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【ポーランド観光】中世の古都・クラクフと必見の近郊都市

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現在の首都ワルシャワを東京に例えるならクラクフは京都と言えるでしょう。中世の佇まいをそのまま残し、歴史の重みを感じるままに旧市街散歩を楽しみましょう。重厚で華麗な雰囲気に圧倒されるヴァヴェル城、旧市街のどまんなか、中央広場を綺麗に飾られた馬車が聖マリア教会や旧市庁舎前を通る様は、まるで精巧に造られた映画のワンシーンを観ているようです。クラクフ近郊にはナチスドイツのアウシュヴィッツ・ビルケナウ強制収容所、また、地下宮殿のような巨大なヴィエリチカ岩塩坑にお手軽に日帰り観光が可能です。

絶対行くべきアウシュヴィッツ・ビルケナウ強制収容所

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私たちはこれまで、アウシュビッツの歴史に幾度となく触れてきました。 アンネの日記を小学校で学び、その後は、ドラマや映画などで断続的に接し続けています。 「ホロコースト」、「戦場のピアニスト」、「シンドラーのリスト」、「ソフィーの選択」など、アウシュビッツ強制収容所をテーマにしたドラマや映画が多数制作されました。 日本でも命をテーマにした小説「白い巨塔」が著されたように世界中にアウシュビッツ関連の文献があります。

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クラクフにあるアウシュビッツ博物館は、その歴史を実際に自分の目で確かめることができる場です。あまりの悲惨さに目を覆ったり頭を抱えたり、心が躍らない気持ちになるかもしれませんが、二度と繰り返してはならない人類の負の遺産に触れられる貴重な体験となるでしょう。

今でも地下礼拝堂でミサが行われるヴィエリチカ岩塩坑

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かつて白い金と呼ばれ巨富をもたらした岩塩の採掘場がクラクフ郊外にあります。そこには100%塩で造られた地下礼拝堂があり今でも日曜日にミサが行われます。300mもの深さ、2000か所以上もの採掘場が残され、まるで地下宮殿のようでもあります。名もない坑夫が彫り上げたという岩塩彫刻も多数残され古代遺跡と勘違いしてしまうほどの芸術的な価値も見出すことができます。

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見学できるルートは極一部ではあるものの見応え十分な地底の旅となるでしょう。このヴィエリチカ岩塩坑は、1978年に世界で初めて登録された12か所の世界遺産の中のひとつで同じポーランドのクラクフの旧市街と共に認定されました。

クラクフの繁栄ぶりがうかがえる旧王宮と博物館

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ヴァヴェル城の主な見どころのひとつに旧王宮と博物館があります。何世紀にも渡り増改築を繰り返してきたので、ロマネスク様式、ゴシック様式、ルネッサンス様式といった、その時代の様々な建築様式が混ざった興味深い建造物となっています。内部は個人で見学することもできますが、ガイドツアーでのみ入場できる部屋もあるのでガイドツアーに申し込むのがよいでしょう。

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16~17世紀の王宮を再現した豪華な王族の部屋や王様はじめ王家の肖像画などが見られるほか、フランドル地方(現在のベルギー)で作られた100枚以上にも及ぶタペストリーは必見です。プラハやウィーンと並び文化の中心として栄えたクラクフの生き生きとした繁栄ぶりを見ることができます。

古都クラクフの黄金時代を肌で感じるヴァヴェル大聖堂

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およそ550年間に渡りポーランド王国の首都として栄えたクラクフは古都として今もポーランド国民に親しまれています。中でもヴァヴェル大聖堂は、クラクフ最大の見どころと言ってよいでしょう。黄金色のドームが照り輝く荘厳な姿はポーランド最盛期の象徴です。

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ほとんどのポーランド国王の戴冠式が行われた場所であり、国王はじめポーランドの英雄として認められた人々の墓所でもあるためポーランド国民にとって特別教会となっています。また、ジグムントチャペルは「ルネッサンス様式の最高傑作」と称され、その美しさに誰しも圧倒されます。内部装飾もさることながら黄金ドームの外観が素晴らしく、ジグムントの塔にはポーランド最大の鐘がつるされています。

国王が保護したユダヤ人街・ガジミエシュ地区

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現在、個性的なカフェやレストラン、プチホテルがあるおしゃれな街として変貌を遂げたガジミエシュ地区は、14世紀初めころにクラクフとは別の街としてガジミエシュ大王の手で開発が進められました。ガジミエシュ大王は他の地域で迫害されていたユダヤ人を保護していたために、その後、多くのユダヤ人が移住してさらに発展することとなりました。

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ポーランド最古のユダヤ教神殿・スタラシナゴーグは今ではユダヤ博物館としてユダヤ文化の発信地の役割を果たしています。他に、華やかな装飾が美しい「テンペル・シナゴーク」、映画『シンドラーのリスト』のロケ地となったイザークシナゴーグなど多くのシナゴーグが点在しています。学校の課外授業も頻繁に行われていて真剣に学ぶ学生たちにも出会うでしょう。

重厚なゴシック様式の聖マリア教会と中央広場

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聖マリア教会は、世界最大級の規模とファイト・シュートースが設計した芸術的な祭壇を見るために多くの観光客が訪れます。祭壇は毎日11:50に修道女によって開けられますのでその瞬間を目撃できるように入場されることをおすすめします。また、1時間毎にラッパが吹き鳴らされますが、最後まで演奏されることはなく必ず中断します。

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それは敵の襲来を知らせるラッパ吹きの兵隊が敵の矢によって殺されてしまったことに由来し、演奏が途中で中断された時の一瞬の静寂さを体験するために見物客が集まるのです。さらに、塔の上部から中央広場を見下ろす景色も必見で、東京ドームのグランドの3つ分もある広場に、綺麗に着飾った御者が操るたくさんの馬車、中世そのままの旧市庁舎の塔、織物会館などを一望できます。

旧市街の砦・バルバカンと城壁・フロリアンスカ門

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かつての城壁・フロリアンスカ門からの敵の来襲を防ぐために造られた円形の砦がバルバカンです。ヨーロッパに現存する砦は3つしかなくたいへん貴重な建造物になります。因みに同じポーランドのワルシャワに、再建されたものが残っています。城壁は19世紀に取り壊されてしまいましたが、フロリアンスカ門は当時の雰囲気を感じさせてくれます。

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フロリアンスカ門から旧市街へと続く道がメインストリートのフロリアンスカ通りで、おしゃれなカフェやレストラン、ショップが並んでいます。フロリアンスカ門のすぐ右手にはポーランド最古のチャルトリスキ美術館があります。2019年12月にリニューアルされ、作品は21の部屋に分類され展示されています。有名どころの美術作品も多く展示されているので興味のある方は必見です。

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