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北キプロス
北キプロス NORTHERN CYPRUS
2つの宗教・文化が融合する国、北キプロス
ギリシャ文化の影響を受けたキプロスに対し、かつてオスマン帝国が統治していた名残からこの国にはトルコの文化が色濃く残っています。中でも象徴的なのがセリミエ・モスク。かつては聖ソフィア大聖堂と呼ばれたこの建物は外見がカトリック教会であるにも関わらず内装は完全にモスクのようになっており、オスマン帝国時代の統治の様子が見て取れます。カトリック教とイスラム教が融合した魅力溢れるこの不思議な国は旅好きには必見です。
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北キプロス NORTHERN CYPRUS
旅のプロが選ぶ北キプロスのツアー
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CAPITAL AND TRADING PORT
首都レフコーシャと交易の港ギルネ
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円形の城壁に囲まれた北キプロスの首都レフコーシャ。南部は国連のグリーンラインで分断された特殊な町です。最大の見どころ1325年建造のセリミエ・ジャーミー。かつてはフレンチゴシック様式の聖ソフィア聖堂だったのが、外観がそのままで、のちに1570年オスマン朝占領後、モスクとして使われるようになったユニークな教会です。中部のギルネはトルコ人に人気の高いリゾート地ながら、フェニキア時代から長い歴史の中で交易の港として栄えた地でした。回廊が美しい「ベッラパイス修道院」は地中海やギルネの町を見下ろす高台にあります。9世紀に建てられた「キレニア城」は紀元前の沈船を組み立て直して展示してある興味深いの博物館なのです。
PETIT HOTELS IN NORTHERN CYPRUS
地中海料理レッスンも!北キプロスの心温まるプチホテルに泊まる!
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ギルネから海岸沿いを西へ16kmにあるラプタの町にあるラピダホテル。レモンやアーモンド、オリーブの木々が植えられた広い庭のある21部屋の家族的なホテル。ここに泊まれば、優しい北キプロスの家族と触れあい、ママさんの地中海料理のレッスンが受けられるのです。キプロス伝統料理のひとつが「ボレック Borek」と呼ばれる鉄板で焼く平べったい挟み餃子。皮 から手作りで中身はいろいろ。どれも香ばしくてもちもちです。スイーツの「カトメール」もアーモンドやシナモン、砂糖入りの餃子。出来立ての熱々を切って出してくれるので絶品。庭で採れるレモンで作ったレモンジュースも爽やかで美味。家族の人たちとの楽しいひとときが待っています。
EASTERN NORTH CYPRUS FAMAGUSTA
教会がモスクに変身!
北キプロス東部ファマグスタ
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北キプロスの首都レフコーシャから東へ車で約1時間のところにファマグスタ(トルコ名カズィマウサ)の町があります。ファマグスタで見逃せないのが北キプロス最大の見どころといえるララ・ムスタファパシャ・ジャーミィーです。14世紀に建てられたゴシック建築の教会で、昔は聖ニコラス大聖堂としてキプロスの歴代の王の戴冠式も行われていた由緒ある教会でした。外観も壮麗ながら内部も白いアーチが連なる美しいつくり。オスマントルコ時代にモスクとなり、今なおモスクとして使われているというのはとてもユニークです。また、海に面した旧市街の城壁にあるオセロ城はシェイクスピアの「オセロ」の舞台となった地としても知られています。
NORTHERN CYPRUS
北キプロスとはどんな国?
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「北キプロストルコ共和国」。キプロスの北部、島の約37%を占め国連のグリーンラインを挟んで、南部キプロスと分断されています。かつては出入りもできなかったのが、今では両国国境はパスポートチェックのみで比較的自由に行き来できるようになりました。首都レフコーシャはギリシャ名ニコシア。町の真ん中にグリーンラインが敷かれ分断された特殊な町です。同じ島にあって南部はギリシャ風なのに対し、北キプロスはトルコ風。使う言語も北ではトルコ語、通貨はトルコリラなのです。住民の多くはイスラム教徒。今までその素顔に触れることは少なかったものの、自然豊かで歴史の長い見どころの多い北キプロスに今こそ足を延ばしてみませんか?
Tour Information 北キプロスツアーの新着情報
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Infomation
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現地旅行情報
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Knowledge 北キプロスを知る
基本情報
- 首都
- ニコシア
- 言語
- トルコ語
- 宗教
- イスラム教
- 時差
- 日本との時差は-7時間 ※サマータイム時-6時間 (日本が正午のとき、北キプロスは5:00)
- 通貨・両替
- 通貨単位はトルコリラ。北キプロスでもユーロが全く使えないというわけではなく、観光地のレストランや、土産屋ではそのまま使用できる店もあります。日本からはユーロをご持参ください。リラへの両替は、銀行、一部のホテルで可能です。ラルナカ空港内の両替窓口は24時間オープンしています。クレジットカードはほとんどのお店で利用できますが、現金もあわせてご用意ください。
- 物価・チップ
- 物価の目安としては、水が1.5リットルで約100円、レストランでの食事が1食1500円程度になります。チップの習慣はあり、多くの場合、レストランのお会計には10%のチップが含まれます。請求書を見てチップが入っていない場合には、別にチップを支払うようにしましょう。ガイドさんにも1日につき15~20ユーロ程度を最終日にまとめて渡すと良いでしょう。
- 気候・ベストシーズン
- 四季があり、年間を通して晴れの日がとても多い気候です。一般的に5月中旬から10月中旬までが夏で、気温も高くほとんど雨が降らない青空の広がる乾燥した日が続きます。冬は大体12月から2月くらいまでです。比較的温暖で穏やかな気候ですが雨が時々降ります。この季節の降水量が年間のおよそ6割を占めます。
- 服装・マナー
- 夏のシーズンは特に日差しが強いため、帽子、サングラス、日焼け止めが必需品になります。観光国であり、基本的にカジュアルな服で問題ありません。ただし、教会やモスク等を見学の際には、マナーとして露出の少ない服装を心がけましょう。雰囲気の良いお洒落なレストランも沢山あるため、1着はきちんとした服をお持ちいただくと良いでしょう。
- 治安
- 基本的に治安は良い地域になりますが、日本政府は「北キプロス・トルコ共和国」の独立を承認しておらず、ニコシアの在キプロス日本国大使館は、同地域で活動することが困難な状況です。「北キプロス」への入域及び滞在に関しては十分ご注意下さい。滞在時は、海外にいる解放感で犯罪に巻き込まれないように、夜遅くまでの飲食は控える等、緊張感を持って行動するよう心がけましょう。
- 病気
- キプロスの衛生状態は概ね良好であり、医療機関も一定のレベルにあります。一番注意したいことは熱中症です。夏は日差しが強く乾燥もしているため、観光の際にはこまめに水分を取り、体調を万全にするようにしましょう。なお、ニコシアの在キプロス日本国大使館は同地域で活動することが困難な状況です。その点を含めて健康管理をするようお気をつけください。
- 食事
- 食文化には国境はないため、北キプロスの料理は世界三大料理と称される「トルコ料理」と、無形文化遺産の「ギリシャ料理」の文化の影響を受けています。串焼き肉の「ケバブ/スブラキ」はとても香ばしくビールが進みます。周辺国のイタリア、スペインなど地中海料理も好まれ、国際色豊かな食事が楽しめます。
- 飲み物
- キプロスは、世界最古のひとつともいわれるワイン造りの伝統を持ち、コマンダリアと呼ばれる、甘い赤ワインが有名です。これは、十字軍の時代に、イギリスが所有していた島内の葡萄の特産地「コマンドエリア」が訛ったもので、長く愛されてきた世界有数のスウィートワインです。食だけでなく飲み物にも国境はないため、キプロス産のワインも北キプロス産のワインも両方いただけます。