木綿布を幾重にも重ね、切り込みや刺繍にアップリケなど20数種類ものテクニックを凝らし、貝や魚に花、動物などクナ族にとって身近なモチーフから近年では人気歌手や飛行機まで様々な題材を描き出します。中には縫い目の細かい芸術性の高いモラやヴィンテージのオールドモラなどは高値で取引されており、見ているだけでも楽しい気分になります。
SAN BLAS ISLANDS
「パナマ運河」しかないと思ったら大間違い!カリブ海に浮かぶ超ユニークな先住民族の島
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SPOT
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カリブ海沖の365もの島々からなるサンブラス諸島は世界的に大変ユニークな存在です。まずそのアクセスが魅力的。太平洋に面したパナマシティからたった2時間でカリブ海へ。太平洋とカリブ海にはさまれたパナマだからこそ、陸路であっという間に到着です。瑞々しいサンゴ礁とカラフルな魚たちが魅力の透明度の高いこのカリブ海に浮かぶ島々は、実はパナマの先住民族・クナ族の自治区となっています。そのためリゾート開発からまぬがれた手つかずの自然が残っており、真にリラックスしたひとときを過ごすにはうってつけの場所なのです。是非アイランドホッピングで美しい島々を巡りながら、クナ族の独自の文化や暮らしに触れてみましょう。
FSC’s Journal
スタッフの旅行記で
想像を膨らませる
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Infomation
プロの紹介する
現地旅行情報
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Knowledge パナマを知る
基本情報
- 首都
- パナマシティ
- 言語
- スペイン語。英語はホテル、旅行者向けのレストランなどでは通用します。
- 宗教
- カトリック、プロテスタント、その他
- 時差
- 日本との時差は-14時間 (日本が正午のとき、パナマは前日の22:00)
- 通貨・両替
- パナマには自国のお札が無いため、正式名称はパナマ・バルボア(PAB)として、米ドルがそのまま使用されています。硬貨は自国で発行しているものと米国で発行しているもの、どちらも流通していますが、パナマで発行された硬貨は米国では使用できないので注意が必要です。
- 物価・チップ
- 食費はレストランなどでは日本とあまり大差なく、昼食は5~7バルボア(約500~700円)、ミネラルウォーター600mlで0.6バルボア(約60円)です。チップは基本不要ですが、レストランでは金額の10%程度、ホテルで荷物を運んでもらった場合には1~2バルボア(約100~200円)、ガイドには5バルボア(約500円)を渡すとスマートです。
- 気候・ベストシーズン
- パナマは赤道近くにあるため、一年中あまり気温の変化が無い高温多湿の亜熱帯気候です。パナマシティの平均気温は26℃ほどで、常に暑いです。雨量は、大西洋岸(カリブ海側)が多く年間3300mmほどで、パナマシティのある太平洋側はその半分ほどです。1~4月の短い乾季と5~12月の長い雨季に分かれます。比較的過ごしやすい1~3月がベストシーズンです。
- 服装・マナー
- 基本的には夏の恰好で過ごせますが、レストランや車内などは冷房が良く効いているため、薄手の上着が役に立ちます。教会などの宗教施設へ入る際は、脱帽し、露出の多い恰好(タンクトップや短パン)は避けた方が良いです。飲食物の持ち込みやカメラのフラッシュ撮影も禁止されています。また、建物敷地内での喫煙は禁止となっており、飲食店も禁煙となっているので注意が必要です。
- 治安
- 新市街に関しては人通りの多い場所でしたら基本的に問題ないですが、パナマシティ旧市街にあるスラムとコロン地域は比較的治安が悪いとされています。訪れるのであればガイドと一緒に行動しましょう。タクシー運転手による強盗事件もあるので、流しのタクシーや客待ちのタクシーは利用しないようにしましょう。
- 病気
- パナマは入国の際に黄熱予防接種証明書は要求されていませんが、黄熱に感染する危険のある国に指定されています。パナマ運河よりも東側の大陸地域への渡航者には、黄熱の予防接種が推奨されています。パナマの後に訪問する国がある場合、コスタリカなど、国によっては黄熱予防接種証明書を求められるため、事前の確認が必要です。
- 食事
- パナマの主食は白米なので、日本人にとっては安心かもしれません。他にも、トウモロコシ、豆、イモ、鶏肉、魚などがよく食べられています。「アロスコンポジョ」という鶏肉、野菜、スパイスの炊き込みごはんや、「サンコチ」という鶏肉、じゃがいも、とうもろこしなどの具たくさんなチキンスープが有名です。サトウキビ酒で、パナマで最も人気がある「セコ・ヘレダーノ」もお勧めです。
- 飲み物
- 近年日本でもメジャーになってきた「ゲイシャコーヒー」の豆はパナマで作られています。また、パナマを代表するラム酒に「ロン・アブエロ」もあり、お土産に人気です。ビールやワインなどのアルコールはスーパーなどで、日本と比べると安く購入することができます。