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北キプロス
北キプロス NORTHERN CYPRUS
2つの宗教・文化が融合する国、北キプロス
ギリシャ文化の影響を受けたキプロスに対し、かつてオスマン帝国が統治していた名残からこの国にはトルコの文化が色濃く残っています。中でも象徴的なのがセリミエ・モスク。かつては聖ソフィア大聖堂と呼ばれたこの建物は外見がカトリック教会であるにも関わらず内装は完全にモスクのようになっており、オスマン帝国時代の統治の様子が見て取れます。カトリック教とイスラム教が融合した魅力溢れるこの不思議な国は旅好きには必見です。
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北キプロス NORTHERN CYPRUS
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Infomation
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現地旅行情報
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Knowledge 北キプロスを知る
基本情報
- 首都
- ニコシア
- 言語
- トルコ語
- 宗教
- イスラム教
- 時差
- 日本との時差は-7時間 ※サマータイム時-6時間 (日本が正午のとき、北キプロスは5:00)
- 通貨・両替
- 通貨単位はトルコリラ。北キプロスでもユーロが全く使えないというわけではなく、観光地のレストランや、土産屋ではそのまま使用できる店もあります。日本からはユーロをご持参ください。リラへの両替は、銀行、一部のホテルで可能です。ラルナカ空港内の両替窓口は24時間オープンしています。クレジットカードはほとんどのお店で利用できますが、現金もあわせてご用意ください。
- 物価・チップ
- 物価の目安としては、水が1.5リットルで約100円、レストランでの食事が1食1500円程度になります。チップの習慣はあり、多くの場合、レストランのお会計には10%のチップが含まれます。請求書を見てチップが入っていない場合には、別にチップを支払うようにしましょう。ガイドさんにも1日につき15~20ユーロ程度を最終日にまとめて渡すと良いでしょう。
- 気候・ベストシーズン
- 四季があり、年間を通して晴れの日がとても多い気候です。一般的に5月中旬から10月中旬までが夏で、気温も高くほとんど雨が降らない青空の広がる乾燥した日が続きます。冬は大体12月から2月くらいまでです。比較的温暖で穏やかな気候ですが雨が時々降ります。この季節の降水量が年間のおよそ6割を占めます。
- 服装・マナー
- 夏のシーズンは特に日差しが強いため、帽子、サングラス、日焼け止めが必需品になります。観光国であり、基本的にカジュアルな服で問題ありません。ただし、教会やモスク等を見学の際には、マナーとして露出の少ない服装を心がけましょう。雰囲気の良いお洒落なレストランも沢山あるため、1着はきちんとした服をお持ちいただくと良いでしょう。
- 治安
- 基本的に治安は良い地域になりますが、日本政府は「北キプロス・トルコ共和国」の独立を承認しておらず、ニコシアの在キプロス日本国大使館は、同地域で活動することが困難な状況です。「北キプロス」への入域及び滞在に関しては十分ご注意下さい。滞在時は、海外にいる解放感で犯罪に巻き込まれないように、夜遅くまでの飲食は控える等、緊張感を持って行動するよう心がけましょう。
- 病気
- キプロスの衛生状態は概ね良好であり、医療機関も一定のレベルにあります。一番注意したいことは熱中症です。夏は日差しが強く乾燥もしているため、観光の際にはこまめに水分を取り、体調を万全にするようにしましょう。なお、ニコシアの在キプロス日本国大使館は同地域で活動することが困難な状況です。その点を含めて健康管理をするようお気をつけください。
- 食事
- 食文化には国境はないため、北キプロスの料理は世界三大料理と称される「トルコ料理」と、無形文化遺産の「ギリシャ料理」の文化の影響を受けています。串焼き肉の「ケバブ/スブラキ」はとても香ばしくビールが進みます。周辺国のイタリア、スペインなど地中海料理も好まれ、国際色豊かな食事が楽しめます。
- 飲み物
- キプロスは、世界最古のひとつともいわれるワイン造りの伝統を持ち、コマンダリアと呼ばれる、甘い赤ワインが有名です。これは、十字軍の時代に、イギリスが所有していた島内の葡萄の特産地「コマンドエリア」が訛ったもので、長く愛されてきた世界有数のスウィートワインです。食だけでなく飲み物にも国境はないため、キプロス産のワインも北キプロス産のワインも両方いただけます。