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エルサルバドル
エルサルバドル EL SALVADOR
マヤ文明を感じる謎多き国
エルサルバドルは小さな国の集まる中央アメリカの中でもさらに小さく、日本の四国ほどの面積しかありませんが、マヤ文明の遺跡も多く、歴史を感じさせる建造物もたくさんあります。マヤ農耕民集落跡であるホヤセデレンは、1993年エルサルバドル初の世界遺産となりました。650年に近郊のロマ・カルデーラ火山が噴火した時に埋没した村であると見られ、集落がほぼそのまま美しい形で保存されています。
Reccomend SPOT エルサルバドル旅行のおすすめ観光スポット&ツアー&ツアー
JOYA CE DEREN
中米のポンペイ・ホヤセデレン
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SPOT
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ホヤセデレンはイタリアのポンペイをなぞらえ「中米のポンペイ」とも評される、先コロンブス期のマヤ農耕民集落跡です。1993年エルサルバドル初の世界遺産となりました。650年に近郊のロマ・カルデーラ火山が噴火した時に埋没した村であると見られ、集落がほぼそのまま美しい形で保存されています。中でも興味を引くのは「テマスカル」と呼ばれるサウナ施設が園内にレプリカとして再現されどのような構造だったのかがわかります。
SAN ANDRES
謎多きサン・アンドレス
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SPOT
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サン・アンドレス遺跡は発見から80年経った現在でも全容が解明されておらずマヤ文明を起源としていることまでは確認されていますが、支配者の名や建設目的などは未だに分かっておらず、謎多き遺跡なのです。
IZALCO VORCANO
「星の王子様」に登場する火山
イサルコ火山
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SPOT
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イサルコ火山はエルサルバドル西部に位置する活火山で、アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリの小説『星の王子様』に登場する火山のモデルになったと言われています。ここイサルコ火山の麓は、先住民たちにとって聖地となっている場所。隣接するセロ・ベルデ(緑の丘)にある展望台から眺める観光コースが一般的で、展望台から眺めると、急な斜面とギザギザとした火口を持つ絵本そっくりの山を確認することができます。イサルコ火山の頂上からは今でも水蒸気が白く上がっており、まだまだ活発に活動している火山であることがよくわかります。セロ・ベルデの山頂にはイサルコ火山が良く見えるロッジがあったり、簡単な散歩コースがあったりして、日帰りの散策程度の気軽さで楽しむことが出来るのです。
SANTA ANA
エルサルバドル第二の都市
サンタ・アナ
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ホヤ・デ・セレン遺跡からグアテマラの国境側へ車で45分。その温暖な気候と、コーヒー・サトウキビの生産や輸出の拠点となったことから栄えた、エルサルバドルの第2の都市である。リベルター公園に面した壮麗なゴシック様式のカテドラルが街の中心となり、コロニアル調の街並みが広がっている。市庁舎や国立劇場など美しい建築物が多く、ホヤ・デ・セレンやタスマルなどの古代遺跡への観光のアクセスも良いため、ぜひ立ち寄りたいエルサルバドルの都市の一つである。
CASA BLANCA
藍染が有名な
カサ・ブランカ遺跡
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チャルチュアパ遺跡群の一つであるカサ・ブランカ遺跡で著名なこの村でもう一つ知られることとなったのがJICAの援助により広まった藍染の技術である。かつてエルサルバドルは、16 世紀から 19 世紀にかけて藍の輸出が1位であるなど藍染産業が盛んであったがコーヒー栽培の技術が普及したことや内戦により徐々に衰退していった。地方の貧困を改善と藍染産業の復興と技術の衰退をくいとめるため、JICAが日本へ現地スタッフを招き入れ藍染技術の習得を支援したことで注目を浴び、この施設ではタスマル遺跡の一部や博物館とともに、藍染製品の展示のほか藍染の体験も行うことができて、各国の観光客が集まるスポットとなっている。
FSC’s Journal
スタッフの旅行記で
想像を膨らませる
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Infomation
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現地旅行情報
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Knowledge エルサルバドルを知る
基本情報
- 首都
- サンサルバドル
- 言語
- スペイン語(一般的にホテル及び観光地等では英語を話すスタッフがおります)
- 宗教
- カトリック
- 時差
- 日本との時差は-15時間(日本が正午のとき、エルサルバドルは前日の夜21時)
- 通貨・両替
- 現地通貨は米ドル(2001年1月に自国通貨コロンから米ドルに変更)。商店では高額紙幣での支払いを受け付けないことが多いので、20米ドル以下の小額紙幣を準備しておくと便利です。日本円は現地では通用しません。ビザ、マスターカードなどのクレジットカードは主要なホテル、レストラン、デパートなどで利用できます(JCBは不可)。
- 物価・チップ
- 物価は日本よりもやや低く、アメリカと同じくらいです。一般的にホテルやレストランなどでチップを支払う習慣があります。おおよその目安はホテルポーター(荷物1個につき)1米ドル程度、レストランで合計金額の10~15%(サービス料が含まれている場合は不要)、ツアーに参加したらガイドには料金の10%となります。
- 気候・ベストシーズン
- 海岸地帯は熱帯、高原地帯は亜熱帯気候に属します。海岸地帯は高温多湿ですが、首都サンサルバドルがある高原地帯では暑気と湿気が比較的少なく、過ごしやすいです。四季はなく、雨季(5月から10月)と乾季(11月から4月)に分かれています。観光のベストシーズンは乾季です。雨季にはスコールと呼ばれる激しい雨が降りますが、短時間に収まり2時間以上降り続けることは稀です。
- 服装・マナー
- 半袖と短パンなどの夏服で過ごせます。但し、朝夕は気温が下がるので羽織るものがあると便利です。厳しいドレスコードはありませんが、高級店に行く場合には、TPOに合わせたラフすぎない格好で行くことをおすすめします。日差しが強いので日焼け止め、サングラス、帽子等、日焼け止め対策も忘れずに!
- 治安
- エルサルバドルの治安はあまり良くありません。約12年間続いた内戦終結後、内戦中に流出した武器が国内に大量にあり、マラスと呼ばれる武装犯罪集団による強盗、誘拐、店舗襲撃などの凶悪犯罪が首都サンサルバドルを中心に、国内各地で発生しています。ひとけのない場所や夜道はスリや窃盗が発生しやすいので、極力控えましょう。
- 病気
- マラリア、デング熱、ジカ熱、黄熱等の蚊によって媒介される感染症の発生、また麻疹やジフテリアなどの飛沫感染による感染症の発生も確認されています。蚊によって媒介される感染症は虫除けのクリーム或いはスプレーを使用するなどして、蚊に刺されないように注意することが肝心です。生水は飲まない、衛生的に調理され、かつ適切な保管状態の食品のみ摂取する等の注意が必要です。
- 食事
- 「アルボンディガス(ミートボールのふわふわ煮」)、「アロースネグリット(黒豆ご飯)」など、多数のローカル料理がありますが、おすすめなのは「ププサ」です。トウモロコシの粉を練ったトルティーヤの生地の中にチーズや豚肉を入れて焼いたもので、ピザのような食べ物です。千切りにした野菜の漬物「クルティド」と一緒に食べるのがおすすめです。
- 飲み物
- 世界に名だたるコーヒーの産地であり、地元でもコーヒーはポピュラーな飲み物です。他にホットチョコレート、ホルチャータ(タマリンドジュース)、コラチャンパンソーダ(サトウキビ風味のソーダ)、エンサラダ(フルーツの角切りがたっぷり入ったジュース)もよく飲まれています。アルコールはピルスナー系のビールが一番人気で、他にさとうきびのお酒も飲まれます。