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バングラデシュ観光・本当はすごいその魅力とは

俺のに乗ってくれ!人力車のおっちゃん達に囲まれる・・・

ヒマラヤを源流とするガンジスなど3つの大河川が流れ、国土の大半が平地であるバングラデシュは、大小様々な川が網目のように流れる水と緑の国です。海外旅行好きであっても、バングラデシュの魅力を知る人は多くありません。でも実は世界最大級のマングローブや、世界遺産のイスラム遺跡・仏教遺跡、世界最長のビーチなど知られざる魅力を秘めています。喧騒と混沌、宗教、豊かな農村風景、人懐っこい人々、行き交う人力車、このエネルギッシュな熱気を体感する事こそが、バングラデシュを旅する理由になるのかもしれません。

バングラデシュの基本情報

アンコールワットやボロブドゥール遺跡も影響を受けたといわれる、世界遺産パハルプール遺跡

バングラデシュ
正式国名 バングラデシュ人民共和国
場所 南アジアにある共和制国家。北と東西の三方はインド、南東部はミャンマーと国境を接する。
南はベンガル湾(「インド洋の一部)に面する。
西側で隣接するインドの西ベンガル州、東側で隣接するインドのトリプラ州とともにベンガル語圏に属する。
ベンガル湾に注ぐ大河ガンジス川の下流部を有する
首都 ダッカ
面積 14万7千平方キロメートル(日本の約4割、バングラデシュ政府
人口 1億6,468万人(2020年、世界銀行調べ)
通貨 タカ
宗教 イスラム教徒90.4%、その他(ヒンズー教徒、仏教徒、キリスト教徒)9.6%
民族構成 ベンガル人が大部分を占める。ミャンマーとの国境沿いのチッタゴン丘陵地帯には、
チャクマ族等を中心とした仏教徒系少数民族が居住
言語 ベンガル語

バングラデシュの気候

亜熱帯気候ですが、季節の変化ははっきり見られます。3月から5月は雨季、6月から10月はモンスーン、11~3月は乾季になります。過ごしやすいのは10~3月までの乾期ですが、水の国バングラデシュを体感するには6~9月の雨季も捨て難いです。小船がのんびりと行き交い、きらきら輝く水面に咲き乱れるスイレンの花。自然の豊かな美しさを満喫できるこの季節はマンゴー、ライチ、ジャックフルーツなど果物がおいしい季節でもあります。

バングラデシュへの行き方

日本からバングラデシュまで2020年現在、直行便は飛んでおりません。主に香港、バンコク、クアラルンプールを経由し、所要時間は11~16時間で同日に首都ダッカに到着します。ドーハやドバイ経由であれば夜行便で翌夕方に現地着、所要時間はおおよそ20時間です。
同日にダッカまで行くことはできませんが、スリランカ航空を利用すれば、スリランカ→バングラデシュと南アジアを周遊することも可能です。

ロゴ

バングラデシュのお役立ち情報

イスラム教が約9割を占めるバングラデシュでは、肌の露出に注意しましょう。男女ともにショートパンツは好ましくありません。特に女性は体のラインが出にくいゆったりとした服装がお勧めです。また衛生状況は決して良いとは言えません。生水、生ものには気を付けてください。除菌のできるウェットティッシュやトイレットペーパーは必携です。NGO団体の経営するお土産屋さんアーロンは品質も良く、安心してお買い物ができます。グラミン・ユニクロも日本人なら是非行ってみたいですね。

Aarong(アーロン)
店舗名 Aarong(アーロン)
HP https://www.aarong.com/
備考 Aarongは、バングラデシュ発祥で、世界最大のNGOと呼ばれる「BRAC」が運営しているブランドです。
Aarongを運営するNGO、「BRAC」は多角的な活動を行っており、Aarongのような伝統雑貨ブランド展開だけで
はなく、インフラ・教育・マイクロファイナンス・ヘルスケア・女性のエンパワーメントなど、
活動は多岐に渡りAarongの商品を買うことは社会貢献にも繋がります。
店舗 https://www.aarong.com/store-locator

有名観光地を巡るだけが旅行ではない!バングラデシュの真の魅力とは?!

ショドルガットは渡し船と大型船でいつも賑やか

海外旅行好きなら一度は、「私が行ってみたい国ベスト10!」なんて考えてみたこと、あるのではないでしょうか。そのリストの中にバングラデシュが入る人は、はっきり言って、控えめに言って、猛者!只者ではありません。認知度、人気ともにかなり低いであろうこの国の、知られざる魅力を少しでもいいから知ってもらえれば幸いです。

バングラデシュはヒマラヤ山脈から流れるガンジス川を含む、3つの大河川を中心に、網目のように大小たくさんの川が網目のように流れています。なかでも世界自然遺産シュンドルボン国立公園には世界最大級のマングローブが広がり、ベンガルタイガー、河イルカ、ワニなど様々な動物が生息しています。最短で1泊~1週間程度でクルージングを楽しむツアーが人気。動物を眺めるのはもちろん、水の国バングラデシュの人々の本当の暮らしを垣間見ることが何よりの体験となることでしょう。

シュンドルボン(国立公園)/The Sundarbans
HP https://whc.unesco.org/en/list/798/
備考 『シュンドルボン』 世界自然遺産(1997年)
行き方 ダッカからシュンドルボン国立公園観光の起点となるモングラ港まで約車で8時間半、
そこからクルーズで船中泊にて観光ダッカからは1泊2日以上のツアーでの参加をお勧めします。

人力車の街、ダッカ。渋滞の時はこんなものではすまない・・・

そして首都ダッカ。人口密度世界一、人力車の数世界一ともいわれるダッカの日常は、行き交う人、人、人、鳴りやまないクラクション、ぶつかりそうなほど近くを走る人力車、渋滞、埃…と熱気が充満しています。ショドルガットと呼ばれる船着き場ではたくさんの大型船や渡し船でごった返しの様相です。まるで街から湯気が出ているんじゃないかと思えるほど、エネルギッシュな首都。この雰囲気そのものがダッカの見所といっても過言ではありません。

ダッカ(Dhaka)
場所 バングラデシュ中央部に位置し、ブリゴンガ排水路によってドレッショリ川に通じる同国の
商業・工業・文化・教育の中心地バングラデシュの首都でありダッカ県の首府を兼ねる
人口 近郊を含む都市圏人口はバングラデシュ最大の1,623万人であり、世界第16位である。(2016年統計)
面積 145 km2
ショドルガット(Sadarghat)
場所 バングラデシュの首都ダッカの中心部、ブリガンガ川に面する河港。
クルナやバリサルなどの都市を結ぶ定期船が発着するほか、生活物資を扱う小舟や遊覧ボートが多数集まる。

他にバゲルハット、パハルプールという素晴らしい2つの世界遺産も見逃せませんが、バングラデシュの真の魅力と言ったら、ほかの国で絶対に味わうことのできない清濁入り混じりの“カオスさ”なのです。この記事に少しでもピンと来た方、もしかしたらあなたは今、バングラデシュに呼ばれているのかもしれません…。

バゲルハット(Historic Mosque City of Bagerhat)
HP https://whc.unesco.org/en/list/321/
備考 『バゲルハットのモスク都市』世界文化遺産(1985年)
行き方 ダッカから車で約8時間 近郊(バゲルハットから約25キロ)のクルナに宿泊しダッカからは1泊2日~で訪問する
パハルプール(Ruins of the Buddhist Vihara at Paharpur)
HP https://whc.unesco.org/en/list/322/
備考 『パハルプールの仏教寺院遺跡群』世界文化遺産(1985年)
行き方 ダッカから車で約7時間 ダッカからは途中ラジシャヒに宿泊し1泊2日~で訪問する
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まとめ

バングラディシュは日本からの旅行先としてはメジャーな国ではありませんが、「アジアで一番町並みを眺めるだけで世界遺産だ」と言っても過言ではないくらい面白い国です。きっとあなたの常識を良い意味で覆してくれることは間違いありません。ダッカ等都市部には外資系のホテルもあるので、宿泊設備の心配もございません。是非次の旅の候補地の1つにしていただければ幸いです。

ファイブスタークラブでは、ガイドブックにも載らない辺境から、おなじみの場所まで世界中の様々な形の旅行をご提案しています。どこへ行きたいか迷ったら是非スタッフにお薦めを聞いてみてください。

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