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【秘境】エチオピアで必ずいくべき観光スポット10選!

ダナキル砂漠のダロール火山 この一帯は硫黄に染まっている

旅行先としてはまだまだ日本人になじみのない国・エチオピア。アフリカの国へ初めて旅行するとなると衛生面や治安、食事など慣れない環境を不安に思うかもしれません。しかしエチオピアにはあらゆるネガティブな要素を吹き飛ばすほどの驚きと感動が待っています。アフリカ大陸の国々がヨーロッパの列強諸国に支配される中、唯一独立国を維持したのがこのエチオピアなのです。それ故エチオピアにはローカルな宗教や民族、歴史、食文化が残り、その奥深さに誰しもが引き込まれるはずです。

ラリベラの岩窟教会

聖オルギス教会

12世紀ザクウェ朝の王ラリベラが自身の故郷を第2のエルサレムにするべく建設を開始した都市がラリベラです。ラリベラの12~13世紀にかけて建造されたとされる11の聖堂と関連する礼拝堂は世界遺産に指定されています(「ラリベラの岩窟教会群」)。そして興味深いことに教会堂群の建物や通りはエルサレムとゆかりの深い名が付けられています。遺跡の間を流れる水路はヨルダン川、ベツレヘムと名付けられた岩屋、そしてゴルゴタと名付けられた教会で眠っているのはラリベラ王自身です。

聖十字架教会の司祭

中でも目を引くのは巨大な一枚岩を十字架の形に掘り抜かれた聖ギオルギス教会。教会自体がノアの箱舟のモチーフとなっており、そばにはアララト山を模した岩まであります。内部には精緻な彫刻で装飾されており見る者を圧倒します。エチオピア最大の見所といっても過言ではありません。

ゴンダール

世界遺産のゴンダール城

1636年から約2世紀にわたってエチオピアの首都であったゴンダール。ソロモン朝時代に建設された3つの王宮群が現存し、その中でも最大級の王宮群「ファジル・ゲヒ」には堅牢な6つの宮殿と12ヵ所の城門が残っています。これらは1979年、世界遺産に認定されました(世界遺産は1978年から始まりましたのでわずか2年目での登録になります)。

ダブラ・ブラハン・セラシエ教会の天使

ゴンダールの石造建設物はイスラーム建築、インド建築、バロック建築などの影響を受けた独特の様式であり、これらはゴンダール様式と呼ばれています。特に城塞は中世ヨーロッパを思わせるような重厚感で大変見応えがあります。そしてゴンダールで44ある聖堂の内、最も有名なのが「ダブラ・ブラハン・セラシエ教会」です。17世紀に建立され幾多の争いをくぐりぬけた教会で、天井に描かれたエチオピア正教の最高傑作と評される宗教画は「エチオピアのモナリザ」と称えられています。

タナ湖の青ナイルの滝と修道院

青ナイルの大瀑布

エチオピア最大の淡水湖・タナ湖の南の湖岸に開けた町・バハルダール。バハルダールのメインの観光は2つ。まずはブルーナイルの滝。ブルーナイルはアフリカ最大の川であるナイル川の源流の一つです。約45mの高さから叩きつけるように落ちる巨大な滝は大迫力。乾季はダムの放水が行われる日曜日を狙うのがおすすめです。

ウラ・ギダネ・マハレット修道院

タナ湖のもう一つのハイライトは、クルーズ船での修道院巡りです。タナ湖には37の島があり、計29もの教会や修道院が建立されています。中でも14世紀頃に建てられた「ウラ・キダネ・ミフレット教会」と「メハル・ゼゲ・ギオルギス教会」のフレスコ画は必見です。エチオピア独特の画法で描かれたカラフルな宗教画は、同じ題材であってもヨーロッパの宗教画とは全く雰囲気が異なるのも非常に興味深い点です。

アクスム

「契約の箱(アーク)」が置かれているとされるシオンの聖マリア教会

エチオピア最大の古都・アクスム。約3000年前、イスラエルのソロモン王とイエメンのシバの女王の間に生まれたメネリク1世がエチオピアに渡り築いた国がアクスム王国と伝えられています。アラビアとの交易で栄え、アクスム王国はキリスト教繁栄の礎を築きました。しかし7世紀に入るとイスラム勢力がアラビア半島へ勢力を広げると交易ルートが閉ざされ、衰退の道を辿ることとなります。

アクスムのオベリスク

現在のアクスムにはアクスム王国の栄華を現在に伝える数々の遺構が残されていますが、最も重要なのがエルサレムのソロモン王の宮殿にあったといわれる「アーク」でしょう。モーセの十戒が刻まれた石板を納めた箱のことであり、特にユダヤ教徒・キリスト教徒にとって極めて大切なものです。アークはメネリク1世がアクスム王国へ運び、現在もアクスムの「シオンの聖マリア教会」に保管されていると言われています。

ハラール

世界遺産に指定されたハラールの旧市街

エチオピア東部の街・ハラール。エチオピア正教のイメージが強いエチオピアですが、イスラム教徒も多く、ここハラールはエチオピアを代表するイスラム教の街です。街にはなんと99ものモスクが存在し、19世紀前半にはメッカ、メディナ、エルサレムに次ぐイスラム教の第4の聖地として考えられていました。特に旧市街は「歴史的城塞都市ハラール・ジュゴル」として世界遺産に指定されています。

ハイエナマンならぬハイエナウーマン体験も可能

16世紀から交易の拠点として栄えたハラールは、エチオピアの中でも古い文化や風習を残す、民家の白い壁と青い空のコントラストが美しい街です。ちなみにハラールは世にも珍しいハイエナと共存する街としても知られています。ハイエナを操るハイエナマンが餌付けをするパフォーマンスはハラール名物と言ってもいいでしょう。ハイエナマンに代わって餌付けをするというユニークな体験も可能です。

アサレ湖

アサレ湖の塩田を歩くキャラバン

エチオピア北部、エリトリアとの国境に近くに位置するダナキル砂漠。アファール盆地と言われるこのエリアはアフリカ大陸の最低標高地点であり、地球上で年平均気温が最も高い地域とも言われています。夏場は50℃以上まで上がるため観光のベストシーズンは11月~2月。この時期でも日中40℃を超えることもあるそうです。

ウユニ塩湖のような鏡張りの景色も見ることができます。

ダナキル砂漠周辺にはホテルはないのでダナキル砂漠のツアーではすべてホテルではなく野宿をすることになります。そんな過酷な状況でもダナキル砂漠は絶景好きの旅行者たちを惹きつけています。その理由の一つがアサレ湖です。ボリビアのウユニ塩湖を彷彿とさせる景色ですが、この塩湖の最もフォトジェニックな瞬間は塩田を行くキャラバン隊。彼らは日中の暑さを避けるために朝と夕方の日没頃に移動します。沈みゆく夕陽を背に進むキャラバン隊の姿は旅情を誘います。

ダロール火山

まるで違う惑星に来たかのような光景が広がります。

前述したアサレ湖とともにダナキル砂漠を代表する絶景がダロール火山です。玄武岩質のマグマが地中に侵入したことによって形成されたと考えられている50m程度の小さな火山ですが、そのインパクトは絶大。硫黄を含むガスが噴出することによって形成された極彩色の絶景に訪れた人々はまるで他の惑星にきてしまったかのような錯覚を覚えるはずです。最後の大きな活動は1926年の水蒸気爆発と言われていますが、現在もダロール火山は活動中です。

火山からは硫黄を含むガスが噴出しているため辺りは黄色に染まっている。

ダロール火山はその活動により噴出口が毎年のように変わるため、訪れる度にちがった景観が見られるそうです。さらにダロール火山の周囲には隆起と侵食により形成された奇岩群などここでしか見ることができない絶景が広がっており、辿り着くまでの過酷さとは裏腹に今後さらに人気が高まることは間違いないでしょう。

コーヒーセレモニー

客人をもてなすための儀式

コーヒーセレモニーはコーヒーを来客にふるまうエチオピアの伝統習慣です。日本の茶道にも通ずるところがありますが、街中のコーヒーショップでも見ることができますので茶道よりも一般的といえます。コーヒーセレモニーはまず豆を炒るところから始まります。室内にはコーヒー豆の芳ばしい香りが漂いはじめます。しばらくローストしたら、豆を臼と杵で挽きます。素焼きポットの中に熱湯とコーヒーの粉を入れ、さらに煮立たせたら完成。

コーヒー豆を炒るところから始まる

カップに注がれた真っ黒なコーヒー。その熱く凝縮された芳香な香りと味わいは、まるで自分の五感が開かれていくような感覚です。3杯飲むのが正しい作法ですが、すべてを行うと2時間近くかかることもあるので早めに切り上げてもよいでしょう。時間があればエチオピア流に世間話に花をさかせながら旅の疲れをいやすのも一興です。

ハマル族の村

独特のヘアスタイルを持つハマル族の女性

エチオピア南部は少数民族の宝庫です。エチオピア南部は、エチオピアを縦断するグレードリフトバレー(大地溝帯)により交通の便が悪く、マラリアに代表される感染症の危険から交易盛んな北部とは対照的に、長年にわたりほかの民族と交わることはありませんでした。そのためエチオピア南部には独自の文化・風習を培った民族がなんと80以上も存在すると言われています。

ちょんまげのような髪飾りと羽を付けたカラフルなヘアスタイルの男性

ケニアとの国境近く標高1200mの小さな街・トゥルミ近郊にハマル族の村があります。ハマル族のはエチオピアの少数民族の中でも極めて興味深い髪型をしています。女性は赤い土で編み込んだ髪を染めています。男性は頭の半分を刈り上げたヘアスタイルで、髪の毛を土や植物で着色したりビーズのヘアバンドをしている人も多くみられました。運が良ければ男子が牛の背中の上を渡る成人の儀式「ブルジャンプ」が見られるかもしれません。

ムルシ族の村

大きなお皿型のピアスを入れたムルシ族の少女

エチオピア南西にある小さな街・ジンカ。空港もあるためエチオピア南部観光の拠点となる街です。ジンカの街から約70キロ、ここにエチオピアの少数民族の中でも極めてユニークな部族・ムルシ族が住んでいます。ムルシ族は下唇や耳たぶに土器のお皿をはめ込むという習慣を持っています。このお皿が大きければ大きいほど美しいとされているそうです。

腕にワニのような装飾を施した女性

中には腕や背中に熱した金属を当ててつくった、まるでワニの鱗のような皮膚を持つ少女もおり、私たちの理解を超えた世界が広がっています。ちなみに少数民族の撮影は非常に厳格で、料金はすべて交渉制です。モデルとなる村人に対して写真1枚で平均5ブル(日本円で15円程度)を支払うことになっています。複数の人物を1枚の写真に収める場合でもモデル1人に対して5ブルを支払います。なお隠し撮りはトラブルのもとになりますので絶対にやめましょう。

 

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