ルワンダ RWANDA
アフリカの自然や暮らしをコンパクトに満喫できる国
ルワンダはアフリカ大陸のほぼ中央に位置し、首都のキガリ以外はほぼ丘陵地で、北西の火山群から南東へは険しい山々が連なっています。熱帯雨林の森、火山、サバンナ、湿地帯、湖などの多様な自然環境と、そこに住むたくさんの貴重な動植物、そして王国時代から続く伝統的な文化…そのどれもが首都キガリから3時間以内で体験できるのがルワンダの魅力です。絶滅危惧種に指定されているマウンテンゴリラを見ることができるゴリラトレッキングは有名です。
Reccomend SPOT ルワンダで訪れたい!おすすめスポット
VOLCANO NATIONAL PARK
ボルカノ国立公園
ゴリラトレッキング
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ルワンダ・ボルカノ国立公園。標高2,300mもの山の中に生息するマウンテンゴリラ。ジャングルの道なき道をかき分けて歩いて行くと、その先に広がるのが、彼らの棲む熱帯雨林の真っただ中。運がよければ30分、乾季で水や食料を求めてゴリラが遠くまで移動している季節は片道2時間以上歩くこともあり、トレッキングの所要時間は運次第。苦労の末にその姿を至近距離で目の当たりにできる体験は、生涯の思い出になるほどの貴重なもので、まさに感動のひとときなのです。
GOLDEN MONKEY TREKKING
ボルカノ国立公園
ゴールデンモンキートレッキング
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ルワンダのボルカノ国立公園では、ゴリラのほかにも、ゴールデンモンキーのトレッキングが人気です。赤茶色の身体に、ふわふわとしたシルバーグレイの毛が生えた顔にはくりくり目玉が愛らしい、でもその姿はかなりユニークなお猿さんです。竹林の奥深く、竹の皮をはいで食べるのが大好きな彼らは、竹の木の枝の間や、地面に下りて歩き回っている姿も観察できます。
KIGALI
現代史の悲劇
キガリ
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ルワンダというと有名なのがマウンテンゴリラですが、もう1つ有名なのがルワンダのジェノサイド(大量虐殺)。現代の悲劇というべきこの虐殺は1994年に起こり、約80万人もの人々が犠牲になりました。決して訪れて楽しい場所ではありませんが、繰り返してはならない人類の記憶について学ぶことができるのがキガリ虐殺記念館です。この場所の訪問は私たちが再度平和について考える重要なきっかけを作ってくれることでしょう。
HOTEL DES MILLE COLLINES
映画「ホテルルワンダ」の舞台
ホテル・デ・ミル・コリン
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キガリにあるオテル・デ・ミル・コリンは映画「ホテルルワンダ」の舞台となったホテルです。1994年に起こったジェノサイド(大量虐殺)の際、当時の支配人であるポール・ルセサバギナが1000人以上の人をかくまった場所として有名になりました。現在「ホテル・デ・ミルコリン」は改築され由緒ある立派な4つ星ホテルとなり、今も宿泊が可能です。
FSC’s Journal
スタッフの旅行記で
想像を膨らませる
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Infomation
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現地旅行情報
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Knowledge ルワンダを知る
基本情報
- 首都
- キガリ
- 言語
- 英語
- 宗教
- キリスト教、イスラム教
- 時差
- 日本との時差は-7時間 (日本が正午のとき、ルワンダは5:00)
- 通貨・両替
- 通貨単位はルワンダフラン。首都や観光地では米ドルが流通しているため、両替の必要はありません。小額のドル紙幣(1ドル、5ドル、10ドルなど)を日本から持っていくと便利です。クレジットカードは以前と比べると通用するようになっていますが、高級ホテル、航空会社、高級土産物屋など、使用場所は限られます。物価は日本に比べて安くなります。
- 物価・チップ
- 物価の目安として、500mℓの水の値段が約30円、食堂での食事が約500円になります。ただし、外国人旅行者向けのレストランの場合は一人当たり4000円目安と、ある程度の予算が必要です。チップの習慣があります。ガイドさんには、1日につき15~20米ドル程度を最終日にまとめて渡すと良いでしょう。
- 気候・ベストシーズン
- 四季は無く、東部のサバンナエリアは1年中温暖な気候です。一方北部のヴィルンガ火山群は朝晩の気温が低く平均が10℃以下になるため、薄手のセーターなど重ね着できるものが必要です。ゴリラトレッキングが行われるニュングウェの森林エリアは頻繁に霧が出て雨も降りやすいため、雨具を持参しましょう。年間の降雨量は約2000mm(月平均150から200mm)と多めです。
- 服装・マナー
- 日中は半袖など日本の夏の服装で、夜はその上に一枚羽織れるものがあった方が良いでしょう。過ごしやすい気温ですが国の標高が高いため、強い日差しに注意しましょう。日焼け止めと帽子は必需品です。尚、ゴリラトレッキングにはしっかりしたトレッキングシューズ、泥よけ、軍手、雨合羽なども必要です。トレッキング時の杖は現地で貸してもらえます。
- 治安
- ルワンダはアフリカの中では比較的治安が良いと言われていますが、日本とレベルは違います。最低限の注意は怠らないよう気をつけて下さい。人の多い市場やバス乗り場などではスリに気をつけて下さい。昼間であっても複数人で行動するようにしましょう。1人歩きは危険です。携帯やカメラはひったくりの被害を避ける為、鞄の中に入れるようにして下さい。
- 病気
- マラリアに注意してください。念のためマラリア予防薬を服用すると安心です。ただし副作用もあるため、服用前に医師に相談しましょう。また、予防策として蚊取り線香、虫除けスプレーをご持参下さい。長袖、長ズボン、長靴下などで肌の露出を避けると良いでしょう。アフリカ周辺国とルワンダを周遊する日程の場合、入国時に黄熱病の予防接種証明書となるイエローカードの提示が必要です。
- 食事
- 現地のレストランでよく見かけるものが「ルワンダビュッフェ」です。じゃがいも(油で揚げたチップスのイフィリティ、もしくは茹でたもの)、さつまいも、ウガリ(キャッサバの粉を湯で練ったもの)、お米、グリーンバナナ、煮豆、パスタ、野菜の煮込み、お肉等を自分のお皿に盛り、ソースをかけて食べます。キガリなどの都市部には、各国料理のレストランがあります。
- 飲み物
- アルコール飲料としてはビール(国産の場合プリムス、ムチグ、スコール)、バナナで作った「ワグワ」、穀物を発酵させて作った「キガジ」などの地酒もあります。また、ルワンダは牧畜が盛んなため、牛乳や乳製品が豊富にあります。ビュッフェ形式のレストランでは、大きなグラスに入った牛乳を飲むことができます。また「キブクト」と呼ばれる飲むヨーグルトも濃厚な味でおいしいです。