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【駐在員おすすめ】〜スタンがつく国の観光エリア10選!

青の霊廟たちに圧倒されるサマルカンドのシャーヒズィンダ廟群

魅力はたっぷりあるものの、まだまだ日本人にとってマイナーな旅行先である中央アジア。最近はウズベキスタンの青の絶景が注目を集め、徐々に観光客が増えています。けれども中央アジアの魅力はこれだけではありません。シルクロード交易で繁栄したオアシス都市、中央アジアのイメージを覆すような奇想天外な建造物が並ぶ近未来都市、そして広い湖や草原、何千メートルもの山々が連なる山岳地帯、、、と国やエリアによってさまざまな顔を見せてくれます。「スタン系」を制覇した私が選ぶ中央アジアの見どころベスト10をご紹介します。

英雄ティムールが甦らせた青の都サマルカンド

鮮やかな青のドームが印象的なグル・アミール廟

近年観光客が急増している注目の国ウズベキスタン。鮮やかな青の歴史建築物が人気スポットとして人気を集めていますが、この絶景が集まっている街が「青の都」や「東方の真珠」と呼ばれるサマルカンドです。古く紀元前に町が築かれましたが、13世紀のモンゴル軍の襲来でほぼ廃墟と化します。しかし14世紀にティムール帝国の首都となり、繁栄が甦りました。

レギスタン広場のティラカリ・メドレセ天井は息を呑む美しさ

その主人公ティムールは今でもこの街の英雄で、彼が眠るグル・アミール廟やティムールゆかりの人々の霊廟が並ぶシャーヒズィンダ廟群は青の絶景を思う存分堪能できる見どころです。またサマルカンドの観光の中心となるのがレギスタン広場で、広場を囲む3つのメドレセ(神学校)はまさに壮観。シルクロード交易の面影を今に残すような古きよき市場、シヨブバザールにもぜひ寄ってみましょう。

イスラム世界の中心として繁栄した聖なる街ブハラ

古くからブハラの街を見守ってきたカラーンミナレット

ブハラはサマルカンドと並ぶウズベキスタンの観光都市で、やはりシルクロード途上の交易都市として古くより栄えました。この街に歴史のスポットライトが当たるのは9世紀のサーマーン朝時代で、イスラム世界の中心として多くの学者や神学生、商人たちがこの街にやってきました。

中央アジア最古のイスラム建築、イスマイール・サーマーニ廟

その後16世紀のシャイバニ朝から始まるブハラ・ハン国の都として再び繁栄し、この際形成された土壁の旧市街は今なおすばらしい状態で残っています。旧市街の中心の池ラビハウズ、この街の象徴である塔カラーンミナレット、歴代の王の居城アルク城、そして貴重な歴史遺産のメドレセ(神学校)やモスクなど、旧市街内には見どころが無数にあります。中世さながらの雰囲気を残す路地をぶらぶら散歩するだけでもすばらしい体験になることでしょう。

ヒヴァは城壁の中にぎゅっと魅力が詰まった砂漠の街

イチャン・カラ(内城)の城門とカルタ・ミノル

ウズベキスタンで最初に世界遺産に登録されたヒワは、カラクム砂漠の中にあるオアシス都市。首都タシケントから飛行機で約2時間、列車なら一晩かかりますが、サマルカンドやブハラとは全く雰囲気が異なるぜひ訪れたい街です。長さ2km以上の城壁で外界から守られた内城イチャン・カラの中に、多くの価値ある歴史建造物が残っています。

イスラム・ホジャ・ミナレット頂上からの絶景

まず目に付くのが、途中でスパッと切ったように見える未完成の塔カルタ・ミノル。王の宮殿クフナ・アルクやヒワで最も重要なモスクのジュマ・モスク、13~14世紀の聖人の廟パフラヴァン・マフムド廟もぜひ訪れてみましょう。イスラム・ホジャ・ミナレットは51mの高さを誇る塔で、ここから眺めるヒワの街は絶景の一言です。またシュヴィト・オシュやトゥフム・バラクといったこの地方独特の料理も要チェック!

白亜の建物が煌く世にも奇妙な首都アシガバート

永世中立塔からの夜景

トルクメニスタンは中央アジアの中でも情報が少なく、謎のベールに包まれている国。政治体制が似ていることから中央アジアの北朝鮮とも呼ばれています。その首都がアシガバート(別称:アシガバット、アシュガバット、アシハバード、アシハバット等)。白亜の建物や元大統領の金色の像、現大統領の肖像画が至るところにある摩訶不思議な街です。何と世界一大理石建造物が多い都市としてギネスブックに登録されており、夜はこれらの建物がライトアップされ圧巻の光景です。元大統領が白色が好きということでこのような街並みが作られたのだそう。

中央アジア最大級のモスクで元大統領一族が葬られている「魂のモスク」

その他世界最大級の観覧車や中央アジア最大のモスクなど奇想天外な見どころが多いアシガバートですが、豊富な野菜・果物が並び民族衣装の女性たちで賑わう街なかのバザールもぜひ行ってみたいところ。アシガバート郊外のニサ遺跡は古代パルティア帝国の首都であった貴重な遺跡です。

巨大穴から炎が燃えるトルクメニスタンの絶景地獄の門

すぐ目の前でメラメラ燃え盛る炎!

アクセスが良くないことやビザ取得手続きの複雑さなどから、トルクメニスタンを訪れる旅行者は決して多くありません。しかしウズベキスタン国境から行きやすい絶景スポットとして最近注目を集めているのが、カラクム砂漠のど真ん中にある地獄の門。直径約60m、深さ約20mの巨大な穴から炎がメラメラと燃え上がる、一度見たら忘れられない光景です。

地獄の門番?風のこんな写真も撮れる

この地獄の門は意外な経緯で誕生しました。50年ほど前にここで地質調査を行ったときに落盤事故が起き、有毒ガスの延焼を防ぐために放った火がいまだに燃えているのだとか。最も美しいのが炎が良く映える夜から早朝で、地獄の門のすぐそばのテントで一晩を過ごすツアーが人気です。

天山山脈に囲まれた中央アジアの真珠、イシククル湖

遠く天山山脈を望む、美しく澄んだイシククル湖

キルギス人自慢の湖で、琵琶湖の9倍ほどの面積を持つイシク・クル湖。はるか中国から連なる天山山脈の山々に囲まれた美しい湖です。ソ連時代には外国人の立ち入りが禁じられていたため幻の湖と呼ばれ、この地を訪れることを夢見ていた井上靖も小説に登場させています。キルギス語で「熱い湖」という意味で、海抜1600mほどあるのに湖が凍ることはないのだとか。

カラコルのホリー・トリニティ大聖堂は珍しい木造の教会

首都ビシュケクから約4時間の距離にある湖畔の町チョルポン・アタは隣国カザフスタンからも観光客が訪れるリゾート地で、古代に描かれた岩絵の博物館もあります。またイシククル湖東端の町カラコルはロシア教会やドゥンガン人(中国系イスラム教徒)のモスクがある多民族地域で、天山山脈へのゲートウェイとして登山客も多く訪れる町です。

遊牧民の国キルギスを旅するならぜひユルタステイを♪

羊のフェルトでできているユルタ

キルギスは遊牧民の多い草原の国。車で地方を移動していると馬に乗って羊を追い立てる遊牧民たちと出会うことも。彼らの住居「ユルタ」はモンゴルのゲルと似ている移動式テントで、せっかくキルギスに来たならユルタに泊まらない手はありません。キルギス国内の多くの旅行会社でユルタ宿泊体験ツアーを催行しており、乗馬体験ができることも多いです。

キルギスは心洗われる風景の連続。こんな草原や雪山がいたるところに・・・

夜は羊肉をたくさん使った美味しいキルギス料理を。遊牧民のエネルギーの源である手作り馬乳酒を振舞ってくれることもあります。標高が高く夏でも冷え込むことが多いキルギスの草原ですが、ユルタは保温性の高いフェルトで作られているので寒さを感じずぐっすり眠れます。もてなし好きで優しい遊牧民との交流も楽しみですね。

カザフスタンの玄関口アルマティは自然豊かな大都市

黄色い外壁が印象的なゼンコフ教会

アルマティ(アルマトイ)は1997年までカザフスタンの首都だった街で、現在でも国内最大の都市です。天山山脈のふもとにある自然豊かな街で、郊外のメデウには国際大会が行われるスキー場や世界で最も標高が高いスケートリンクがあります。また車で3時間ほどの位置にあるチャリン・キャニオンは全長約150kmもある壮大な渓谷で、カザフスタンのグランドキャニオンと呼ばれることも。

アルマティ郊外の大渓谷、チャリンキャニオン

市内でまず見逃せない見どころはゼンコフ教会で、黄色の外壁と黄金の玉ねぎ型の屋根を持つ美しいロシア教会です。また中央バザールは中央アジアの他の都市のバザールと同様、みずみずしい果物や野菜、カラフルなドライフルーツなどがあふれんばかりに売られており、安くて美味しい食堂もあります。近代的なショッピングモールも増えており、いつも市民でにぎわっています。

近未来都市ヌルスルタンはカザフスタンの新首都

ヌルスルタンのシンボル、バイテレク。ユニークな形は民族神話に基づいたもの

カザフスタンの国土中央の原野に、1997年誕生した首都アスタナ。2019年には元大統領の名前にちなんでヌルスルタンと改称されました。黒川紀章氏がデザインした近未来的な街並みが目を引く街で、中央アジア=悠久の歴史を持つシルクロードの地というイメージが覆されること間違いなし。ここでは世界で唯一無二の奇想天外な建造物めぐりを楽しみましょう。

強烈なデザインの、未来のエネルギー博物館

代表的な見どころはてっぺんに黄金のドームが載った105mの高さタワー、バイテレクや巨大ピラミッドのような平和と調和の宮殿、5000人を収容できる白亜のハズィレット・スルタン・モスク。また2017年にはここで万博が開催され、当時のカザフスタン館が未来のエネルギー博物館として球型のユニークな形のまま残されています。官公庁街もピカピカに輝く壮観な街並みです。

中央アジアの壮大なる秘境パミール高原とワハーン回廊

ワハーン回廊内ゾン村の心洗われる山岳風景

国土の約半分が標高3000m以上という、山岳国家タジキスタン。その中でも、ヒマラヤ山脈やカラコルム山脈へとつながるパミール高原は世界の屋根の異名を持ち、中央アジアの秘境と呼ぶのにぴったりの地域です。首都ドゥシャンベからこのパミール高原を貫き、キルギスへと抜ける道がパミールハイウェイで、雪に覆われた山々や美しい湖など絶景の連続です。道路状況が良くなく踏破に何日もかかりますが、その価値は必ずあるでしょう。

タイミングが合えば村人が気軽に結婚式に誘ってくれる!

またパミール高原南部、アフガニスタン国境に接するエリアはワハーン回廊と呼ばれ、美しい山々のふもとに農村が広がる心洗われる景色が見られます。この周辺はホテルがなく民泊をする必要がありますが、ホスピタリティあふれる山岳民族のユニークな文化を体験できる最高の機会になることでしょう。

 

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