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シルクロード(中国)
シルクロード(中国) SILK ROAD(CHINA)
東西文化の拠点、美しき中国の西
多種多様な民族を抱える中国だけに、地元の人々とのローカルな交流も楽しみです。西安や敦煌から新疆ウイグル自治区に入ると漢民族とは全く違う顔立ちの人々に気付くはずです。イスラム教文化が根強く、カシュガルのアイティガルモスクなどのイスラム式の建築を見ることができ一般的な中国のイメージとは全く違うことを思い知らされます。また広大な国だけに、列車での車窓の景色は文化や風土のグラデーションとなって実感させてくれます。
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シルクロード(中国) SILK ROAD(CHINA)
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Reccomend SPOT シルクロード旅行のおすすめ観光スポット&ツアー
MOGAO CAVES
世界最大の石窟寺院、シルクロードの要衝、敦煌の莫高窟
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SPOT
01
東西文化を結ぶシルクロードの要衝、オアシス都市であり仏教遺跡が存在する敦煌の町。南北1600メートルにおよぶ断崖に492の石窟が並ぶ世界遺産の莫高窟があります。4世紀から1000年にも渡り作られた塑像はなんと2415体、石窟内部に描かれた壁画は延べ45000平方メートルにも及ぶと言われています。中国の3大石窟のひとつに数えられる前に、莫高窟はまさに世界最大の石窟寺院と呼んでも過言ではありません。敦煌の最盛期は唐の時代、華やかな色彩に彩られた浄土図や人間味溢れる菩薩像、2体の大仏などが有名です。また初期に作られた「敦煌のモナリザ」と呼ばれる仏坐像なども魅力的で必見なのです。
MT. MINGSHA
敦煌の郊外に聳える大砂丘 鳴沙山
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SPOT
02
敦煌の郊外、南西へ約5kmのところに位置する鳴沙山。シルクロードで一番美しい砂丘と賞される、一面に広がる壮麗な姿を見せてくれます。敦煌から日帰りでその美しい砂丘を堪能できるので、敦煌滞在中に、石窟寺院の莫高窟と共に人気のある観光名所となっています。ラクダに乗って砂丘の麓を散歩したり、砂丘に登って滑り落ちて遊んだり、砂漠を堪能するのは格別の体験となるはずです。東西の長さは約40kmにおよび、南北の幅も約20km。最も高い地点の標高は1715mだといわれています。延々と果てしなく続いてゆく緩やかな砂丘の曲線は、優美で感動的なのです。
FORTRESS JIAYUGUAN
中国甘粛省に位置する要塞 嘉峪関
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明代に築かれたこの関所は、万里の長城の西端の最重要拠点として機能しました。東西交易の要衝であり、防衛の拠点としての役割も果たしました。嘉峪関は「天下第一雄関」と称され、その壮大な城壁と建築美で知られています。堅牢な構造は敵の侵入を防ぐだけでなく、交易や文化交流を管理する場としても重要でした。現在では、シルクロードと共に世界遺産に登録され、多くの観光客を魅了する歴史的遺産となっています。
HUGE CITY URUMQI
海から最も遠い都市と呼ばれる中国西部の巨大都市 ウルムチ
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もしも、素朴なシルクロードの砂漠の町といったイメージを持っている人がウルムチを訪れたら立ち並ぶ高層ビル群の様子を見てきっと驚くでしょう。今や、人口約260万人を抱える新彊ウイグル自治区の区都で中国西部エリア最大の都市です。ミイラ博物館として世界的に有名な新疆ウイグル自治区博物館は必見で、市民の憩いの場・紅山公園にも足を運んでみましょう。遊園地や展望台もありのんびりした時間を過ごせます。時間があれば、郊外の観光名所「新疆天山」にも脚を伸ばしてみましょう。世界遺産に登録された自然保護区のひとつである天池もおすすめ。内陸性乾燥気候のため1日の気温格差が激しいので、夏でも薄い防寒着は必携です。
UIGHUR CITY OF TURPAN
中国であって中国ではない ウイグル人の街トルファン
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トルファンはシルクロード沿いにあるウイグル人の都市。東からこの街にやってくると、今までの街と全く雰囲気が違うことに気づくでしょう。アラビア文字の看板、色彩豊かな路上市場、どこまでも広がる田園風景とポプラ並木、エキゾチックな顔立ちをした人たち・・・。中国というより中東や中央アジアを思わせる風景が広がります。古くから栄えたオアシス都市でもあるので、古代シルクロードの繁栄を現代に伝えるベゼクリク千仏洞や交河故城、「西遊記」の舞台になった火焔山など見所も豊富です。羊肉と野菜をたっぷり使ったウイグル料理や、トルファン名産の干しブドウやメロンなど特色ある食べ物もぜひ味わいたいものです。
KASHGAR
シルクロードの要衝、イスラム色あふれたカシュガルへ
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新疆ウイグル自治区の中でも西の果てに位置するカシュガル。古くからシルクロードの交易地の要衝として栄えていたこの町にはイスラム色あふれる見どころがいっぱいです。中央広場にある自治区で最大のモスク(イスラム教寺院)エイティガール寺院。ミナレット(尖塔)が聳え、アザ-ンが響き渡っています。モスクの裏手には職人街があり、そぞろ歩きが楽しいエリアです。イスラムの帽子に、靴、楽器や木工製品の店など、工房は見ていて楽しいものです。バザールには、日用雑貨や衣類、香辛料、そして名産の干しブドウなどが並び、活気にあふれているのです。また、夏の風物詩の瑞々しいハミウリも、一度味わってみたいですね。
ZHANGYE DANXIA LANDSCAPE
夕陽を受けて大地が徐々に紅く染まっていく様はまるで異空間の張掖丹霞地貌・七彩山
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2002年に発見された当時は中国でも知る人ぞ知る絶景ポイントとなっていました。その後、徐々に観光地としての整備が進み2008年ころから中国人の観光客が増え始め現在では、中国のグランドキャニオンとの呼称も定着しているようです。光に照らされ七色に輝くことから七彩山とも呼ばれる張掖丹霞地貌。赤い堆積岩で形成された美しい縞模様の地層が見られる広大なカルスト地形で、中国語で「丹」は赤・朱色を意味し「霞」は夕焼けなどで空が紅色に染まる現象、または雲が鮮やかな色に染まる「彩雲」のことを表すそうです。その名の通り、夕陽を受けて大地が徐々に紅く染まっていく様はまるで異空間にいるかのような美しさを体験できます。
BYEONGRYEONGSA GROTTOES
美しい石の彫像は必見!蘭州郊外の炳霊寺石窟
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「十万仏」を意味する炳霊。莫高窟、麦積石窟と並び甘粛省の3大石窟のひとつに数えられています。壮大な赤砂の岩壁に、ぽっかりと口をあけて、190あまりの石窟があるのです。この石窟の特徴でもある美しい石の彫像が694体、それに加え粘土で作られた塑像82体が、長さ2kmにわたり上下4層の石窟に残されています。壁画も特筆できるもので、その総面積が900平方メートルにもわたっているとか。壮大な規模なのです。蘭州から水力発電を行っている劉家峡ダムまで75kmあまりを車で走り、そこから船に乗り換えて約54km、高原の湖を走って渓谷に入っていくと、この石窟にたどり着けるのです。このアクセスもユニークで、辺境の石窟探検の気分を味わえるのです。
LANZHOU
古くからシルクロードの要衝として栄えた都市 蘭州
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黄河が市内を貫き、西域と中原を結ぶ交通の要所でした。歴史的には、仏教やイスラム教文化の伝播、交易品の往来が盛んで、多様な文化が交わる拠点となりました。名物料理の「蘭州ラーメン」は、香辛料が効いた清湯スープと手延べ麺が特徴で、地元だけでなく世界でも広く親しまれています。近代化が進む一方、黄河鉄橋や白塔山公園など、歴史的景観も多く残ります。蘭州は、古代の交易路の記憶とともに、文化と歴史が息づく街です。
WORLD HERITAGE MUGIYAMA GROTTOES
精度の高い石像芸術を楽しみつつスリルも味わえる世界遺産の仏教遺跡 麦積山石窟
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麦藁を積み重ねたような山の形状からこの名が付けられたそうです。階段を登って行くに従いどんどん高度が増し高所恐怖症の方はゆっくりゆとりを持って登ってください。安全対策は行き届いていますので過度な心配は無用です。そんな時に辿り着いた大きくふくよかな仏様のお顔を拝見すると気持ちが落ち着くというものです。創建が始まったのは4世紀末ころと言われ1700年の歴史を誇ります。約200もの洞窟に約8000体にも上る石像がおさめられていてその精巧さは技術水準の高さだけではなく作り手の情熱を感じざるを得ません。「シルクロード・長安~天山回廊の交易路網」の構成資産のひとつとして世界遺産に登録されています。
NANJIANG RAILWAY SLEEPER TRAIN
クチャへ向け南彊鉄道、寝台列車の旅が楽しい
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新彊ウイグル自治区の中心都市ウルムチと、中国最西端の町カシュガルを結び、天山山脈の南を横断して走りぬける南彊鉄道。今回のコースでは、海抜マイナス100mのトルファンから4000m級の山々をいただく天山山脈を通りクチャへ向かう寝台列車の旅を楽しみます。地元の人々の大切な足でもあるこの列車では、人々との触れ合いも楽しめるはず。4人部屋の寝台個室にはお湯も用意されているし、食堂車の連結されているので、車窓風景を楽しみながらの食事もいいですね。シルクロードのオアシス都市クチャでは、敦煌の莫高窟に匹敵するほど素晴らしいキジル千仏堂や、壮大な遺跡スバシ故城などを観光します。
KARAKURI LAKE
パミール高原の山上湖 カラクリ湖へ
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標高3600m、パミール高原の山上にあるカラクリ湖。中国とパキスタンの国境であるクンジュラブ峠に近い、まさに辺境の湖です。標高7719mのゴングール峠の展望も楽しめる湖は、大自然に包まれて、神秘的なムードでいっぱいです。湖畔には遊牧民族の移動式住居パオ(包)もあって、ウイグル族の暮らしも垣間見ることができます。カラクリ湖はカシュガルから日帰りで行ける湖です。標高が心配な人も、観光だけして泊まらなければ、高山病の心配は無用です。
Tour Information シルクロード(中国)ツアーの新着情報
Tour Ranking シルクロードのツアー人気ランキング
FSC’s Journal
スタッフの旅行記で
想像を膨らませる
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Knowledge シルクロード(中国)を知る
基本情報
- 首都
- 北京
- 言語
- ウイグル語、中国語 英語はホテルによっては通じます。
- 宗教
- イスラム教、仏教
- 時差
- 日本との時差は-1時間(日本が正午のとき、シルクロード(中国)は11:00)
- 通貨・両替
- 通貨単位は人民元(Rmb)。人民元は持ち込み、持ち出しにルールがあります。違反すると罰則を受ける場合もあります。人民元は、中国への持ち込み、中国からの持ち出しともに2万元までです。日本で両替を済ませるときは、2万元を超えないようにして下さい。現金よりもモバイル決済が主流の中国ですが、旅行者の場合は現金を使用する機会も多いため、準備しておいたほうが安心です。
- 物価・チップ
- 街中のローカル飲食店で約10元(日本円でおよそ170円)、地下鉄は約2元(日本円でおよそ35円)なので、日本と比べると物価は三分の一くらいです。基本的にチップの習慣はありませんが、ホテルのポーター、レストラン、ガイドをしてくれた方などへ、気持ち程度渡すと喜ばれます。
- 気候・ベストシーズン
- 日本のようにはっきりとした四季はなく、年間を通じて雨が少なく乾燥しており、夏と冬、朝晩と日中の気温差が大きいことが特徴です。7月~8月は猛暑が続きます。乾燥した気候ですが、日差しが強いために日焼け止め、サングラス、帽子などは用意する必要があります。
9月を過ぎたあたりから、朝晩の気温がぐっと下がり寒暖差が激しい季節になるため、上着があると便利です。
- 服装・マナー
- 観光客の服装に制限はあまりないですが、イスラム教徒が多く暮らす地域なので、女性はノースリーブなどの露出の多い服装は控えたほうが無難です。モスク見学の際は、男性もこのような服装は避けたほうがよいです。
- 治安
- 2009年の新疆ウイグル自治区のウルムチでの少数民族による大規模な暴動をはじめ、過去に何度か暴動が起こっているので危険というイメージがあるかと思いますが、実際は比較的安全に旅行することができます。しかし、いつ何があるか分からないので十分な注意は必要です。また、写真撮影に関して、警察関係者や施設付近で撮影をすると、映っていなくともすぐ警官が飛んできて、画像の消去を求められる場合があります。
- 病気
- 場所によって変わってきますが、中国では狂犬病や鳥インフルエンザなど、動物による感染例がありますので、なるべく動物に手を出したり、近寄らないようにするのが無難です。また、湖・河川地域では住血吸虫症がみられます。国の対策により患者数は減少してきていますが、汚染された水に触れることで皮膚からうつりますので、河川や湖の水にはなるべく触れないようにすることを勧めます。
- 食事
- シルクロードで食べるべきローカル料理は羊肉の串焼き。唐辛子粉、お塩、クミンなどを振りかけて色んな味を楽しむことができます。他にも、ウイグルパンやポロと呼ばれるピラフのようなものなど、様々なローカル食を楽しむことができます。また、ウルムチは新彊一の大都会なだけあって、日本料理店があり、四川料理、広東料理、洋式ファストフードも随所にあります。
- 飲み物
- シルクロードのウルムチには、甘味や塩味のある飲み物もあります。シャイというミルクティーは、ストレートティーよりも甘さが強いもので、お菓子を食べながら飲むことも多いです。ヨーグルトに水と塩を混ぜて作られたアイランもウルムチのおすすめの飲み物です。アイランはもともとトルコの飲み物ですが、中東地域や中央アジアの各国に広まり、ウルムチでも飲まれるようになりました。