シエラレオネ SIERRA LEONE
アフリカの歴史と自然が感じられるピュアな国「シエラレオネ」
シエラレオネは、小さな国であり、また過去には内戦もありその影響であまり近代的な観光地化がされていませんが、奴隷貿易の際にイギリスの拠点となった「バンス島」、解奴隷貿易で開放された奴隷の居住地となった「フリータウン」のシンボル、樹齢500年のコットンツリーなどのアフリカの歴史を知ることのできる国です。
また、透明度の高く美しい砂浜の「ラムリービーチ」、沢山のチンパンジーの見ることのできる「タクガマ動物保護区域」など観光地化されないことで、ありのままのアフリカの自然を感じることができます。
Reccomend SPOT シエラレオネ旅行のおすすめ観光スポット&ツアー&ツアー
TACUGAMA CHIMPANZEE SANCTUARY
シエラレオネのチンパンジー保護区は必見
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シエラレオネに行くなら見逃せないのが、首都フリータウンの郊外、車で約45分のジャングルの中にある「タクガマ・チンパンジー保護区」です。広大な保護区内には100頭を超えるチンパンジーがより自然に近い形で保護されています。餌を与え、病気になったら治療もして育てるのに、なんと1頭につき年間1000$かかるのだそうです。レンジャーたちはフルーツや米や野菜など、自分たちが食べるご飯と同じものをチンパンジーにも与えているとか。森の中で雄たけびを上げるものや、キーキーと喧嘩するもの、何やら話をしているようにウォッウォッと鳴いているものなどがいて、フェンス越しとはいえかなり近い距離で観察できるのは楽しい体験です。
FREETOWN
これぞアフリカ!という体験にワクワクしてしまう
シエラレオネという国
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「アフリカの最貧国」「平均寿命が最も短い国」などという不名誉なコピーの付いた西アフリカの国シェラレオネ。たしかに1991年から10年も続いた内戦による影響は大きかったのです。でも今では平和な国に生まれ変わっています。首都のフリータウンではかつての鉱山の積み出し用に使われていた鉄道の博物館や、活気に満ちた市場の観光がはずせません。町の郊外にある100頭を超えるチンパンジーがいる保護区の見学が楽しみです。フリータウンの空港は世界で最も不便な空港という呼び名も高く、空港から街へ出るのにミニバスと30 分余りのフェリーを乗り継いで行きます。その混沌たるアクセスこそがアフリ カを最も肌で感じる印象に残る体験かも?!
FSC’s Journal
スタッフの旅行記で
想像を膨らませる
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Infomation
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現地旅行情報
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Knowledge シエラレオネを知る
基本情報
- 首都
- フリータウン
- 言語
- 公用語は英語です。この他にクリオ語、メンデ語、テムネ語などの民族語があります。
- 宗教
- イスラム教、アニミズム信仰、キリスト教
- 時差
- 日本との時差は-9時間(日本が正午のとき、シエラレオネは3:00)
- 通貨・両替
- 通貨単位はシエラレオネレオン(SLL)。空港でUSドルから両替可能ですが10ドルや50ドル紙幣は受け付けてくれない恐れがあるので100USドル紙幣の用意をおすすめします。但し100USドルを両替するとかなり分厚い札束で戻ってきてしまうので注意が必要です。防犯のためにも、大量に両替しない方が無難でしょう。
- 物価・チップ
- 物価は日本と比べて安いですが、レストランやホテルは観光客価格となります。チップは基本は不要ですが気持ち程度に渡すと良いでしょう。
- 気候・ベストシーズン
- 5~10月が雨季で11~4月が乾季となる熱帯気候に属しています。雨季と乾季で気温差はなく、気温は一年を通して22℃~30℃と温暖です。
- 服装・マナー
- また、湿度も非常に高いため、蒸し暑く感じることが多く、できるだけ通気性の良い服装を持っていくと良いでしょう。またアルコールスプレーやジェル、ウェットティッシュも常備するなど衛生面にも注意しましょう。
- 治安
- 首都フリータウンは、シエラレオネの中でも最も人口が多くスリや引ったくりなどの軽犯罪が発生し治安はあまり良くないので、日中でも一人で出歩かないようにするなどの注意が必要です。また、観光時は余計なものを持ち歩かない、特に貴重品の携帯を最低限に抑えましょう。
- 病気
- マラリアに注意してください。念のためにマラリア予防薬を服用すると安心です。ただし副作用もあるので、服用前に医師に相談してください。蚊に刺されないための対策として蚊取り線香、虫除けスプレーをご持参下さい。主に夕方から翌朝までの間が蚊の活動する時間なのでこの間は長袖、長ズボンなどで肌の露出を避けましょう。マラリアの他に、昆虫が媒介する感染症も多く見受けられますのであわせごて注意ください。
- 食事
- キャベツやさつまいもの葉をパーム油で煮込み、ご飯にかけて食べる「プラサス」や、豆をパーム油と一緒に辛めの味付けで煮込んだものをご飯にかけて食べる「ビーンチ」などがあります。シエラレオネは衛生基準が低いので価格の安いローカル料理は避けた方が良いでしょう。
- 飲み物
- コーラやビールなど一般的な飲み物は購入可能です。水は飲まない方が良いです。また氷も避けてください。高級ホテルでないかぎり、ホテルでの歯磨きもペットボトルのミネラルウォーターを使用する方が良いでしょう。