フランスで一番好きな町コンクに、念願の再訪が叶いました。そして初めて訪れるロカマドゥールでは黒いマリア像を見るのが目的でした。
その2 今なおその神秘的な佇まいは色褪せることがない、コンク
中世の時代から今なおスペインの聖地サンチャゴ・デ・コンポステーラを目指す巡礼者たち。彼らが通過していったフランス側の4つの宿場町のひとつがコンクです。ミディピレネーの谷あいに位置する世界遺産の町で、重厚な祈りの地にふさわしいストイックな魅力に溢れています。ロマネスク様式のサントフォア教会の2つの塔とそれを取り囲むような家並みが織りなす風景を展望台から眺めると、やっぱり今回も感動のあまり鳥肌が立ったのです。いつ来ても感動は薄れることがありません。
この町のレストランでかつて初めて食べた名物料理のアリゴ。マッシュポテトにとろけるチーズを加えて良く練ったもので、食べるときにビューっと延びるのが面白いので気に入った記憶があります。
今回もどこかのレストランで一度は食べたいものです。
その3 黒いマリア像に会いに行く ロカマドゥール
黒いマリア像が安置されていることで知られる巡礼の聖地がロカマドゥールです。断崖に張り付くように建つ教会の姿は絶景で迫力満点。ゆっくりと階段を下りながら観光できるのも楽しいのです。黒いマリア様を拝めたし、充実したひとときでした。