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アルジェリア
アルジェリア ALGERIA
広大な国土に見どころいっぱいの秘境
アルジェリアは国土の大半にサハラ砂漠が広がり、北部には素晴らしいローマ帝国の遺跡があります。首都アルジェでは映画の舞台ともなったカスバを散策し、情緒溢れる町並みを満喫したいもの。郊外に足を延ばすなら、砂漠の中の涸れ谷に忽然と現れる不思議な町ガルダイアへ。また地中海を渡ったアフリカにローマ時代の遺跡が多くあるといわれますが、ここアルジェリアにも必見のティムガット遺跡やティパサ遺跡が存在しています。
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ALGIERS
情緒あふれる町並み アルジェ
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SPOT
01
アルジェの町並みは予想外に南仏風でモダンですが、丘に広がる旧市街のカスバは、まさにこれぞアルジェリア!と思わせてくれるアラブムードを色濃く残すエリアです。往年のフランス映画「望郷」で有名なカスバは丘の上の方に広がり、狭い路地に13~14世紀の家並みが密集し、下町のカスバには15~16世紀の豪華なドーム屋根やモザイク、タイルなどで飾られた大きな家が残っています。
GHARDAIA
ムザブの谷の不思議な町ガルダイア
Reccomend
SPOT
02
サハラ北部、砂漠の中の涸れ谷に忽然と現れる不思議な町ガルダイア。アースカラーやパステルカラーの立方体の家々が斜面にびっしりと張り付くように密集し、全景を見るとピラミッド状の丘の頂にはミナレット(尖塔)が聳え立つ、魅惑的な光景です。広場ではアーチ型のアーケードの店や露天のスーク(市場)に人が溢れ、活気に満ちています。
THAMUGADI
「アフリカのポンペイ」の異名を持つティムガット
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SPOT
03
アルジェリア北部、乾燥地帯を走り抜けるとティムガット遺跡がその壮大な姿を見せてくれます。長い間砂の中に埋もれていたため保存状態がよく、発見されたときまるでイタリアのポンペイのようだったため、「アフリカのポンペイ」という異名があります。遺跡の中心にそびえる高さ12mの凱旋門は、コリント様式の3つのアーチを持つ砂岩でできた壮麗な門で、訪れる旅人の目を引く存在です。
DJEMILA
世界最大の古代ローマ遺跡 ジェミラ
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コンスタンティーヌから西に約200km、1世紀にローマ軍の要塞として建設され、2〜3世紀に最盛を誇ったとされる古代ローマ都市・ジェミラ。南北を貫くカルドにそって北から南へ、平地から高地にかけて数百年もの間拡大されていきました。高台からは広大なジェミラ遺跡を一望でき、悠久の歴史を感じさせます。
TIPASA
静寂の遺跡 ティパサ
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アルジェの西方約40km。地中海沿岸に存在するローマ時代の遺跡群、ティパサ遺跡。フェニキア人によって建てられたのが起源で、この町は古代ローマ時代に繁栄していたといいます。国立考古学公園の中にあり、海風が吹きすさび荒波が打ち寄せる海岸沿いの広い敷地の中にたくさんの遺跡が点在しています。ここは全体の36%位しか発掘されておらず、まだまだ未知なる遺跡が埋もれているというのもミステリアスなのです。
CONSTANTINE
まるでファンタジーの世界 コンスタンティーヌ
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深い渓谷に囲まれ、街だけがえぐり取られたようなこの都市は、その地形から難攻不落の軍事都市として恐れらました。かつてはキルタというヌミディア王国の都でしたが、その後この地を治めたローマ皇帝・コンスタンティヌス1世からコンスタンティーヌの街の名はとられました。この由緒ある街のシンボルは巨大な4本の橋。すべて断崖絶壁を跨ぐように掛けられた見事なアーチに誰もが息をのむことでしょう。
TASSILIN’AGER
タッシリ・ナジェールの岩絵
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国土のほとんどが砂漠を占めるアルジェリア。その砂漠のほぼ中心に位置するのがタッシリ・ナジェールです。砂岩で形成された巨大な台地状の山脈で、ここはどこか別の星?と思うほど不思議な奇岩地帯が広がります。また動物や人々の姿など、様々な場面の絵が2万点以上も描かれている岩壁画遺跡が点在し、考古学的にも注目度の高いエリアとなっています。
Tour Information アルジェリアツアーの新着情報
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Infomation
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現地旅行情報
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Knowledge アルジェリアを知る
基本情報
- 首都
- アルジェ
- 言語
- アラビア語、ベルベル語。英語は若い世代を除いてあまり通じません。
- 宗教
- イスラム教
- 時差
- 日本との時差は-8時間(日本が正午のとき、アルジェリアは4:00)
- 通貨・両替
- 通貨単位はアルジェリア・ディナール 。空港・市内の銀行・ホテルなどで両替できます。日本円からの両替はレートが悪いため、米ドルかユーロをご持参ください。基本的に現地通貨への両替が必要です。ATMは街中で見かけますが、使う場合は警官がいるなど安全面が確保できる場所を選んだ方が良いでしょう。また、ローカルなお店ではクレジットカードはほとんど使えません。
- 物価・チップ
- アルジェリアの物価は基本的に日本よりも安く、小ペットボトルの水が約30円、メトロが50円程度です。ただし、ホテル代や外食費は比較的高額で、レストランで食事をした場合1000円と日本とあまり変わりません。チップの習慣はありませんが、特別な依頼をしたり、気分よく過ごせたのであれば渡したほうがスマートです。
- 気候・ベストシーズン
- 北部の地中海沿岸部は温帯で典型的な地中海性気候で、四季があります。5~9月が乾季、10~4月は雨季となります。平均気温が夏は20~25℃、冬は10~12℃で、アトラス高原から南に行くにつれて夏と冬、昼夜の温度差が激しくなり、降水量が少なくなります。地中海沿岸以外の国土の大部分は砂漠気候となっており、四季はありません。
- 服装・マナー
- 強い日差しを避けるための帽子・サングラス・日焼け止めなどが必需品であるとともに、朝晩の冷え込みに備え上着をお持ちの上、脱ぎ着できるようにご準備下さい。砂漠エリアは特に寒暖差に注意が必要です。イスラム教徒が多い国のため、半ズボンやミニスカート、ノースリーブなど肌を露出した服装はお控えください。女性はモスクを見学する際はスカーフが必要ですのでご用意ください。
- 治安
- アルジェリアは盗難や窃盗、傷害、暴行、麻薬事件が相次いで起こる治安が不安定な国です。その為、現地観光ガイドと共に行動するツアーの方が安心です。現地を訪れる際は常に自身の身の安全に配慮し、夜の外出はお控えください。特に手荷物には十分注意が必要です。
その他注意点として、政府関係機関の建造物、軍施設、港湾、空港の写真撮影は禁止されています。
- 病気
- アルジェリアで注意したい病気には感染性の胃腸炎があります。現地での生活に慣れている在住者でも急性腸炎にかかる事があります。食事や飲料水にはくれぐれも注意してください。特に生水は飲まずにミネラルウォーターをお飲みください。 レストランや食料品店によっては不衛生な場合もあります。嘔吐や下痢が見られた時は早めに病院を受診しましょう。
- 食事
- アルジェリアの料理は、フランスの食文化がアルジェリアの中に深く入りこんでいる事もあり、味も抜群です。例えば、世界最小のパスタと言われる、北アフリカ発祥のつぶつぶ状の主食に、ラム肉や豆、トマトやズッキーニ、茄子等の野菜をトマトソースで煮込んだ物と合わせて1プレートにした「クスクス」は国民食として多く食されています。
- 飲み物
- イスラム教徒の方はアルコールを口にしないため、アルコールを出すレストランはホテル内や一部の高級レストランに限られます。しかし、アルジェリア産ビールには「TANGO」、「BAVAROISE」等があり、他に名産品にもなっているワインも有名です。また、アルジェリアでは、濃い目のトルココーヒーやモロッコ同様、生のミントの入ったミントティーも人気があります。