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セントビンセント及びグレナディーン諸島

セントビンセント及びグレナディーン諸島 SAINT VINCENT AND THE GRENADINES

白い砂浜と美しいサンゴの国

セントビンセント・グレナディーンは、本島であるセントビンセント島とグレナディーン諸島のグレナダ領を除く部分とで構成されるイギリス連邦加盟国です。 セントビンセント島は標高1,234mのスフリエール山を北部に擁する火山島で、主要港でもある首都キングスタウンはこの島の南西部にあります。グレナディーン諸島は、珊瑚礁と小さな島々が集まったもので高級リゾート地となっています。

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基本情報

首都
キングスタウン
言語
英語
宗教
キリスト教(英国国教会,プロテスタント,カトリック等)等
時差
日本との時差は-13時間(日本が正午のとき、セントビンセント及びグレナディーン諸島は前日の23:00)
通貨・両替
通貨単位は東カリブドル(EC)。現地通貨は空港及びホテル、市内の両替所にて米ドルからの両替が可能です。但し、ホテル、レストラン、お土産店など殆どの場所でドル現金が使用できますので、無理に両替せず、日本から持参した米ドルの小額紙幣をそのまま使用するのがベターです。日本円は使用できません。市内ではクレジットカードが使えるお店も増えてきています。
物価・チップ
物価は日本より比較的安いのですが、ホテルエリアや観光客が訪れるエリアは割高となっています。基本的にチップの習慣はありませんが、良いサービスを受けた時は、ホテルのポーターに6~7ユーロ(到着と出発の合計)、レストランで合計金額の10~15%(サービス料が合計金額に含まれている場合は不要)を渡すとよいでしょう。
気候・ベストシーズン
熱帯性気候で、年間を通して大きな気温の変化はありません。北東貿易風の影響により1日の中でも最低気温と最高気温の差が少ないため、過ごし易い気候です。四季はなく、雨季(7月から11月頃)と乾季(11月から6月頃)に分かれます。年間降水量は平地で1500mm、山間部で3800mm程度。雨季にはハリケーンも発生しやすい為、観光のベストシーズンは乾季です。
服装・マナー
服装は半袖と短パンなどの夏服で過ごせます。但し、朝夕は気温が下がるので羽織るものがあると便利です。ホテルによっては、夕食の際にドレスコードがあるところがあります。ディナーの席でサンダル、ジーンズ、短パンはご遠慮ください。日差しが強いので日焼け止め、サングラス、帽子等、日焼け止め対策も忘れずに!
治安
治安はあまりよくありません。観光客をねらったスリやひったくりなどは日常的に起きています。日本と同じような感覚でいるとトラブルに巻きこまれる恐れがあります。 ひとけのない場所や夜道はスリや窃盗が発生しやすいので、夜の外出や1人での外出は極力控えましょう。バスや人混みの中はスリに遭いやすいので手荷物は前で持つようにしましょう。
病気
マラリア、デング熱、ジカ熱、黄熱等の蚊によって媒介される感染症の発生、また麻疹やジフテリアなどの飛沫感染による感染症の発生も確認されています。蚊によって媒介される感染症は虫除けのクリーム或いはスプレーを使用するなどして、蚊に刺されないように注意することが肝心です。生水は飲まない、衛生的に調理され、かつ適切な保管状態の食品のみ摂取する等の注意が必要です。
食事
カラルースープ(カリブの青菜のスープ)、ペラウ(焦がし砂糖のミルクケチャップパエリア)、ライスアンドピーズ(赤豆炊き込みごはん)、ロティ(薄いパン生地にカレーを挟んだもの)、ブルジョル(塩漬けの魚とトマト、ピーマン、タマネギを調理した料理)など、多数のローカル料理があります。観光客向けにはシーフードレストランもあります。
飲み物
飲み物はイギリスの影響を受け、紅茶が多く飲まれています。フルーツジュースもよく飲まれています。アルコールはビールがよく飲まれており、「ハイルーン」という銘柄のビールが人気です。それ以外にはラム酒のカクテルやパンチがよく飲まれています。アルコール度数84.5%のご当地産ラム酒「サンセット・ベリー・ストロング・ラム」はお酒好きの中では有名です。

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