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チューク(ミクロネシア連邦)
チューク(ミクロネシア連邦) FEDERATED STATES OF MICRONESIA
地球が生んだ最後の楽園 チューク諸島
ミクロネシア連邦は、西はパラオから東はキリバスまでの、広大な海域のカロリン諸島の中心に位置します。地理的には東西にわたってヤップ、チューク、ポンペイ、コスラエの4つの州からなる島嶼国です。各州は独自の自治権を持ち、さらに同様に独特の地形や生態環境、言語、文化があります。17の言語が使用されるなど固有の文化が、現在も強く残り守られています。
FSC’s Journal
スタッフの旅行記で
想像を膨らませる
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Knowledge チューク(ミクロネシア連邦)を知る
基本情報
- 首都
- ポンペイ島のパリキール
- 言語
- 公用語は英語とチューク語です。ホテルや空港では英語もよく通じます。
- 宗教
- キリスト教
- 時差
- 日本との時差は+1時間(日本が正午のとき、チュークは13:00) ※ミクロネシア連邦内で時差があり、日本とポンペイ島の時差は+2時間です。
- 通貨・両替
- 通貨単位はアメリカドル(USドル)です。チュークでは日本円やユーロからアメリカドルへの両替はできませんので、必ず日本(またはグアム)でアメリカドルに両替しておきましょう。クレジットカードはホテルや一部のレストランなどで利用可能ですが、使えないお店も多く、また回線の問題でカードが使えないこともあるため現金の持参がおすすめです。
- 物価・チップ
- 物価は日本と同じか少し高いくらいです。元々チップの習慣はありませんでしたが、最近定着しつつあります。例えばベッドメイキングには1日1ドル、またダイビングやアイランドホッピング時にはボートスタッフとガイドにそれぞれチップを渡します。目安は参加者1名あたり1日3ドルです。終わりがけに参加した人数分をまとめて渡すのがスマートでしょう。
- 気候・ベストシーズン
- 海洋性熱帯気候に属し年間通して28~30℃前後と温暖で平均湿度は80%と多湿です。雨季は6~10月でスコールが増えます。乾季の11~5月は季節風の影響で風の強い日が多くなります。ベストシーズンは目的によって異なります。アウトリーフへのダイビングが目的であれば風が弱まる雨季、沈船ポイントなどインリーフが目的の方はあまり風の影響を受けない乾季がおすすめです。
- 服装・マナー
- 基本は夏服ですが、建物内は冷房がとても強く効いていますのでレストランなどでは長袖の羽織物があると良いでしょう。また女性の場合、極端な肌の露出はマナー違反なので注意をしてください。特に膝上の露出は、チュークやポンペイでは”裸でいるようなもの”と見られます。
- 治安
- チュークは治安が悪いというわけではありませんが、夜間は酔っ払いや喧嘩に巻き込まれてしまう場合があります。日没以降は車でもなるべく外出は避けましょう。また、開いている窓からの侵入、盗難や忘れ物の窃盗などのケースが報告されています。貴重品や自分の荷物の管理はきちんとしましょう。
- 病気
- 一年中高温が続く地域なので下痢や食中毒など消化器系の病気には注意しましょう。蚊がいますので虫よけスプレーを持っていくと安心です。また、チュークでは限られた医療しか受けることはできません。症状によっては隣国に移送が必要になることもありますので、万が一に備え十分な内容の海外旅行保険に必ず加入しておくようにしましょう。
- 食事
- 島国なのでシーフートがとてもおいしく、特にマグロはレストランのメニューにもよく登場します。伝統料理にはタロイモ、タピオカ、ココナッツを使用したものが多く使われていますが、地元の人々の間ではカップ麺や缶詰などの輸入品も多く食べられています。基本的にお肉は全て輸入で、冷凍されているものになります。
- 飲み物
- 飲料水はミネラルウォーターを利用してください。ビールはスーパーマーケットや小さな商店で購入することができますが、小さなお店の方が金額が高い場合が多いです。だいたい1缶2~5ドルが目安です。道路などの公共の場で飲んだりすると注意されることがあるので念のため気をつけましょう。