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マルタといえばこの景色 対岸からのバレッタ
マルタが女子旅におすすめな理由は?
地中海に浮かぶ小さな島国、マルタ共和国。日本からは遠く、あまりイメージが湧かない、ヨーロッパのほかの国と似たイメージがあってよくわからない、という方も多いのではないでしょうか。でも実はその小さな国土には見どころがぎっしりと詰まっており、魅力あふれる国なのです。グルメや大自然、定番スポットから意外な楽しみ方まで…今回は実際にマルタを訪れた女子スタッフの私が、リアルな目線でマルタが女子旅におすすめの理由を5つご紹介します!

理由その1 美味しいグルメが盛り沢山!

ウサギ肉を使ったパスタ 意外にもあっさり?
マルタは地中海の恵みを受けた新鮮な食材を使った料理が豊富で、美食好きの女子旅にぴったり!特に名物の「ウサギのシチュー」や「ブラジオリ」といった伝統料理は、他ではなかなか味わえない個性的な逸品です。日本人にとってウサギ肉はなじみがないですが、癖もなくあっさりとしていて意外にも食べやすいのでマルタ旅でぜひチャレンジしてみてください!また、海に囲まれた立地から、シーフードも新鮮で広く親しまれています。特に、日曜日のマーケットで有名な漁村のマルサシュロックは、シーフードパスタやロブスターなど、海の幸を贅沢に味わえるおすすめスポット。カラフルな船が浮かぶ入江のそばでお食事も楽しんでみてはいかがでしょう。

もちもちパスタとロブスターでボリュームたっぷり!
さらに、マルタにはおしゃれなカフェやベーカリーも多く、カンノーリ(クリーム入り筒状スイーツ)やハニーリング(シナモンと黒蜜の焼き菓子)など、スイーツ好きにもたまらないローカルおやつがたくさん。街歩きの合間に立ち寄るカフェタイムも、女子旅の大きな楽しみの一つになります。マルタ名物バスティッツィ(チーズや豆のペースト入りパイ)は、イムディーナ近くに安くておいしい有名店があるので観光の際に立ち寄るのもおすすめです。さらに様々なフレーバーが揃うジェラートは街中にたくさんの専門店が軒を連ねており、おいしく体温を下げてくれる夏にぴったりのスイーツです。滞在中様々なお店でいろいろな味を試して、お気に入りのお店を見つけるのも楽しいかもしれませんね。
施設名 | Serkin Crystal Palace |
エリア | ラバト |
住所 | 84 Triq San-Pawl, Rabat, Island of Malta RBT 1240 Malta |
TEL | +356 2145 3323 |
営業時間 | 24時間営業 |
公式サイト | https://www.facebook.com/people/Serkin-Crystal-Palace/100057555245313/ |
備考 | ローカルにも観光客にも愛されるパスティッツィの有名店 |



理由その2 フォトジェニックな街と自然

カラフルな出窓がかわいらしい
マルタは歴史と文化が融合した、まるで映画のセットのような街並みが魅力。首都バレッタは、ユネスコ世界遺産にも登録された美しい街で、石造りの建物や色とりどりの出窓が立ち並び、どこを歩いても写真映えします。お祭りの時期になると教会にちなんだ装飾が街を彩り、普段は見られない街の様子を目にすることができるので、あえてその時期をねらって訪れるのも良いかもしれません。特におすすめなのが古都イムディーナ。中世の面影がそのまま残るこの街は、「サイレントシティ」とも呼ばれ、石畳の路地や重厚な建築がとてもフォトジェニック。細く張り巡らされたはちみつ色の路地は優しい光が差し込み、あたたかな空間を醸し出します。なんとクラシカルな馬車に乗って街を見て回ることもできるんですよ。

洞窟の先に広がる絶景!壮大な自然を体感できます
可愛らしい街並みもさることながら、やはり青の洞門(ブルーグロット)やコミノ島のブルーラグーンなどの大自然の風景も、写真映えする絶景スポットとして大人気。また、ゴゾ島の海を見渡せるタルミクスタ洞窟は、特におすすめな絶景スポットの一つです。アクセスが少し大変ですが、何にも代えがたい光景は一見の価値あり。思わず息をのむような光景が眼下に広がります。ゴゾ島を訪れる際にはぜひ足を運んでみてくださいね。可愛い景色や美しい風景に囲まれて、思い出に残る写真がたくさん撮れるのも、女子旅にマルタを選ぶ理由の一つです。
施設名 | タルミクスタ洞窟 |
エリア | ゴゾ島 ラムラ湾近郊 |
住所 | 377Q+8RP, In-Nadur, マルタ |
営業時間 | 24時間営業 |
備考 | 大型バスでの乗り入れは不可。車を駐車した地点から現地までは舗装されていない道 |
理由その3 可愛らしい雑貨天国 マルタ

地中海らしい絵柄のお皿たち
マルタは雑貨好きの女子にとって、まさに宝探しができるような場所です。街中にはセンスのいいセレクトショップが点在していて、他にはないアイテムに出会えます。マルタでよく見かけるカラフルな出窓や凝ったデザインのドアノッカーも、ミニチュアサイズの置物やマグネットなどになって、いたるところで販売されています。小さな小さなマルタの街並みを日本に持ち帰るというのも良い思い出になりますよね。小さな市場や路面店をそぞろ歩きながら、自分だけのお気に入りを見つける時間は、心躍る女子旅ならではの楽しみと言えるでしょう。

世界に一つのマーブル模様 一点物のマルタガラス
マルタの雑貨を語るうえで外せないのは、職人によって生み出されるハンドクラフト品の数々。特にマルタ十字をモチーフにしたシルバーアクセサリーや、カラフルなガラス細工「マルタガラス」、伝統的なレース製品などが人気です。全て手作りのため一点物の魅力があり、お土産にもぴったり。Ta’ Qaliのハンドクラフトビレッジでは各工芸品の専門店が軒を連ね、工房見学やお皿の絵付けなどもできるため、雑貨を探しながらそこでしかできない体験をしたい方にはうってつけのスポットです。バレッタを起点として各地を結ぶ市内バスで訪れることができるので、じっくりと工芸品を吟味したい方はぜひ足を運んでみてください。あなた好みの工芸品との素敵な出会いがあるはずです!
施設名 | Ta’ Qali Artisan Village |
エリア | タ・カリ |
住所 | Ta Qali Crafts Village, Ta’ Qali, Malta |
TEL | +356 2226 4400 |
営業時間 | 月~金 09:00-16:00, 土日09:00-12:00 |
入場料 | 無料 |
アクセス | 市内からのバスで訪問可能 |
理由その4 変わり種 体験型の楽しみ方ができる

美しい海際にかわいらしい街が佇む ポパイビレッジ



有名観光地や街歩きでは物足りないという方にもマルタはピッタリ!ここでは少し変わった体験型の楽しみ方をご提案します。まず一つ目はあのポパイの世界観に浸ることができる「ポパイビレッジ」です。元々はポパイの実写映画用に作られたセットでしたが、その後も子供から大人まで楽しむことができるテーマパークとして残され、今も変わらずかわいらしい世界観を誇っています。園内はとてもコンパクトでありながら、細かく作りこまれた建物の数々や、街中で繰り広げられる参加型の劇など見どころは尽きません。あまりポパイに詳しくない方も大丈夫、目前に広がる透明な海や所せましと並ぶカラフルな建物が作り出すおとぎ話のような景観に心奪われることでしょう。

私もほうれん草で強くなる?!
よりアクティブ派な方には自然の中での様々なアクティビティがおすすめ。透明度抜群のブルーラグーンでのシュノーケリングや、ゴゾ島やディングリ・クリフでの美しい景色の中でのハイキングなどなど、海でも陸でもマルタの自然環境を活かした多様な種目が楽しめます。毎年開催されているマルタマラソンは、フルマラソンからウォーカソンまで自分なりのペースで参加できる各種コースが用意されているところも嬉しいポイント。ぜひこの機会に海外でのスポーツ参加にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。豊かな自然の中で体を動かせば、より開放的な気分に浸れること間違いなし!記憶に残る旅になりそうですね。
施設名 | POPEYE VILLAGE |
エリア | マルタ島北西部 メリーハ |
住所 | Triq Tal-Prajjet, Il-Mellieħa, Malta |
TEL | +356 2152 4782 |
営業時間 | 7~9月: 09:30 – 18:00 11~5月: 09:30-16:30 6月,10月:09:30 – 17:30 |
入場料 | 7~9月: 大人€ 25.00 / 子供 (3-12yrs) €16.00 11~5月: 大人 € 15.00 / 子供 (3-12yrs) €12.50 6月,10月:大人 € 18.00 / 子供 (3-12yrs) € 14.00 |
アクセス | |
公式サイト | https://popeyemalta.com/ |
理由その5 コンパクトで安全な環境

飛行機から国全体が見渡せるほど!
マルタは国土が東京23区の約半分と大変小さく、主要な観光地がコンパクトにまとまっているため短い旅行でも効率よく観光ができます。美しい街並みが魅力のスリーシティーズなども歩いて街から街へ移動できるなど、あまり体力に自信がなくても十分楽しめるのも嬉しいですね。もちろん、島内にはバスもたくさん通っているので、歩き疲れてしまったらローカルのお客さんに混じって地元のバスを体験しながら観光するのもおすすめですよ。少し足を延ばしてマルタ島からゴゾ島やコミノ島の観光に出かけるのもとてもお手軽で、なんとゴゾ島まではフェリーに乗って片道30分ほどで到着してしまうほど!あまり滞在時間に余裕がない方もマルタ島からのワンデートリップで十分楽しめるので、本島との違いや独自の風土を感じに訪れてみるのがおすすめです。

どこものんびりとした空気が流れるマルタ
海外というと何かと心配な治安面ですが、女性でも安心して夜の街を歩けるほど非常に安定しています。私も実際に、繁華街のスーパーマーケットへ夜歩いて出かけましたが、怖い思いはせず楽しくショッピングを満喫することができました。その治安の良さはヨーロッパ1とも言われており、初めての女子旅にも、リピーターさんにも自信を持っておすすめできる安全で快適な旅先です。また、マルタ語に並んで英語が公用語になっているため、コミュニケーションの心配が少ない点もより安心できるポイント。もちろん油断は禁物ですが、そこまで気を張りすぎることなく楽しめる海外は貴重なのではないでしょうか。

次の女子旅、行先はマルタで決まり!

イムディーナ城壁内への道
観光の王道であるグルメや世界遺産にも登録されている街の散策、ショッピングに自然の中でのアクティビティまで、たくさんの魅力に事欠かない地中海に浮かぶ島国マルタですが、今回ご紹介した5つのテーマは、そのたくさん詰まった魅力のほんの一部に過ぎません。古くは紀元前にまでさかのぼる奥深い歴史を持ち、アラブやヨーロッパなど周辺地域の影響を受けて生まれた独自の文化が息づくマルタは、数えきれないほどの見どころに溢れています。どんなに私がその魅力をお伝えしようとしても、到底そのすべてを語りつくすことはできません。「百聞は一見に如かず」と言うように、やはり実際に現地を訪れて体験し、肌で感じるのが一番!それだけ思い出にも残るでしょう。

ゴゾ島に位置する大城塞チタデル
ここまで女子旅という目線でマルタについてご紹介してきましたが、何か心惹かれるものはあったでしょうか。コンパクトにバラエティ豊かな魅力が詰まっているからこそ、それぞれにあった楽しみ方が見つかる場所マルタ。あなたも訪れればきっと思わぬ魅力に気が付いて自分らしい旅ができることでしょう。親子女子旅も、お友達との訪問も、そしてもちろん女子一人旅も…。日本から遠く離れた地中海の明るい島国に、今までにはない旅の思い出を作りに行きませんか。穏やかで美しい風土に魅了されること間違いなし!さあ、次の旅先はマルタで決まり、でどうでしょう?自信をもってお勧めします!


